認知症阻止のロードマップ

50歳以上の糖尿病患者では、半数以上でアルツハイマー病の初期状態が見られたというのは広島大・鬼頭昭三博士。

50歳代後半から増えてくる認知機能低下は可逆的といわれ、何も対策を講じないと、次第に不可逆的な変化が進行して、最終的にアルツハイマー型の老年期認知症に移行することになるものと見られています。
健康に暮らすことは大きな願いですが、
加齢とともに認知力は落ちていくもの、生活に支障がではじめると認知症とされます。

血糖値は、全身ですすむ組織の老化と共に上昇してしまうもの。徐々に上がっていく血糖値は正常な加齢現象の1つとされている中、認知症の1つアルツハイマー病では、海馬の損傷が顕著にみられることが知られ、インスリンによって発症や進行を遅らせることができる可能性が報告されています。
認知力の低下は、血糖値の上昇が、学習および記憶に不可欠な「海馬」に影響を及ぼしていることが大きな原因になっています。

血糖値の管理を向上させるあらゆる手段が、
加齢による記憶力低下を改善する方法となる可能性が高いといわれています。誰にも、やがて訪れる加齢による認知症対策は、

インスリン感受性を高めておくと、

海馬のニューロンの損傷を避けられる、
加齢による記憶力低下を改善できる。

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◆海馬のニューロン損傷阻止はインスリン感受性を改善

..... 加齢では当然とされる血糖値の上昇を、抑制すること。

アミロイドβ由来拡散性リガンド(ADDL)の損傷からの保護に、インスリン抵抗性の改善が有効とする報告があり、アルツハイマー病を糖尿病の一種とする考え方へのエビデンスが数多くあります。

ここでは、インスリン感受性を高める血糖値管理の方法を整理、ポイントを挙げておきましょう。

1)インスリン感受性を高める

  • インスリン抵抗性の原因は脂肪細胞のアディポサイトカイン
    • 高脂肪の食事をしない
    • 運動をする
  • 薬剤を利用する方法 ..... インスリン抵抗性改善薬
  • 血流をよくすること
    • ストレスや疾患でなどによる血流悪化や気分の沈滞を避ける
    • 血液粘度を上げない、改善する(脂質を避け、抗酸化の食べもの)
  • 運動で身体の筋肉量を減らさない努力をする
    • 内蔵脂肪を減らし、筋肉をつけることは感受性を高める
    • 血液循環を良くしストレス解消にもよい

2)加齢で低下するすい臓の機能維持でインスリンを減らさない

加齢で自然減少するインスリン量を維持していくことも大切
  • すい臓・肝臓・腎臓・消化管の機能維持は特に大事
  • 心肺機能を維持して、酸素の取り込みと血液循環をよくすること
  • 偏食を避けタンパク質、ビタミン、ミネラルを十分にし、食事量を適切にする
  • 睡眠を十分にする
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◆抗老化:染色体損傷を守る

血糖値対策は、糖代謝のアンチエイジング(抗老化)と考えてもよいです。若いころからの対策が必要です。

健康体では、すい臓のβ細胞は10〜60歳代では数は一定で、70歳を過ぎると徐々にアポトーシス(細胞の自殺)が多くなるといわれます。糖尿病では年齢によらずアポトーシスでβ細胞が減少しているという見方があります。

脳でのアポトーシスが多くなると老年期認知症といわれる不可逆的な認知症で回復は望めません。全身の細胞にある染色体は守りたいですね。

  • 活性酸素を減らす
    ビタミンC,E,カロテン、SOD様食品や抗酸化の食べもの
  • 十分な栄養摂取で合成材料を不足させない
    脳に良いたべもの、特にEPA, DHAは抗酸化にも有利>
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参考:

海馬のニューロンの損傷とインスリン

海馬のニューロンをアミロイドβの損傷から保護するインスリンの働きについては、インスリンおよびロシグリタゾンが、脳の重要な記憶中枢である海馬から採取したニューロンを、アミロイドβ由来拡散性リガンド(ADDL)から保護することを明らかにする報告が米コロンビア大学メディカルセンター(ニューヨーク)にある。

ADDL:アミロイドβ由来拡散性リガンド

ADDLはアルツハイマー病に関与して いるタンパク質。
記憶を形成するシナプスを攻撃、阻害し、記憶低下を引き起こすことで知られる。
ロシグリタゾン:日本国内では未承認の2型糖尿病治療に用いられる抵抗性改善薬で、実験用いられた。


■ メタボリック・ドミノ対策に100%ゴーヤー成分だけの無添加食品 :
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自己消化をしてしまう膵臓の負担

膵炎(すい炎)は、自分で自分を消化してしまう。
膵性糖尿病は、自己消化でベータ細胞を失った糖尿病。
2型糖尿病の暮らしで、膵臓の消滅を懸念するのは考え過ぎか?

すい臓(膵臓)の働きを簡単に言うと、2つのことになります。
● 食べたものを消化する酵素を、合成・分泌する
● 血糖値を正常に保つ

消化酵素の合成と分泌
食べたものを消化するために、アミラーゼ、トリプシン、リパーゼなどの消化酵素を含んだ膵液(すい液)を合成、十二指腸へ分泌してタンパク質、炭水化物、脂肪の分解を助けながら、pH8.5のアルカリ性で胃で混ぜられた胃酸が中和されます。
血糖値調節ホルモンの合成と分泌
血液中のブドウ糖の量(血糖値)を調節するために、インスリンやグルカゴンなどのホルモンを血液中へ分泌しています。インスリンは血糖を下げる唯一のホルモンで、この働きが量的あるいは機能的に不足したものが糖尿病です。

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膵臓の負担

3大栄養素の中で脂質は特に消化吸収が悪く、〝脂っこい食事〟や〝おやつ〟は、膵液分泌を刺激し続けることになります。脂身の多い肉、脂肪分の多いアイスクリームやスナック菓子類などを頻繁に食べる人は注意が必要です。

すい臓(膵臓)機能に負荷をかけないようにするには、
消化の悪い食品を食べ過ぎないことです。
脂質以外にも次のような食べものは膵臓には負担になりますので、 摂りすぎに注意しましょう。

● 過食をしないこと。膵臓は消化酵素と血糖値を管理するホルモンの合成と分泌を行い、膵液自体が胃酸を中和する働きもしています。過食をしたり、空腹感がないようなメリハリのない食生活は膵臓を疲労させます。食べ過ぎず、いつも同じ時刻に、栄養バランスよく食べることで労ることができます。

塩分や塩分がもっている食欲増進効果、胃腸薬に含まれる炭酸水素ナトリウムなどは、胃酸を増やし消化酵素も多く必要になっていきます。濃い味付けや胃腸薬の多用は、膵臓を疲れさせています。

タンパク質特に脂質は膵臓を刺激し続けます。 タンパク質や脂肪など、消化に時間のかかる食品を十分に消化するために、消化ホルモンのコレシストキニンが膵臓を刺激して膵液の分泌を促進させます。 それでもタンパク質や脂質の分解には時間がかかるため、長時間にわたって膵臓を刺激し続けることになり、炭水化物に比べると膵液の分泌が多くなります。(脂肪は最も膵液の分泌量や濃度を上げます)

● 刺激物のカフェイン・炭酸飲料・香辛料などは胃液を多くするため、結果的に膵液の分泌を促進します。食品としては、コーヒー、炭酸系の飲み物、こしょう、わさび、カレー、酸っぱいもの、など。適量に心掛けましょう。

●タバコに含まれるニコチンが胃酸の分泌を増やすのですが、このことは胃酸の中和に使われる膵液の分泌を促進しています。

●多すぎるアセトアルデヒド、飲酒で赤ら顔の人は膵臓癌リスクが1.5倍という報告があります。日本人の約4割はアルコール分解に弱いこの遺伝子型。膵臓がんは50〜70歳の男性に多くみられ、全体の9割は、外分泌(消化液の分泌管)に関連した細胞にでき、特に膵液が運ばれる膵管に発生します。

●精米は栄養革命だった?、脂質の増加が追い打ちをかけている。
精米された白米を一般に食べるようになったのは戦後で、白米の歴史は浅い。雑穀や芋類が多かった食事は消化に時間がかかるため、インスリンの分泌はゆっくりしたもので十分でした。雑穀で生きてきた日本人のインスリン合成能力は弱く、消化の良い白米が主食になったことや、その食べ過ぎは、インスリンが不足しやすい原因の1つになっています。

消化液とは:

消化腺から消化管内に分泌され消化作用に関与する液体のこと。消化酵素を含む唾液・胃液・膵液・腸液と、消化酵素を含まないが脂肪の消化を助ける胆汁があります。

食べものは、唾液・胃液・膵液にある消化酵素でペプチドまで分解され、腸液に含まれる消化酵素により、ブドウ糖や脂肪酸、アミノ酸などの最小単位に消化・分解されます。

食べ物の消化時間は栄養素によって異なります。また、熱いもの、固いものなど食べ物の性質や、怒りやストレスなどの. 感情によっても消化時間が長くなることがあります。


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男のダイエット

 ・スタイルがよくなりたい
 ・かわいい服が着たい
 ・彼氏がほしい
 ・健康でいたい
女性がダイエットを始めるきっかけは、
他人から、同性からの視線を気にしてのことが多い。
男が要求していることの裏返し、
彼女たちが理想にするスタイルへの憧れもあるだろう。中には気にしすぎて痩せすぎ、健康被害を指摘され不妊の原因とまでされている。

