2.210万人
厚労省が平成19年に行った調査によると、糖尿病が強く疑われる人は国内に890万人、可能性が否定できない人は1.320万人。合わせて約2,210万人、国民の約6人に1人に糖尿病の傾向が見られる。同じ調査で「糖尿病が強く疑われる」人の約4割が、「ほとんど治療を受けたことがない」と回答している。
専門医1人あたり5,700人
患者の食事や運動、生活などあらゆる要素が治療にかかわってくる。100人いれば100通りの治療があり、選択肢の多い医師にかかる必要がある」と、医師の専門性を重視。 糖尿病の専門医は全国で、現在は約3900人。単純計算では、1人の専門医が約5700人を見なければならない。専門医が地域にいない場合もあり得る。
メタボ検診の対象者数は 5,600 万人
メタボ検診は40~74歳の約5600万人を対象にしている。
75歳以上は後期高齢者医療制度の対象となる。
メタボ健診率 36%
メタボ健診(特定健診・特定保健指導)の義務化が、2008年4月に始まる。
診断基準は2005年に定められた
全国健康保険協会に加入する扶養家族や約3,500万人の
2008年度の受診率は、36%(35.9%)。
目標は70%だった。
最も高かったのは山梨の53.3%
最も低かったのは大阪の21.9%
110 と 126
正常な血糖値は、
空腹時、約 70〜110 mg/dLの範囲内に維持されています。
110mg/dl以上がメタボ(糖尿病予備軍)
126mg/dl以上がが糖尿病
6.5%以上は糖尿病
グリコヘモグロビンA1c(HbA1c)
HbA1c値は過去1〜2ヵ月間の平均血糖値で、血糖コントロールのもっとも重要な指標となる。
基準値は4.3〜5.8%。
いかがわしさ 85
日本人男性の「腹囲」基準は86cm以下。国際基準では削除となったが。
メタボの診断基準のハテナ
メタボの診断基準は主に循環器内科の医師や糖尿病の医師が主導したものである。だが、免疫機能や精神状態(鬱病の予防など)の観点からみると、コレステロール値の高さや栄養状態のよさはむしろ好ましい、と考えられる。従って人間を全体としてみた場合には、本当に悪影響があるのかも疑わしい。
BMI 22
日本肥満学会では、22 を標準として以下のような判定基準を定めています。
低体重(やせ)_18.5未満
普通体重_18.5以上25未満
2000kcal 以下の敗戦直後レベル
欧米では心血管疾患が多く、過栄養が問題。日本はこれらの疾患が少なく、むしろ減少傾向。
→ ヘモグロビンA1cを用いて群馬県で追跡調査したところ、
その値は10年間まったく変化していなかった
→ 国民平均の摂取カロリーが2000kcalを割り込み、
敗戦直後のレベルの栄養しかとっていない低栄養
医療費56兆円
現在28兆円の医療費が2025年には高齢化とともに56兆円に跳ね上がると厚労省は踏んでいる。 医療費を2025年までに2兆円削減することを狙っている。
ワンコイン¥500でメタボ検診
ここでは市場主義がある。検査できる項目は、(1)中性脂肪、(2)総コレステロール、(3)血糖値、(4)骨密度・身長・体重・血圧・BMIの4種。全項目のセットでは、 1500円とリーズナブルになる。
予約制で街のクリニックが実施している。フリーターに人気とか。
月1回実施の「ワンコインメンタル相談」というのもある。
■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
カプセルで苦くない蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ イミダペプチドのアミノ酸とはこれのこと :
アンセリンとカルシノンのアミノ酸ドリンク
■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
ホントナノ