食生活でピロリ撃退

ピロリ菌は、いつもの食生活で撃退しましょう。
粘液分泌をよくしながら、粘膜を丈夫にし、ピロリ菌撃退の食べものをいただきましょう。
Contents
 ・ピロリ菌撃退のたべもの
 ・粘膜を丈夫にしましょう

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ピロリ菌撃退のたべもの

夏場は不衛生なわき水や井戸水に注意しましょう。
ピロリ菌の感染経路の1つは、人の排泄(はいせつ)物の地下水汚染です。 この場合は水を介して感染することになりますので、
野外レジャーや海外旅行が増える夏場は、生水に注意しましょう。

次の食品にはピロリ菌を殺菌する効果があるとされていますが、 食べものなので、1日2回以上、毎日続けて摂っていることが大切といわれています。

◆ ピロリ菌撃退:ブロッコリー

ブロッコリーの新芽に胃がんの原因と注目されるヘリコバクター・ピロリ菌を殺菌して胃炎を抑える効果があることを、筑波大の谷中昭典講師らが報告している。
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=625758 HealthDay News 4月6日 (東京理科大学教授の谷中昭典博士らの研究)
  • ブロッコリーの新芽に含まれるスルフォラファンが有効成分の1つと考えられている
  • 1日70gのブロッコリー・スプラウトを8週間で、ピロリ菌の減少を確認

◆ ピロリ菌撃退:LG21乳酸菌

LG21乳酸菌のヨーグルトです。
LG21を含んだヨーグルトを1日2回、90gを食間に食べてもらうことを8週間続けた実験では、87%の人が予想を上回る改善率で、31名中3名はピロリ菌の完全除菌に成功しています。
(明治乳業)

◆ ピロリ菌撃退:梅肉エキス

梅に含まれるシリンガレシノールというリグナンの一種もピロリ菌の増殖抑制や胃粘膜への感染防御に有効であることが発見されている。ピロリ菌の活動を抑える効果。
(和歌山県立大学や近畿大学など)
  • 梅干しや梅肉エキスにある抗酸化物質の梅リグナンの一種。「梅干しを1日に1〜2個食べればピロリ菌の活動を抑える効果が期待できる」と宮沢三雄・近大教授。

◆ ピロリ菌撃退:カカオFFA

カカオFFAは、カカオ豆からココアとつくる製造過程でできるもので、カカオバターに含まれている遊離脂肪酸。これにピロリ菌を死滅させる作用があると、森永製菓と埼玉医大などの研究があります。
一般的なココアでも通常濃度で殺菌効果が得られるそうです。その正体は、不飽和脂肪酸の「オレイン酸」と「リノール酸」のようです。
また、この研究では緑茶、ウーロン茶、紅茶などにはピロリ菌の除菌効果はない、としている。
(森永製菓と埼玉医大など)

◆ ピロリ菌撃退:マヌカハニー

蜂蜜のマヌカハニー(ニュージーランド産)の殺菌成分UMFにピロリ菌の抑制効果。
マヌカハニーはニュージーランドに自生している野生植物で、原住民のマオリ人が薬草として活用されてきたもので、現在、当地では医薬品として認められています。

わさびの葉、シナモン、海藻類、クランベリー などにも抑制する作用があります。

* 海藻のめかぶのフコイダンが包み込み便として排出するといわれたり、ニンニク、ショウガ、納豆、プロポリスなども効果があるとする記事もあります。

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粘膜を丈夫にしましょう

内臓を冷やさないようにします。
まず、内臓を冷やさないことで血流をよくし、
粘液の分泌がよくなり粘膜を守ることができます。
特に夏は冷たいものの取りすぎに注意しましょう。

粘液は加齢や慢性胃炎で減少します。
さらに、体調や食生活などの影響も加わり、胃粘液の分泌機能も低下します。 粘液が少なくなる原因を整理すると、
ストレス、アルコール、薬剤、胃酸、ヘリコバクター・ピロリ菌、 加齢、体調、食生活、などとなります。

  粘液はグルクロン酸からつくられます(過去のページ)

粘膜を丈夫にしましょう。
粘膜を丈夫にするには、
ビタミンAを十分にしながらバランス良く食べましょう。
また、新陳代謝のために寝不足にならないようにします。


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