男がダイエットを始めるきっかけは、
人生の危機、生命の危険を知ったときの、 「このままでは病気になる」「○○病です」という先生の一言だろう。
あるいは、友人が抱えたトラブルを見てのことかもしれない。 無駄な抵抗をしないことも男の特徴? ..... これは性格か。

これまで、男には肥満を許す視線があったと思う。
男の評価は経済力や人間性とされ、世間での陰口は別としても、社会で「姿態」を問われることはなかった。
しかし、健康と肥満の関係が医学的に解明されると、体重の自己管理能力と会社組織での管理能力がむすびつけられ、肥満していることが「管理能力」の低さを現すことになり、30年ほどになるだろうか。

最近は、細身の男性が多くなってきたようにみえるが、ここで、男として考えておくことが1つある。
  医学的に健康とされる「健康体重」だけを考えていると、
  筋肉が少ない貧相な体になりやすいということ。
こうなると、あったはずの「活力」の落差までも感じてしまうということ。

男の美容とは、そう、
  「男らしい体」「男らしい表情」でいることだろう。
永くそうありたいと願うこと。
この視点が欠けてくると、体は筋肉が少ない貧相なものになりやすい。

男のダイエット:
 ダイエットに筋肉増強はない、
 男は、これにエクササイズを加えて筋肉増強をする。
効率よく余計な脂肪をなくし、筋肉質に置き換えていく。
これが男の正しいダイエット。
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多くの女性は、
常にダイエットを意識し、常にその方法や情報を探し、様々な方法を試す。 簡単に即効性のある方法にも手をだす。
男はダイエットに無頓着、なかなか動がないけれど、
いざ始めると、まじめにコツコツとダイエットに取り組む人が多い。

「服に入れる」発想

女性のように「このサイズに体を押し込む」努力。
男の場合、そこまでして着たい服はないとも言えることですが、 同性との戦いに勝利することも描いているようで、サイズにこだわる努力が良い。
オシャレにすることが、健康への気づきを産み、
そうなると、どんどんカッコよくなる。

女性のダイエットをまねると筋肉がなくなる

血液中のブドウ糖、
筋肉中や肝臓のグリコーゲン、
内臓脂肪 → 皮下脂肪、
これは軽い運動をするときに脂肪が消費されていく順序ですが、 皮下脂肪まで進むには20分程度かかるといわれます。
(最近の研究では5分でもよいから、身体活動を積み重ねると良いとする研究もある)

しかし、筋肉を増やすには負荷をかけ、栄養補給しなければならず、 軽い運動ではカロリー消費にはなっても、筋肉をつけることはできません。

過食を戒め、摂取カロリーを絞る女性のダイエットは、筋肉維持や筋肉づくりができるものではなくカロリーカットをするもの。実際、ダイエットだけで体格が良くなった人を見たことはないですね。
女性の場合は皮下脂肪を狙っているわけですが、男には少ない脂肪なので、同じ事をしていると筋肉を失っていきます。

これには、素人でも安心してできる水泳です。全身を使う水泳は、とくに呼吸器と上半身の筋肉をバランス良く鍛えることができ、有酸素運動の中でもカロリーが消費量がもっとも多くなるスポーツです。
体重を確認しながらプロテインを利用することで、簡単にカロリーコントロールができます。

一般に女性が行うダイエットを男が同じようにやってしまうと、 筋肉を少なくしてしままいます。活力をなくすこともあります。

病気の治療において、
筋肉と活力も恢復させるなんて、計画には含まれません。 これで落ちてしまう「筋肉」と「活力」を取り戻すプログラムを、体と相談しながら考えなければなりません。
男のダイエットは、筋肉を取り返したときがゴールです。


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脳疲れの慢性疲労症候群(CFS)

休んでも、眠っても疲れが取れず、体がだるい、やる気が起こらないなどの症状が長く続く場合は「慢性疲労症候群」の病的な疲れが心配になります。
30〜40歳代の女性に多くなる精神的な疲れで、脳が疲れているようです。

CFSは、日常生活が送れないほどの重度の疲労感が長期間続く状態をいいます。身体的、精神的原因ともに解明されていません。 病的な疲労感は休養しても全く改善せず、風邪が長引いたような症状が続いたり、ひどい疲労感で日常生活が出来なくなったりします。

日本では、約38万人がCFSを罹患していると推定され、CFSは、疲労が蓄積された慢性疲労とは別のもので、神経・内分泌・免疫系統の機能不全の一群と見られていており、呼称が紛らわしいことから、慢性疲労免疫不全症候群の呼称を患者団体から提案されています。

慢性疲労症候群は1980年代後半に初めて認められ、当初は “ヤッピーインフルエンザ(yuppie flu)”と呼ばれていたものです。原因が不明であり、うつ病など他の疾患を除外することによってしか診断できないことから、医学界の一部では、独立した疾患とは みなしていません。

症状

CFSは男性の3倍と女性に多くなる疾患で、長期の疲労感、睡眠障害、記憶力や集中力での障害、疼痛などの症状が集合的にみられ、多発性硬化症と同程度の障害を来すこともあります。 長期間の疲労感の他に次の症状を合併することがあるます。
  • 微熱 ・咽頭痛 ・頸部あるいはリンパ節の腫張・原因不明の筋力低下
  • 羞明 ・思考力の低下・関節障害 ・睡眠障害
重傷の場合には、身の回りのことが何も出来ず、日常生活においても介助が必要で、1日中就床を必要とする場合もあります。
厚生労働省の診断基準では、最低要件として「他の病気によるもので無い事」「6ヶ月以上にわたる症状の持続」とされています。

原因

原因は特定されていません。最近の研究では、ウイルス性感染は症状が現れるのを早めることはあり得るものの、慢性疲労症候群の原因ではないとする見方が強く、神経・内分泌・免疫系統の機能不全の一群と考えられています。

診断

慢性疲労症候群を確定できる検査法はなく、甲状腺疾患、精神病、アルコール依存症など、同様の症状が現れる病気を除外するために検査・診断をする必要があります。慢性疲労症候群診断が下せるのは、薬の副作用も含め、この疲労感を説明できる明らかな原因が見つからなかった場合に限られます。

治療

CFCの病因が特定できない、さらに病態生理も明らかになっていないため、治療は、症状の軽減を目的としたものとなり、発病前の機能や健康レベルに回復することが目標になります。 CDCによれば、米国での治療は次に示す項目を組み合わせて行われているとしています。運動療法・教育・非ステロイド系抗炎症剤・低用量三環系抗うつ剤・抗不安剤・興奮剤・抗菌剤・抗アレルギー治療・抗低血圧/抗頻脈性不整脈治療など、これ意外に試験的に実施されるものもあります。

受診

現状、うつ病などの他の疾患に誤診されているケースも多いと見られており、神経・内分泌・免疫などの一群を総合して理解している専門医がいる医療機関を選びたいものです。CFSは神経・精神に関係する薬剤に敏感になっているため投薬の副作用も出やすいので、関連する診療科を別々に受診し続けないことです。

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下記はHealthDayで取り上げられた報告の一部です。

レトロウイルスが慢性疲労症候群の原因の可能性
慢性疲労症候群(CFS)患者の約3分の2がXMRVと呼ばれるレトロウイルスに感染していたことが、報告されている。(2009年10月 米クリーブランド・クリニックラーナー研究所) 「今回の研究は、XMRVが慢性疲労症候群の原因であることを証明するものではないが、原因の有力な候補である可能性を示唆している。XMRVが原因であ ることが証明できれば、疾患の診断、対処、予防は大きく前進する。このウイルスの複製を予防できる抗レトロウイルス薬が存在する可能性がある」
..... XMRVやHIVなどのレトロウイルスは、DNAではなくRNAからなるゲノムを有している。ウイルスが細胞に感染した際に、RNAがDNA内に転写され、宿主DNA内に組み込まれる。 .....

幼児期の心的外傷が慢性疲労症候群に関連
幼児期に性的、身体的、精神的虐待により心的外傷(トラウマ)を受けると、成人後に慢性疲労症候群(CFS)を発症しやすくなるこという報告がある。CFS患者の約60%が幼児期にひどい虐待を受けており、このような患者にはストレスに対する反応の低下もみられるという。 (2009年1月 米国疾病管理予防センター(CDC))

体内時計の変化が病的疲労をもたらす
さまざまな疾患でみられる病的疲労は、疾患に関連する生化学的変化によって体内時計が乱れるために生じるこという報告がスイス、チューリッヒ大学病院のThomas Birchler氏らによって報告されている。
ほとんどの急性および慢性の感染症、ならびに関節リウマチ(RA)や多発性硬化症(MS)、クローン病などの自己免疫疾患における炎症反応で、炎症性サイトカインである腫瘍壊死因子(TNF)-α(アルファ)の活性化がみられることに着目。
TNF-αには、感染の病原体を排除する働きがあることが知られているが、今回の研究の結果、それだけでなく、時計遺伝子の発現を妨げることが示された。 つまり、TNF-αは、身体の正常な睡眠覚醒リズム(生物学的時計)を逆転させる遺伝子に作用し、概日(circadian)時計が支配する覚醒と疲労の日内周期を乱す。


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皮下脂肪が血糖調節 ?、体脂肪のつき方

体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。
10〜20代のころは主に皮下脂肪、
30代以降は主に内臓脂肪が付きやすくなります。

