東南アジアの元気はコレ

鶏スープの滋養

中華料理のバイブルと称される清代に書かれた食物誌「隋園食単(ずいえんしょくたん)」に「鶏の功は最も大きい・・・」と記載されたように、鶏肉は古来より単なる食材ではなく万病に効く伝承薬として取り扱われてきました。
最高級のスープ「上湯(シャンタン)」は丸鶏を沸騰させない温度で炊き出す贅沢な方法で作られますが、このスープにはアンセリンとカルノシンと呼ぶ鶏ジペプチドが豊富に含まれています。

年間1億6000万本も?、 なぜ、東南アジアで「チキンエッセンス」がリポビタン○○のように飲まれているのか? 
その理由はこの隋園食単なのかもしれませんね。
華僑として東南アジアに移住した人達が多く暮らしています。
18世紀のヨーロッパでも、イギリス王室で用いられた鶏スープは、あのペストでも活躍したとか。

化学抽出や合成をしない「丸ごと調理されたチキン」には、自然のバランスが活きているのでしょう。 製薬メーカーの滋養・強壮ドリンクを飲むとその場では効いたように感じますが、「滋養が付いた」感は無いですね。経験的に、結局は数年で果てるような気がします。短期決戦に使いましょう。

■ 鶏スープのアンセリンとカルノシン
1)抗酸化、抗疲労作用:生活習慣病や老化を予防
   激しい運動や酸素消費の高い脳や筋肉の組織を保護します。
2)必須微量金属の運搬作用
   キレート作用でミネラルの吸収をよくします。

■チキンを濃縮したエッセンスのおもな効用:
基礎代謝 血糖値 血圧 肝機能 免疫力 貧血

さらに詳しいページ :
良質のタンパク質だけが摂れるチキンエッセンス

参考:
クレアチニン、タンパク質の燃えカス
メタボリックシンドロームとお酢



内蔵脂肪が減る食べ方(3/3)

上手に使う6つのこと。:内蔵脂肪を減らす食べ方

前回は「体で覚える4つのこと」を書きました。

今回は、頭で食べる、ということ。

●ひとくち30回
●ビタミンB2(脂質や炭水化物の代謝の補酵素)
●脂肪は悪者ではない(過度な制限は、老化する)
●食物繊維
●和定食(半世紀前のスタイルです)
●基本は栄養バランスと運動(運動しないと無理です)

それぞれを見れば、よく言われていることです。
3回に渡り書いたことも、目新しいことではありません。

実験や調査で調べたことを簡単に発信できる今日、新しい視点で「なぜか?」を説明してくれることが、多くなりました。
「ひとくち30回」では、
・よく噛むとヒスタミンが分泌され、
 交感神経を活発化、内蔵脂肪は分解されやすくなる。
・レプチンが満腹中枢を刺激、食欲を抑制。
・スローペースになり、血糖値の急上昇を抑制。
などの解説?が出てきます。
アマとプロが入り乱れ、ホントのことを探すのは大変ですが、
つじつまは合っている ..... 。 今も解明されつづける「からだの不思議」です。

内臓脂肪は、年齢を重ねるだけで増えてしまうものですね。
加齢とともに、基礎代謝が落ち、カロリーのIN/OUTのバランスが崩れ、 余ったエネルギー源は、皮下脂肪よりも、内臓脂肪として蓄積されやすいものです。

健康であれば、余ったエネルギー源が自然に捨てられることはありません。
消費しないかぎり、無くなることはないのです。
エネルギー消費でもっとも大きいのが基礎代謝ですが、一日の適正カロリーのおよそ70%が基礎代謝に使われます。必要以上のカロリーを摂らないことは大原則ですが、基礎代謝が落ちていると、「なぜ?痩せない?」になります。

「食べもの」と「食べ方」、これに見合う「運動」。
● 充分な栄養を摂り、
● カロリーを抑え、
● 6,000歩以上のウォーキング
ですね。

さらに詳しいページ :
知っておきたい6つのこと。

参考:
クレアチニン、タンパク質の燃えカス
良質のタンパク質だけが摂れるチキンエッセンス



内蔵脂肪が減る食べ方(2/3)

体で覚える4つのこと。:内蔵脂肪を減らす食べ方
前回は「すぐに始める4つのこと」を書きました。

今回は、体に慣れさせないとできない、こと。

●1日の必要エネルギー量を知る
●「腹8分目」
●過剰な糖質(炭水化物)は体脂肪に変身
●塩分の摂りすぎ

これができれば、肥っているはずがありません。
至極当然なこと。

盲点は、「塩分の摂りすぎ」でしょうか。
血圧で気になる「塩分」ですが、
塩分、甘み、うま味、この4つから脳は快感を得ます。
美味しいものは、この何れかの味。さらに油が加われば桃源郷です。

● 特に「甘み」の糖質(炭水化物)は、
脳のエネルギー源として、もっとも欲しがっているものです。

● さらに、早食いをすると、「腹8分目」では脳が満足できません。

● 洋食や外食が多くなると、タンパク質も多く食べるようになります。
お肉などは、塩やバターの油でさらに美味しくなりますね。
油抜きでつくる「目玉焼き」、不味いです。

塩分控え目に慣れると、
「甘い」ものも、あまり欲しくなくなります。
素材の味が分かるようになり、調味料に頼ることも少なくなります。

塩分は、料理なども含めて1日あたり10gが推奨、HOWでは6g。
インスタントラーメンの塩分は7g前後ありますから、
1食でHOWを越えています。
控えなさいと言われても、困ってしまう。

塩に替わる調味料を使う?
次回は、「上手に使う6つのこと。」

さらに詳しいページ :
体で覚える4つのこと。

参考: ■ クレアチニン、タンパク質の燃えカス
良質のタンパク質だけが摂れるチキンエッセンス