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体脂肪の特徴

  • 体脂肪のコントロールには脂肪細胞から分泌されるレプチンが大きく関与しています。この量の増減により体はその生理機能を調整します。
  • 皮下脂肪は、溜まりにくいけど一度溜め込むと減らしにくい。
    内臓脂肪は、溜まりやすく分解されやすい。
    運動するとノルアドレナリンが放出れらますが、脂肪細胞の表面にあるレセターと結合すると脂肪分解がはじまるのですが、このレセプターは皮下脂肪よりも内蔵脂肪に3倍多く存在しているため、内臓脂肪は落としやすく、皮下脂肪は落としにくいのです。(β3アドレナリン受容体)
  • 体脂肪が落ちる順番は ..... 内臓脂肪 → 上半身脂肪 → 下半身脂肪
  • 体脂肪は脂肪をためるだけでなく、脂肪細胞が肥大していくと、この細胞から様々なアディポサイトカイン(ホルモンの一種)が分泌されるようになり、これが生活習慣病の大きな原因の1つになっています。
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皮下脂肪の特徴

  • 皮下脂肪は、皮膚の内側の真皮の下にたまる脂肪で、女性につきやすい脂肪です。皮下脂肪細胞は沢山のカロリーを吸収すると主に細胞の数を増やして体脂肪を蓄えていきます。
  • 皮下脂肪からはレプチンが分泌され、脂肪の増減や食欲抑制などに関係、また女性では、思春期の開始サインとなり皮下脂肪の蓄積が増加します。
  • 皮下脂肪は、普段あまり動かさない部分につきやすくなります。 女性は性ホルモンの関係からお腹やお尻から体脂肪が付いていく傾向があります。女性はお尻の下側、お尻の上両サイド、ウエスト、お腹、おへそ、バストや太ももの内側、上半身の背中や二の腕、肩周り、首の後ろと順番に上がっていきます。(男性の肥満は内臓肥満が始まりで、このため上半身から脂肪が付いていきます)
  • 皮下脂肪が血糖値の調節に貢献?
    皮下脂肪が生活習慣病から守る働きのあることを示すマウス実験ですが、 マウスの皮下脂肪を別のマウスに移植すると、移植されたマウスでは代謝が良くなり体重、脂肪量、血糖値の減少がみられたという報告がハーバード大学医学部からされています。(注意:肥満していない健康体のマウスです)
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内臓脂肪の特徴

  • 内蔵脂肪は、胃や肝臓、腸などの内蔵の周りに付く脂肪で、男性に多い脂肪です。普通、内臓脂肪というときには腸の腸間膜につく脂肪を指すことが多く、これは腸間膜が一番つきやすい部位だからでしょう。
    内臓肥満は、主に脂肪細胞そのものが肥大して脂肪を蓄えてい、その次に細胞の数が増えていきます。
  • 内臓脂肪は、腸を固定している「腸間膜」という膜にたまっています。この腸間膜は、腸から肝臓にもつながっていて、無数の血管が通っているのです。内臓脂肪は、その血管の周囲にもたまります。
  • 脂肪がたまり肥大した脂肪細胞では、様々なホルモン様物質が分泌されるようになり、炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持っていることが分かり、生活習慣病の原因を作っていると考えられています。
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体脂肪は、食事制限だけで減らす事は出来ません。

運動を行わずに食事制限だけ行うと・・・・・・・
① 最初に水分が減ります
② 次に筋肉、骨などの体組織が減っていきます。
  一番減らしたい体脂肪はなかなか減りません。

筋肉が落ちると基礎代謝が下がりさらに体脂肪が落ちにくくなります。 体脂肪を減らすには運動が必要です。


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レプチンに気づかれると失敗するダイエット

脂肪細胞から分泌されるホルモンであるレプチンは、エネルギーの消費を増大させて食欲や脂肪の蓄積を抑える働きがあります。
レプチンには甘味抑制効果があり、血中のレプチン濃度が低下すると甘く感じなくなり、濃度が低下すると甘さを強く感じるようになるとこが、最近の研究で分かってきました。

このためダイエットに失敗する原因の一つとして、体脂肪が減少するのに伴いレプチン濃度が低下するのが、反対に甘味に対する感受性は上昇し、食べ物を美味しく感じてしまうことがあるそうです。
このようにことから、味覚を正常に保つことは全身の健康の維持に不可欠と言えます。
(参考:鶴見大学歯学部附属病院、院病院長、斉藤一郎)

味覚

味覚では、口に存在する8000個ほどある味蕾(みらい)という味細胞の受容器を介して、味の情報が大脳へ伝達されます。この経路に障害が起こると味覚障害が生じるのですが、味蕾は28日前後で死滅し、新陳代謝を繰り替えします。

この時の新陳代謝の役割を担っている代表の栄養素は亜鉛です。成人で一日15mgも必要なのですが、加工食品、インスタント類が多い生活では不足しているようです。

味覚障害のはじまりは味覚の鈍感化、薄味が理解できず、濃い味でなければ味覚を満座させられなくなっていきます。
例えば、焼きそばに大量のソースやマヨネーズを使わないと満足できないようになり、このような食習慣を続けることで、味覚障害以外にも、高血圧、高脂血症、高カロリー、高脂肪など循環器系の病気、さまざまなことと関連しています。

亜鉛が不足すると必ず味覚障害が現れるわけではありませんが、味蕾の新陳代謝が約1ヶ月と早いので、軽めの症状として「薄味に鈍感」になりやすいのでしょう。

ゆっくりダイエットと味覚

鈍感になったしまった味蕾は、取り戻すことができます。
私はおよそ半年間、外食やコンビニ弁当、カップラーメンなどを全く食べないようにした時期があり、その後、コンビニの「カルビ焼き肉弁当」を買ったのですが、ソースが塩辛く、本当に舌が痺れるのです。
味覚を取り戻したと同時に減量も成功、極端なリバウンドもありません。薄味になってビックリするのは、自然の味でも食べられるようになったことです。

生活習慣や食習慣にからんだ味覚障害は、生活習慣病での1つの病態とも言えるでしょう。「味覚を守る」ということは、生活習慣病から自身を守ることにもなります。

レプチンが少なくなると「甘み」が欲しくなる。そうだと思います。
こんなときは、体重を戻しておいて、
今度は、レプチンに気づかれないよに「ゆっくり」ゆっくり減量してはどうでしょう。
ゆっくりダイエットと、徐々にソース類を使わない食事にしていくと、うまくいきます。



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脳疲れのサイン

いつまでたってもやる気が起きない、
こんなときに脳が疲れていることを伝えるために出すサインがあり、 代表的な5つをあげると .....
 ● 気分が激しく変化する
 ● 集中力がない
 ● 決断できない
 ● トゲのある発言をする
 ● 行動がだらしなくなる
いずれも「最近、ちょっと変わった?」 とまで周りの人に指摘されるようになったら、 要注意の兆候であることに間違はいない。

主に会話をするときに相手の気持ちを読み取るコミュニケーション能力を司る「前頭眼窩野」(ぜんとうがんかや)があり、ここがが疲れたと感じると、「疲れを取れ」という指示でるようになります。

携帯電話やインターネットでのメールでの会話が多く、人の顔を見合わせた会話、コミュニケーションは苦手という若者が直ぐ「疲れた」というのは、前頭眼窩野の訓練不足といわれています。

前頭眼窩野は、人が人の顔を見合わせて、生の声で会話し、コミュニケーションをすることで鍛えられるといい、また、衰えが早く、20歳代半ば頃からはじまるらしい。

休んでも、眠っても疲れが取れず、体がだるい、やる気が起こらないなどの症状が長く続く場合は「慢性疲労症候群」が疑われる。 30〜40歳代に多くなる精神的な疲れで、脳が疲れているのである。

身体的な疲れは寝ると治るが、慢性的な脳の疲れは、精神的な疲労感として残り、辛い症状に進展することもある。
定期的な運動、規則正しい生活、暴飲暴食を控え、音楽や読書など趣味を持ち、休日はぐったりしているのでなく、趣味やスポーツ、心の癒しなどリラックスな状態にすることで、身体も脳も健康になる。

脳も身体も、健康で居る方法は同じなのです。
ことに、精神的疲労に強くなるには、好きな人や子供と顔と顔を合わせるコミュニケーションが良いようです。

前頭眼窩野(ぜんとうがんかや):
目のすぐ奥にあり、主に会話をするときに相手の気持ちを読み取るコミュニケーション能力を司る場所です。人とのコミュニケーションが少なくなると前頭眼眼窩野が衰えてきます。 人は身体に疲れが溜まると前頭眼眼窩野が「疲れを取れ」という指示を出し、年をとると疲れがとれにくいのは、前頭眼眼窩野が衰えてくるからです。


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糖尿病のエクササイズは眼底検査で決める

高齢者とは違い、若い糖尿病人のエクササイズは、
 ・血糖値を上げすぎない強度
 ・筋量を増やす、または長期に維持する
これを狙いたい。さらに、合併症が心配されるときは、
 ・血圧上昇への注意
を忘れてはいけない。

高負荷のウエイトトレーニングなどの激しいエクササイズでは急激に血糖値が上昇しますが、これに応じて血中のインスリンが増えることは期待できません。
また、血圧上昇が毛細血管でのダメージを増幅させます。

食事のとき、血糖値を急上昇させない食事方法が求められるのですが、
エクササイズでは、急激な動きをしない続けないこと。
糖尿病では、ブドウ糖取り込みのスピードが遅いので高血糖状態が続いてしまうことになります。

さらに、エクササイズ中の血圧は140以下を目安に上げないことです。 健康体での心拍数や血圧については目安がありますが、糖尿病への適応には問題があるかもしれません。「個々人で病態は違う」ことを前提に、毛細血管を直接見ることができる眼底写真で眼科医や専門医と相談しましょう。
※ 糖尿病で危惧されることの1つは血圧上昇による眼底出血です。

あくまでも、糖尿病は低強度の運動をすることが原則になっています。 しかし、ここは人生の折り返し点、
高齢者と同じ対処では辛いものを感じます。
※ 血糖値250以上・尿ケトン体陽性・尿蛋白陽性・増殖性網膜症では運動してはいけません。

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エクササイズ中では、
筋肉はインスリンを使わずにブドウ糖取り込みができる

糖尿病で肥満状態が解消されている場合は、
インスリンの働きで筋肉にブドウ糖を取り込ませることができます。

さらにエクササイズをすると、
これとは別に筋肉細胞でグルコース・トランスポーター 4 (GLUT 4)が活発になり、この働きでブドウ糖を取り込むことができます。
筋肉量を少しずつでも増やしていくことで、ブドウ糖の消費量を上げることができます。

ウォーキングなどの低強度な運動においてもGULT 4 は働いていて、糖尿病は改善されていきます。
しかしこの運動では、筋肉量の維持にはなりますがアップする効果はありません。ウォーキングなどの低強度な運動は、筋肉を使ってのカロリー消費がおもな目的になります。

アメを食べながらエクササイズする、
血圧上昇に注意する

筋肉をつけたい。しかし、強度の高い運動は、血糖値の上昇や血圧上昇の懸念もあり、禁止されていることが多いものです。

1型糖尿病ではエクササイズ中の血糖値管理を厳しくして傾向を把握しておき、低血糖への対応を考えておくことが必須です。エクササイズを始めた当初は血糖チェックで様子を見守ることが大切です。

心拍数(脈拍)の目安:
20才代 126−130(50%強度運動時、1分間の心拍数)
30才代 121−125
40才代 116−120
50才代 111−125
60才代 106−110
※ 運動は空腹時や食直後を避け、食後1−2時間に行う
※ 運動を始めた当初は、10分程度から始めること

老化というだけで筋肉は自然減少している

30代でも糖尿病を発症してしまう現代では、筋肉量を維持していく、落ちた筋肉を取り戻す努力が必要です。
糖尿病といっても、その段階や実際の病態は様々です。若い人の糖尿病は、エクササイズ可能な範囲を探ることが糖尿病脱出のショートカットです。
専門医と相談しながら筋肉量アップを考えましょう。


■ 食事では足りない栄養素を100%ゴーヤー成分の無添加食品で :
  カプセルで苦くない蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ 糖尿病の基本用語集 :
  血糖値マメ辞典
■ 血糖値を下げるものはどれ? :
  血糖値を下げる、栄養成分・食べ物
■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
  ホントナノ

ビタミンD、最近の研究報告(3)

ビタミンDは主に魚介・キノコ類に多く含まれ、カルシウム代謝に重要な働きをもつ。皮膚には生理活性のないプロビタミンDが存在し、紫外線を浴びることに よって活性型ビタミンDに変換される。ビタミンDは「サンシャイン・ビタミン」と呼ばれている。
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ビタミンDレベルを増大させる最も有効な方法は皮膚の日光への曝露である
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◆ ビタミンD 活動的な若い女性の疲労骨折が減少

女性が短期間でもカルシウムとビタミンDを補強すると、圧力骨折のリスクが大きく減少するという米国海軍の研究。
骨は同じ形をしていても、毎日少量の古い細胞が新しい骨細胞に置き換えられ、新陳代謝を繰り返しいる。強い骨や歯を維持するにはカルシウムが必要であるが、体内では合成されず、皮膚や汗、尿などから排泄されるため、食事による摂取が必要である。十分にカルシウムが補給されない場合は、骨から徐々にカルシ ウムが溶け出し、骨粗しょう症の原因にもなる。
米国海軍で8週間の基礎トレーニングを行っている5,200人以上の17-35歳の女性新兵を対象に、毎日カルシウム2,000mgとビタミンD 800 IU(国際基準)、期間は8週間。「カルシウムとビタミンDサプリメント摂取で、8週間の短期間に統計学的な有意差が出るほどの効果が現れたことは驚き」という。

◆ ビタミンDとゲニステイン、カルシウム

大豆製品由来の植物性エストロゲンであるゲニステイン(genistein)が骨塩量を増加させることが、閉経後の高齢イタリア人女性を対象とした研究で明らかにされている。
..... 米ハーバード大学(ボストン)公衆衛生学部は、乳癌や子宮癌に関連する安全性の問題面で、ゲニステインはさらなる研究が必要だと警告している。

◆ ビタミンDと骨粗鬆(しょう)症

骨粗鬆(しょう)症は、骨密度が低下し、骨梁(りょう)が薄くなることで発症する。加齢による発症が多いが、新しい骨の生成不足や、体による再吸収が過剰な場合にも発症する。
骨粗鬆症治療は通常、骨折やそれ以上の骨の損失を避けることと、痛みや不快症状を和らげることに向けられる。米国立医学図書館(NLM)によると、一般的な治療法として下記のものが挙げられる。
  • ビスホスフォネート、ラロキシフェン、カルシトニンなど処方薬による治療。
  • カルシウムやビタミンD サプリメント(栄養補助食品)の補充。
  • 体重負荷、抵抗、バランスなどの定期的な運動。ウォーキング、エアロバイク運動、その他、転倒リスクが最小限で負担の少ない運動が勧められる。
  • 禁酒と禁煙。
  • 低脂肪乳、ヨーグルトやチーズなど乳製品、サケ、イワシ、豆腐、また、ホウレンソウなどの葉野菜が豊富な食事をとる。

◆ 果物や野菜は骨を強化する 食事にアルカリを取り入れる

専門家によると、タンパク質や穀物類を多量に摂取すると、体内で余分な酸が生成され、カルシウムの排出が増加するために骨が弱くなるという。しかし、ピルの服用や果物や野菜を多量に摂取することで、アルカリ値が上昇し骨が強くなる .....
..... 普通の食事をしている高齢者の多くは、体内に酸を蓄積している。ヒトは加齢に伴い酸の排出能力が弱まるため、骨吸収は酸性値の上昇を和らげるために体が行う反応の一つだと言える。


◆ ビタミンDとうつ病と骨密度低下

閉経前のうつ病に悩む女性は、同年齢のうつ病のない女性に比べて骨密度の低いことが、米国の研究で明らかになった。
骨密度を維持するにはカルシウム、ビタミンDや他のミネラルの適量摂取と同時に、甲状腺ホルモン、成長ホルモン、カルシトニン、性ホルモンなどのホルモン産生も必要である。
以前の研究で、閉経女性でうつ病が骨密度低下の一因になる可能性が報告されており、今回の報告と合わせて年齢に関わらず、うつ病の骨密度に対する悪影響が示されたことになる。(2007年12月)


■ 血糖値の不安 :
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ビタミンD、最近の研究報告(2)

ビタミンDは主に魚介・キノコ類に多く含まれ、カルシウム代謝に重要な働きをもつ。皮膚には生理活性のないプロビタミンDが存在し、紫外線を浴びることに よって活性型ビタミンDに変換される。ビタミンDは「サンシャイン・ビタミン」と呼ばれている。
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ビタミンDレベルを増大させる最も有効な方法は皮膚の日光への曝露である
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◆ ビタミンDとオメガ-3脂肪酸で1型糖尿病発症リスク低減

オメガ-3脂肪酸は、魚類やナッツ、またキャノーラやオリーブといった植物油に含まれる不飽和脂肪酸の1種。抗炎症作用を持ち、心血管イベントのリスクを減らすと考えられている。
→ ノルウェーで行われた研究で、オメガ-3脂肪酸とビタミンDが豊富なタラの肝油を日常的に摂取していた児では、1型糖尿病の発症リスクが少ないこ とが報告されている。
→ オメガ-3脂肪酸とビタミンDのどちらがリスク低減に関連しているのかについては「オメガ-3脂肪酸には、単に1型糖尿病発症を遅らせるだけでなく、膵β細胞の機能をより長く、良好に保たせる働きがあるのかもしれない」
また、糖尿病予防のためにより多量のオメガ-3脂肪酸摂取の推奨は時期尚早としている。

◆ 膵ベータ(β)細胞に活性型ビタミンDの受容体

膵ベータ(β)細胞と免疫細胞が活性型ビタミンDの受容体を保持しているという事実は、ビタミンDと1型糖尿病の関連を示す証拠といわれている。
○ 北欧フィンランドの小児では南米ベネズエラの子どもに比べ、1型糖尿病の発症率は400倍高いことの指摘がある。
→ 追加的にビタミンDサプリメントを摂取していた幼児では、そうでない幼児に比べ、1型糖尿病の発症率が30%低いことが確認された。(英国のメタ解析研究)

◆ 1型糖尿病の小児と青年の約75%はビタミンD不足

ビタミンDの欠乏は、特に1型糖尿病患者では将来的に骨障害をもたらす。
1型糖尿病の小児および青年(adolescent)の約75%はビタミンD不足の状態にある、という報告を米ジョスリン糖尿病センター(ボストン)がしている。


◆ ビタミンD3とクルクミンがアルツハイマーに効く?

ビタミンD3をクルクミンと呼ばれるスパイスに含まれる物質と併用することにより、脳のアミロイドβを除去する免疫システムが促進される可能性があるという報告を、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校がしている。


◆ ビタミンDと高血圧

血中のビタミンD濃度が低い若齢女性は、15年後に高血圧になるリスクが3倍であるとする報告を、米ミシガン大学(アナーバー)公衆衛生学部がしている。
研究は。1993年に22〜44歳、平均年齢38歳の559人の女性を対象にビタミンD欠乏を調べたもの。
..... さて、カルシウムとの関係は? どうでしょう?
ビタミンDは腸でカルシウム吸収を助けています。カルシウム不足による「カルシウムパラドックス」のこともありますね。
いずれにせよ心血管疾患とっては、ビタミンD不足も関係するということ。


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ビタミンD、最近の研究報告(1)

ビタミンDは主に魚介・キノコ類に多く含まれ、カルシウム代謝に重要な働きをもつ。皮膚には生理活性のないプロビタミンDが存在し、紫外線を浴びることに よって活性型ビタミンDに変換される。ビタミンDは「サンシャイン・ビタミン」と呼ばれている。
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ビタミンDレベルを増大させる最も有効な方法は皮膚の日光への曝露である
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◆ ビタミンDと癌

ビタミンDとがんの関係を示唆する研究は多く、ビタミンDが細胞分裂に関係する遺伝子の発現を制御することが分 かっている。
日照時間の少ない地域では、多い地域に比べ血中ビタミンD値が低 く、乳がん、前立腺がん、大腸がんなどの発症率、死亡率が高いことが知られている。

◆ ビタミンDと乳ガン

研究開始前10年間に癌に罹患していない閉経後の女性1,179人を対象に、カルシウム(サプリメント)1日1,400~1,500mg摂取群、カルシウム+ビタミンD 1日1,100IU(国際単位)併用摂取群、プラセボ摂取群の3群。
4年後、カルシウム+ビタミンD 併用群はプラセボ群に比べ癌の発症リスクが60%低く、カルシウム単独群では47%低かった。また、研究開始時に未診断の癌患者が含まれていたことを考慮 して初年のデータを削除し、3年間での結果をみると、併用群の罹患リスクはプラセボ群に比べ77%低くなり、カルシウム単独群では変化はなかった。試験期 間中に50人が皮膚以外の癌に罹患、乳癌が最も多く、肺癌や大腸癌もみられた。 (米Creightonクレイトン大学(ネブラスカ州))

◆ ビタミンDと乳ガン、大腸ガン

一定量のビタミンDの摂取により、乳がんの約半数と大腸(結腸直腸)がんの約3分の2が予防できる可能性。乳がんリスクを50%減少するビタミンDの血中レベルにするには、ビタミンDを毎日2,000IU(国際基準)摂り、天気の良い日には10-15分の日光浴が必要と研究者は述べている。

◆ ビタミンD、オメガ-3脂肪酸と腎癌(がん)

サケやイワシなど脂肪分に富んだ魚に多く含まれ、心臓に良いとされるオメガ-3脂肪酸には、腎癌(がん)の予防効果もあることが、スウェーデンの研究で明 らかにされている。これは女性6万人を対象に15年間にわたって追跡したもの。
過去の動物研究でも、オメガ-3脂肪酸とビタミンDを豊富に含む魚に癌予防効果を示すデータは得られていた。



■ 不安な血糖値を安定させる 薬用ニガウリ :
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■ 血糖値の測定器 :
  自己血糖測定器 基本機能比較
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忍び寄る「コレステロール胆石」

胆汁は肝臓の肝細胞で造られるステロイド物質で、
寿命を迎えた赤血球の分解物やコレステロールなどからつくられる胆汁酸と、肝臓がおこなう解毒などでできた廃棄物が混ざったものです。

胆汁が無いと、食事で食べた脂肪を消化吸収することができなくなります。
さらに、肝臓でできた廃棄物を捨てることができなくなります。

胆汁は、脂肪の消化吸収、脂溶性のビタミンなどの吸収、肝臓や血液中にあった老廃物の廃棄に働いているのですが、困ったこともあります。

大腸でウエルシュ菌(悪玉菌)により胆汁が変性されることもあります。これは、大腸ガンの大きな原因ともいわれています。
そして、この変性された胆汁は再吸収されて、血液で全身に回ることもあります。

それから、よく知られているのは、胆石ですね。
胆汁を溜めている胆のうと十二指腸をつなぐ胆管や胆のうで胆汁が固まってしまい、サイズが大きいと詰まらせることがあります。
こうなると、肝臓の解毒作用は完結できなくなります。

胆石は、肝臓でできる老廃物がコレステロールなどの脂質と固まったもの。サイズの大小はありますが、誰もが抱えていて、
戦後のころと比べ現代は、脂肪の摂取量が2.5〜3倍になり、 胆石の保有者も戦前の5倍にも増えているとか。
大きくなって詰まるよりも、小さいときに知らぬ間に出でもらいたい。

石ができないのが良いですが、ムリ。
朝食を摂らない生活を長く続けたり、アルコールの飲み過ぎ、疲労、糖尿病や肥満体、ホルモンバランスを崩している女性、に多いそうで、危険がイッパイです。
圧倒的に多いのは、これまでは、やはり高齢者。これは長く続いた食習慣を物語っていますね。

米国立消化器系疾患情報センター(NDDIC)は、胆石のリスクファクターとして、下記のものを挙げている。
  • 妊娠や経口避妊薬の服用、ホルモン補充療法による過剰なエストロゲンの滞留。
  • 胆石の家族歴。
  • 過体重や肥満。
  • 短期間のダイエットによく見られる過剰で急激な減量。
  • 繊維が少なくコレステロールや脂質が多い食事。
  • 糖尿病の既往
胆石の原因は胆汁成分の変化胆汁のうっ滞胆道の細菌感染などです。
また、胆石にはコレステロール石、色素石(主成分は無機カルシウム塩、またはビリルビンカルシウム)、炭酸カルシウム石、脂肪酸カルシウム石などがあり、最近では、胆のうの中にできるコレステロール系の胆石が全体の70%以上になっています。

コレステロール結石の場合は、 コレステロールを多く含む食品を避けたり、コレステロール値を抑えるのに有効な、水溶性食物繊維、タウリン、ステロールなど の栄養素を含む食品を積極的に食べましょう。
水溶性食物繊維は、腸内でコレステロールの吸収を抑えたり、胆汁を吸着して排出させる効果があります。水溶性 食物繊維は海藻類や緑黄色野菜、きのこ類、いも類に含まれる食物繊維です。
また、甘い物など炭水化物を食べ過ぎていると、肝臓で脂肪合成の原料になります。注意しましょう。

胆汁に含まれる胆汁酸には2種類あり、自分自身を溶かさないようにタンパク質で包まれています。これを抱合体と言い、グリシンと結合したもの、タウリンと結合したものがあります。肝臓にはグリシンやタウリンが良いと言われるのはこのためです。
ヒトでは、グリシン抱合体とタウリン抱合体との比率は、3:1と言われ、グリシン抱合体が多いようです。

グリシンはエビやイカやホタテ、タウリンやステロールは、たこ、イカ、エビなどの魚介類に含まれています。..... タンパク質を食べるときは水分もシッカリ補給し続けましょう。足りないと逆効果にもなります。アミノ酸代謝には思いの外、水が必要なのです。


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ピルビン酸サプリの血糖を下げる効果

ピルビン酸の働きは、クロムほど強力ではないのですが、筋肉でのブドウ糖の消費に働くため、血糖値を低下させてインシュリン分泌を促す効果にもなっています。
ピルビン酸サプリメントは、有酸素運動をしながら脂肪を効率よく減らしたいときや、米国オリンピック委員会が選手の持久力をアップに推奨しているように、体力に自身がないときにも使えます。

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ピルビン酸は有酸素運動向きのサプリメント

ピルビン酸は、生体においては糖質・脂質・アミノ酸などの生化学的合成、代謝に関与している物質で、生体内の代謝過程でできる中間生成物、有機酸の一種。もともとはグルコース(ブドウ糖)からつくられるもので、焦性ブドウ酸とも呼ばれます。

筋肉でピルビン酸は、ブドウ糖や遊離脂肪酸から筋肉エネルギー源のATPを作り出す過程で作られて使われています。このピルビン酸の供給が続けば、ATPを作り続けることが可能になります。
つまり、エネルギーとスタミナが増し持久力アップあるいは脂肪ダイエットということになります。

ATP:アデノシン3リン酸、筋肉を動かすエネルギー減。
※ ピルビン酸が働くシステムには「酸素」が必要、有酸素運動が求められる。
※ ブドウ糖をエネルギーに変えるためにはα-リポ酸が必要。

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運動しないとダメですよ

そして酸素が十分でないと、乳酸がつくられることになり、疲れます。 運動中はハァハァ、しっかり息をすることです。

ピルビン酸が不足すると、疲労回復に問題が生じたり、生体活動の不活発化による肥満などにつながります。
こういう意味では、「何もしないでも痩せられる」という言い方もできます。肥満はBMIが25以上(米国は30以上)なのですが、肥満が解消されるほどのものではありません。

ピッツバーグ大学の実験では、軽い一定量の運動中をさせている被験者のうち、ピルビン酸を摂取した人は、摂取しない人の1.5倍もの脂肪を消費していたとの結果が出ています。そのため、もともとは運動選手の持久力アップを目的にピルビン酸利用をしていましたが、かなりのダイエットカロリーコントロールの効果が認められて、今では有酸素運動を取り入れたダイエット方法に欠かせないダイエットサプリメントになっています。

脂肪が筋肉を動かすエネルギーになるには、複雑な工程を経てからでなければなれないので、運動を始めてから30分くらいかかります。そこで、中間物質のピルビン酸をサプリ摂取することで、運動の開始直後から脂肪燃焼を促進しようというものです。

運動時間経過と脂肪消費、こんな解説もある
  • 45 秒未満の瞬発的な運動では、血液中の ATP を分解してエネルギーを取り出します。
  • 8 分以下の運動では,糖分を分解して ATP にしながらエネルギーを取り出します。
  • 8 分以上の運動で初めて脂肪酸がピルビン酸に酸化されて ATP を取り出せます。


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
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クロムは糖尿病に有効か?

クロムは体内には6mg 以下と少ない微量成分ですが、
内臓肥満が心配されるとき、海外では糖尿病の予防や改善に、ダイエットサプリとして炭水化物の代謝を目的に使われているミネラルです。
クロムの不足は心配性、疲労、肥満などとして表れやすいのですが、 さて、日本人の糖尿病での効果はどうでしょう?

● クロムはインスリン抵抗性を改善する

クロムは細胞でインスリン・レセプターの感度を高める働きがあります。肥満傾向になっていくとインスリン抵抗性が強くなっていくのですが、クロムには、これを改善する効果があります。欧米での用法はこの働きを応用するものです。

● クロムは糖尿病に有効か?

糖尿病の原因は2つあり、インスリン分泌に問題がある場合と、インスリンはあっても筋肉などの細胞でインスリンが働かない場合(インスリン抵抗性)です。
欧米人はインスリン分泌に強い体質なので、糖尿病であってもクロムでインスリン抵抗性を改善すれば、糖尿病の状態が改善する段階であることがあります。

日本人の糖尿病では、多くの場合、両方の問題を抱えています。クロムを摂取して、抵抗性を改善しても、インスリン分泌は改善できていません。
また、やせ型の糖尿病も日本には多く、この場合、クロムだけを考えても効果はないでしょう。栄養を全体的に良くすることが必要ですね。

欧米では安価な塩化クロムやピコリン酸クロムが利用されているのに対し、 日本ではクロムが食品添加物として認められていないためクロム自体を健康食品にできないという事情もあり、日本では主にクロムを含む酵母をもとにした健康食品が販売されています。

糖尿病にクロムは有効か?
ピコリン酸クロムは細胞内でラジカルを産生するという指摘や、過剰摂取によって腎機能に弊害が起こるという報告もあり、クロムが糖尿病治療に安全で有効であるとするには、まだまだ評価が定まりにくい状況のようです。

● クロムは運動をしなくてもダイエットの効果が得られるとの報告

これは、過体重の場合ですョ。肥満の手前の段階です。
サンアントニオ減量センターの報告で、過体重の人にクロムのサプリメントを72日間投与する実験。食事療法や運動は特に行なわれず、平均 6.5kg 減少し、除脂肪体重が約 0.2kg 増加したという。一方、クロム偽薬グループはこうした内体構成面に特別な変化はなかった。このことからクロムが運動や特別な食事療法なしでも脂肪を燃焼し、筋肉を増強させるという。 (過体重が解消されたとは言っていない ..... )

●多い炭水化物摂取がクロムの消費を増やす

炭水化物の多い食生活はクロムを体外に排出しやすくしています。 クロムは30代を過ぎて急に太り始めた男性、閉経後に太り始めた女性、冷え性であまり汗をかかない女性には特に効果があるようです。

クロムの1日の上限摂取量は250μg。
クロムは穀物、肉類、豆、ナッツ、キノコなどさまざまなものに含まれていますが、過食や肥満傾向では必要なインスリン量が増加し、細胞側ではクロムの必要量も増えていきます。
まずは、過食を止め、おやつを豆類やナッツに替え、
栄養バランスがよいビール酵母を食品に加えると安心です。


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
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■ 元気がなくなる低体温は老化が早い :
  生活習慣に起因する低体温

メタボは "NASH" に注意しましょう

NASHとは、非アルコール性脂肪肝のこと。

患者数1000万人と言われる脂肪肝です。
体 脂肪肝は、肝細胞の内部に中性脂肪が過剰に蓄積したもので、男性の3人に1人、女性では5人に1人が脂肪肝とされています。
肝臓にたまる脂肪の正常値は3-4%程度とされ、 中性脂肪が30%以上になると脂肪肝と言われます。

脂肪肝には、アルコール性脂肪肝と非アルコール性脂肪肝がありますが、 最近は、非アルコール性脂肪肝が、患者数1000万人と言われるほど増えています。肝臓が悪いというとお酒と結びつけがちですが、 アルコール性は100万人、飲まない人が10倍多いくなっているのです。 脂肪肝になる原因はこの他にも
薬物、栄養失調、遺伝性の代謝障害など数多くありますが、
過食することが多い現代では、
肥満や糖尿病などのメタボとの関係が気になる疾患となりました。

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非アルコール性脂肪肝炎 "NASH"

お酒を飲んでいないから肝臓は大丈夫だと過信してはいけません。 お酒を飲まない、あるいは少量しか飲まない人が
アルコール性肝炎と同じような症状を起こしているものです。

原因は、 肥満や糖尿病,脂質異常,高血圧などの生活習慣病などで、肝臓に脂肪が蓄積されはじめその後、内蔵脂肪の蓄積や鉄分の蓄積などで非アルコール性脂肪肝炎に進行します。無理なダイエットなども良くないそうで、原因に男女差はみられないようです。

非アルコール性脂肪肝の問題は、
発見された時点ではすでにメタボリックシンドロームを合併していること。 しかも、発がんリスクを伴う肝炎であることです。
ウイルス性肝炎やアルコールを飲んでいなくても、肝硬変や肝癌に進展することがあります。

予防は、
● 食べ過ぎないようにし、バランスのよい食事をする
● 運動不足にならなにようにこまめに体を動かす
アルコールを飲み過ぎないようにする
とされ、過食しがちな現代ではアルコールだけではなく、
「カロリーの摂りすぎ」と考えたほうが良いですね。

ここでいうバランスのよい食事とは、中性脂肪、血圧、血糖値、を正常値に維持し、適正なカロリー摂取ができる食事のことです。
  • 揚げ物を控えて肥満解消
  • 肉よりも魚を選んでコレステロール管理
  • ご飯・麺類・パン類・甘いものを食べ過ぎない
  • 毎食、野菜を加える
  • おやつは果物やナッツにする
  • ダイエットで栄誉を失わない正しいダイエットをすること
  • 食べなければ減量できますが、これでは栄養不足になり、脂肪を減らしながら肝臓を元気な状態にすることはできません
肝疾患での注意:
近年、C型慢性肝炎、NASH、アルコール性肝障害において、肝臓に過剰な鉄が蓄積し、肝機能を障害するという報告、また鉄分の多い食品を控えることで肝機能が改善するという報告があります。 昔から肝臓にいいと言われてきたしじみ・レバー等には鉄分が多く含まれ、近年では逆に控えるように勧められています。 肝臓に不安があるときは、野菜の非ヘム鉄を摂るようにします。


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インスリンとは【要約】

Contents
  • インスリンの合成と分泌
  • インスリン分泌を刺激するもの
  • インスリン分泌を抑制するもの
  • 基礎分泌と追加分泌
  • インスリンの主な働き
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インスリンの合成と分泌

1)すい臓にある膵臓B細胞の粗面小胞体で、シグナルペプチド、A鎖、B鎖及びCペプチドから成るプレプロインスリンが合成される

2)プレプロインスリンは折りたたまれ、A鎖とB鎖が二箇所ジスルフィド結合で結ばれる。これをコントロールしていたシグナルペプチドは不要となるため酵素により切断されプロインスリンができ、B顆粒内に貯蔵される

3)血中ブドウ糖濃度の上昇などの分泌刺激があると、酵素でプロインスリンはCペプチドとインスリンに分割され、両方とも血中に放出される。

※ Cペプチドはプロインスリンから切断された後血中に放出されるため、このCペプチドの血中濃度を測定すれば、膵臓からインスリンが分泌されているかどうかの指標になる。
※ Cペプチドには糖尿病性神経炎を防ぐ役割もある可能性が示唆されている。

インスリン分泌を刺激するもの

分泌は主としてグルコースにより促進されるが、
その他の分泌促進因子としては、
● ブドウ糖、マンノース等の単糖類、
● アルギニン、ロイシン、ヒスチジン等のアミノ酸、
● グルカゴン、インクレチン(GLP-1,GIP)等のペプチドホルモン
● 迷走神経刺激剤、交感神経系のβまたはα受容体刺激剤、スルホニル尿素剤 などがある。

インスリン分泌を抑制するもの

アドレナリンやノルアドレナリンのα作用,ソマトスタチン
※ ソマトスタチンは視床下部とすい臓のD細胞から分泌されるホルモン

基礎分泌と追加分泌

①健康体では、空腹時でもβ細胞からインスリンが常に分泌されており、血糖値が正常範囲に保たれている。これを基礎分泌という。

②食事等の影響で血糖値が上昇すると、β細胞は多量のインスリンを追加で分泌する。これによって血糖値の上昇が抑制される。これを追加分泌という。

糖尿病の病状は、基礎分泌も殆ど行われていず常に血糖値が高い状態(1型糖尿病)、或いはある程度の基礎分泌は行われているが追加分泌が不十分だったり遅れたりすることで食後血糖値が上昇する状態(2型糖尿病)など、患者によって様々である。

インスリンの主な働き

筋肉では、ブドウ糖、アミノ酸、カリウムの取り込みの促進、グリコーゲン合成、タンパク質合成の促進、
脂肪組織では、ブドウ糖の取り込み及び利用促進、脂肪の合成促進及び分解抑制、
肝臓では、糖新生の抑制、グリコーゲンの合成促進及び分解抑制、タンパク質の合成促進、
腎臓の尿細管では、ナトリウム再吸収促進に働いている。


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
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老人と薬

次のようなコメント、あなたならどのように受け止めますか? 介護をしているときも気になるものです。
<医師は薬の効果と副作用を考えて処方していますから、しっかりと説明を受けて、納得して指示通りに薬を飲むようにしましょう。> キーワードは「納得して」の部分。

納得できたのなら、指示通りに服用しなければいけませんが ..... 。 言われるがままに、「飲めば治る」の期待感だと、危ない。

ピルケース 高齢だからといって老人とはかぎりません。以下、老化が進んでいるという意味で「老人」をつかいます

年齢と共に病気の数や回数も多くなりやすいく、薬を服用する機会が増え、60〜70歳の方は1人で4〜5種類の薬を服用することは、珍しくないそうです。しかも、長期にわたり服用することになりやすい。
  • 老人の体を知っている医者を選ぶことです
  • 自分にある全ての不安点を提示することです
  • 他でもらった薬についても「どのような」ものなのか、聞いてみること
  • 薬をもらうとき、薬剤師にも聞いてみること
  • 納得いく説明が得られたのか、良く考えること
今の自分なら割合カンタンなことに思われますね。
しかし、老人はどうでしょう?
このようなことへの「興味」自体が薄れていることもアリです。

症状についての自分なりの意見ができると、医者からの指示内容が分かりやすくなりますね。コミュニケーションもよくなります。
「なぜ、このような症状になるのか」、自分なりの理解をもてるように若いときから知識を積み上げましょう。

これから先、起こりそうなことを知っておくことが、
「あなた任せ」の医療、薬剤から、脱出できる方法です。

そこで、処方される薬ですが、
  • 薬剤には必ず副作用があると考えましょう。
  • 痛みなどの不快感を取るだけの薬なのか、根治する薬か、聞きましょう。
  • 根治は可能か、「どうするのか」、聞きましょう。
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老人の体、薬から見た老化とはこのようなこと。

1)器官が機能低下している

分かりやすいのは、目と耳ですね。もちろん肝臓や腎臓、心臓、肺、すい臓なども衰えていきます。
誰にも現れるものに、視界が黄色くなる白内障や難聴があります。
..... 見づらい、読みづらい、聞き取りにくい。
積極性が薄れることもあり医師とのコミュニケーションが少なくなりがちで、医師側もそれなりの対応になってしまいます。

2)薬は肝臓で代謝されるもの、肝臓の機能低下

肝臓は、年齢と共にその容積も小さくなり、肝臓に流れる血液量も減少してきます。500種以上といわれる肝臓の機能が低下するため、薬の代謝が悪くなりその効果にも影響が現れます。
また、解毒作用も働きが悪くなることで、青年と同量の薬が投与されると、なかなか代謝されず、強く効きすぎたり副作用がでてくることがあります。

3)胃の機能低下、薬剤にとっては軽微なこと

老人は胃液の分泌が少なくなっていることが知られています。このことが薬の吸収にも影響しますが、実際面では、胃の機能低下は薬剤にはそれほどの影響ではないといわれています。
ただし、胃腸薬などでは胃液の分泌を抑えるものもありますので、これは注意です。

4)水分代謝が悪くタンパク質も減少している身体

加齢とともに皮膚の色艶は無くなっていきます。これには体内の水分量の減少が影響しているといわれ、替わりに脂肪が多くなっていきます。このため、油に溶けやすい薬は体に蓄積されやすくなります。
また、筋肉の衰えや内臓の収縮などでタンパク質の量が減少していきますので、タンパクとの相性が良い薬を青年と同量摂取すると、薬を取り込むタンパク質が少ないため、遊離する薬が増えます。
このようなことも、効果が強く現れたり、副作用が起こる原因になっています。

5)排泄に働く腎臓が弱っている

腎臓も年齢と共にその細胞数が少なくなり、腎臓に送られる血液量も減少してきます。薬はなかなか体外に出なくなるため、これも、効き目が強くなりすぎたり、長く続いたり、副作用が現れたりする原因になります。


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老人の元気はこうやって消えていく

高齢者は若年者に比べて食欲が低下している場合が多いという。
何が起きているのでしょうか? 老人の手 胃腸薬が、例えば鉄分の吸収を悪くするることは、知ってますよね。
しかし、
胃がチクチクするとき、胸やけらしいとき、
食べものに心当たりがなければ、心配です。
数日間は様子をみる、消えることもあり、続くこともある。
さすがに、一週間も続くと病院です。

将来のことですが、
高齢になっていくと、様々な不調に対処する薬剤も多くなりがちで、この薬剤の副作用で食欲が低下し、体力を無くしていくようです。
ちょっと調べると怖くなってくるのですが、
現状、本人にはあまり知らされていないようですね。

そもそも、
胃腸は、知らないうちに少しづつ、調子が悪くなっていくなんてことが あるのだろうか?

胃は老化するのか?
  • 老化によって粘膜が萎縮、胃酸分泌が低下し、病原体への抵抗力が低下、吸収能力も落ちてしまう。
腸は老化するのか?
  • 小腸では消化液を分泌する能力が低下、消化吸収が悪くなる。脂っこいものや、牛乳が飲めなくなったりする。
  • 大腸では身体運動の低下によって便秘がちになる。
  • 大腸壁の一部が小さな袋状に腸外に突出して憩室(けいしつ)を作り、感染を起こすこともある。
胃腸の周辺では?
  • 肝臓は老化の影響は受けにくいが、栄養素処理能力の低下やたんぱく質合成機能の低下がみられる。
  • 肝臓のアルコールを処理する能力が落ちる。
  • 歯が弱くなり、噛む能力が落ちる。
  • だ液の減少などで口の中の衛生状態が悪くなる。

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高齢者は若年者に比べて
食欲が低下している場合が多くなるという。

なぜか? 何が起きている?
  ● 若いときに比べると心臓や呼吸器の能力が衰える。
  ● 骨や関節に障害が生じて運動が少なくなる。
結果、筋肉が萎縮し、一方で脂肪の蓄積が増え、同じ体重でも脂肪の割合が高くなっていく。
  ● 筋肉はエネルギー消費がきわめて高いのだが、
  脂肪組織はエネルギーをほとんど使わない。
  ▼
  からだが消費するエネルギー量が少なくなり、
  食事からエネルギーをたくさん摂らなくてもよくなる。

加えて、身体的能力の低下や、その治療から胃腸への影響がある。

味覚や嗅覚、視覚も食欲に影響している
味覚や嗅覚も食欲に大きな影響を与えます。
これらの機能が低下して、料理の味や香りを楽しめなくなれば、当然食欲も進まなくなります。
老人性の白内障は程度の差はあれ、ほとんどの高齢者にみられます。水晶体が黄色く濁ると、見るものすべてが黄色味がかって見えます。鮮やかな配色の料理の盛りつけも、若い人ほどは食欲につながらないでしょう。

疾患による直接の食欲低下、利用薬剤による副作用
うつ状態にある高齢者の割合は高いと言われ、気力が失せ、あるいは生きる希望がなくなれば食欲も落ちる。
  • 心不全や慢性気管支炎などの病気では、体力が消耗し食欲も低下する場合が多い。
  • 心不全の時に使われる強心剤などには食欲を低下させる作用を持つ薬剤もある。
  • 高齢者に多いリウマチや腰痛症などは、使われる痛み止めが胃腸障害の原因。
  • 味覚障害は食欲を無くす原因になるが、降圧剤や脂質異常症(高脂血症)治療薬などの副作用や、骨粗鬆症の予防、治療ためのカルシウム製剤の取り過ぎなどで亜鉛欠乏症になり、副作用で障害となっていることがある。
薬剤を使わずに暮らせることがイチバン!
普通、みなの思いは同じですが、
歳を重ねると、腰やヒザの傷み、目の病気、眠れない、若いときには想像できない不調が現れてきます。病院に行くと「痛み止め」が処方され、「痛い」原因の器官は切り離す。

予防は運動して食べることです。
若い頃から、安易に薬に頼よる生活をしないことです。 


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血管年齢からも予測できた慢性腎臓病

脈波伝播速度を調べて血管年齢を知らせる機器を使い、慢性腎臓病(CKD)も予測できる報告があります。
オムロンの脈波伝播速度計測器 尿検査の「タンパク尿」は腎臓疾患の主要な指標ですが、動脈の硬さの指標となる上腕〜足首間の脈波伝播速度(baPWV)で分かるというもので、タンパク尿が出る前に慢性腎臓病を発見できる可能性がありそうです。

動脈の硬さの亢進は、心血管疾患発症の危険因子とされますが、慢性腎臓病(CKD)発症についても有意な予測因子になり得ることが東京医科大学第二内科の冨山博史氏らによるコホート研究で明らかにされ、第32回日本高血圧学会総会(2009年10月)で報告されています。
(脈波伝播速度についてはページ下部を参照)

慢性腎臓病とは
慢性腎臓病は、糖尿病や高血圧による腎臓障害、IgA(アイジーエイ)腎症などの慢性糸球体腎炎、多発性嚢胞腎など沢山の原因による慢性に経過する腎臓病の総称。2002年に米国で提唱され現在は世界的な用語となったものです。

慢性腎臓病(CKD)は病気ではなく、腎臓の機能が低下している状態(病態)です。腎臓の機能が低下し、腎臓が障害をおこした状態(病態)であり、おしっこ(尿)からタンパクが出たり、腎臓の機能が100点満点中60点未満、というのが3ヶ月以上続いた状態をいいます。

慢性腎臓病は予備軍含めると2000万を超える糖尿病と匹敵する位、数が多い病気というか病態です。この中で、腎不全による透析を受ける患者さんは国内ではおよそ27万人で、世界全体の半数は日本人となるようです。

慢性腎臓病は、腎臓が悪いというだけでなく、動脈硬化が進んで、心筋梗塞や脳卒中になりやすくなること。腎臓の働きが正常範囲の60%未満になると、心筋梗塞や脳卒中になる危険が増すといわれています。

● 慢性腎臓病の原因は
糖尿病、高血圧、慢性腎炎等があると慢性腎臓病になりやすく、 CKDの危険因子は、年齢、血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪値、喫煙、BMI、薬物治療などです。

● 日本人は元々腎臓の機能が悪い人種
日本人は腎機能が弱い人種とされる。
日本人は、食塩感受性が白人と比べてはるかに高い民族ということが解明されていて、30歳以上の半分近い人が高血圧患者、また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人は、2倍の頻度で高血圧になるというデータがあります。

高血圧は慢性腎臓病の主要な原因であるとともに、この病気を悪化させる最大の危険因子でもあり、かつて高血圧患者は、辛いものばかり食べ、やせたイメージでしたけれど、今は、小太りで生活習慣病をいくつもかかえていることが多いそうです。

日本人の食塩感受性が高くなる原因は、
  • レニン・アンジオテンシン系のホルモン分泌が多く食塩に敏感な遺伝子タイプ
  • 体内に食塩をためるアルドステロンの合成酵素遺伝子
  • 腎臓で食塩を再吸収して体に食塩を取り込むタンパク質の遺伝子の発現頻度
日本人は多くの割合でこのような遺伝子をもつ人が多いそうです。
(日本高血圧学会)
ちなみに、この学会の1日の食塩摂取量は6グラム未満。

●腎臓のアレコレ
  • 腎臓の働きが乱れると「黒」い色が肌に現れてくる(地黒の肌の原因?)
  • 日本人は中国人よりも腎機能が弱い(料理や漢方に注意?)
  • 日本人の腎臓の機能低下は薄味が弱くしている(ちょっと危険な見方?)
  • 塩分摂取で不定愁訴が消える(人によってはアリですね)
  • 膝とか腰が痛いときは腎臓が原因していることが多い(そーです)
  • 甘いもので太る人は腎臓が弱い人(甘い物と言わず炭水化物と考える)
  • 日本人は人工透析患者が世界一多い(約27万人で、年に3.6万人が新規の患者)
  • 腎臓は自分で良くするには股割しかない( ..... )
  • 腎が弱いと病的に冷たい飲物を好むので、さらに弱くなる
  • 生腎臓の仕入れ価格は1万米ドルで、販売価格は16万米ドル
  • 腎臓の弱い人は後頭部が白髪、肝臓の弱っている人は側頭部が白髪になりやすい
【参考】
脈波伝播速度でメタボ早期診断:
心電図や心音図は聞いたことがあります。近年は腕と足首の脈波から簡単に計測する診断機器が開発され、脈波伝播速度はメタボリックシンドロームの早期診断や、高血圧の薬剤加療のフォローアップに使える新しい診断法として注目されています。

血圧脈波検査装置 
脈波の伝わるスピードは、血管が硬くなるほど速くなるという原理を利用し、2点間の脈波の脈波伝播時間から算出するもの。
2007年に改定されたヨーロッパ高血圧管理ガイドラインでは、PWV、ABIが血管障害のリスク判定指標として採択され、国内では2008年4月にスタートした特定健診・保健指導用に厚生労働省が作成した「標準的な健診・保健指導プログラム保健指導における学習教材集」において、PWV、ABIが動脈硬化のチェック項目として記載されています。
注) PWVは、Pulse Wave Velocityの略語、baPWVのbaとは、上腕をbrachial、足関節をankle ということによるもの。

この他にも脈波を見るものに、指先で血管年齢(末梢家管の柔軟性)が分かるものや、血圧測定器具に組み込まれた機能で硬化度を16段階で知らせるものなどもあります。今回の報告はこれらを使うものではありません。


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元気な心臓をつくり守る

水泳 心臓を守る行動が生命をまもる

元気な心臓をつくり守る

寿命なら150年とも200年ともいわれる心臓、
血管をキズつけるストレスと大量のコレステロールを生む食事をする現代人は、死亡原因の上位になるほどに痛めつける生活をしている。
心臓の元気力は、若いときからの養生と、何を食べるかで決まるそうです。

不整脈や狭心症、心筋梗塞が気になる心臓ですが、運動不足でポンプとしての"力"が弱くなり、肥満することで心臓に負荷がかかり心臓肥大になることもあります。心臓のトラブルは遺伝にも関係していますが、原因の多くは高血圧や肥満です。
息切れ、呼吸困難、胸部圧迫感、胸痛、めまい、失神、疲労感、不整脈、むくみなどの症状を感じたら放置せず、循環器の検診を受けるようにしましょう。

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足の筋肉は2つめの心臓、足を使うこと!
心臓から遠い足の筋肉運動は、心臓の負担を軽減し、血液循環を正常に保ちます。
下半身では、重力に逆らって血液やリンパ液を心臓に戻さなければならないのですが、 足の筋肉が収縮・弛緩することが静脈やリンパの流れをよくして、全身の血液循環がよくなります。というか、血液循環には、足の筋肉も1つのポンプとして計算に入れることが必要です。

そのためには歩くこと。
毎日、一万歩の早足ウォーキングができればOK、最低でも六千歩を目標にしましょう。
また、週3回1時間のスイミング、ジョギング、サイクリング、エアロビクスなどの有酸素運動が効果的です。運動不足の人がいきなり始めると頭がクラクラすることがありますが、こんなときは「深呼吸」しましょう。脳が酸素不足になっています。

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若いときに心臓の排気量をアップておく
心臓は加齢とともに毎年0.5%づつ退化していくといわれ、さらに、運動をしないと酸素や栄養を血液で送り出す必要が少なくなるため、心臓の働きは衰えていきます。
血管や血圧に心配は無い人でも、運動不足では心臓が衰え、血液を循環させる力が弱くなっていることがあります。
心臓の大きさは一般人の平均心が重量 300g、運動者は 400 ~ 450g 、さらに500g 以上ある場合もあります。

大きい心臓は大排気量ですね。若いときに排気量を上げることで、少ない鼓動でも血流を上げることが出来ます。しかし、スポーツマンは必ずしも長寿ということではありません、特に女性は長期にわたる負荷のかけすぎには注意です。

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心筋の収縮力が出力を決める
動脈硬化による高血圧などにも関係するのですが、血液を送り出すのに大きな力が必要な状態がつづくと、力を出すために次第に心筋が厚くなる反面、収縮力がなくなっていきます。こうなると、血液を送り出すポンプとしては弱くなります。

また、心筋の収縮はパルス信号と心筋周辺にあるミネラル、カルシウムやマグネシウムなどが働いています。長期にわたるカルシウム不足は心臓にも影響します。

心臓肥大や心不全は持続的なストレスとも関係しています。
SOD(活性酸素除去酵素)の必須構成成分でもあるミネラルの銅の補給は、ストレスによって減少した心臓の銅を補給し、血管形成に関与するタンパク質の血管内皮増殖因子 ( VEGF ) を増加させ、新しい血管の形成 -- 新脈管形成 -- を促進する報告があります。(米国のルイビル大学医学部と米国農務省人間栄養リサーチセンター)

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心臓のエネルギー源は、ブドウ糖か脂肪酸 .....
血管からエネルギー源と酸素が供給されるわけですが、
酸素は、腎臓、脳そして心臓と、心臓は3番目に多くの酸素を必要としています。
エネルギー源には、じっとしている時では脂肪酸、重労働にはブドウ糖、他にケトン、ピルビン酸、それに乳酸まで使うことができます。
つまりアミノ酸以外の大抵のものを燃料にすることができるので、不測の事態に備えるためのエネルギー源は豊富ということ、あとは酸素があれば勝手に活動しています。

極端な痩せすぎや肥満、低い肺機能、不安を抱える血管では、 心臓は疲れるばかり、元気がでません。
有酸素運動を継続することで、循環器と呼吸器を元気にすることはもちろん、 元気な心臓をつくり守ることができます。


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