血糖値と成長ホルモン

成長ホルモンは20才頃をピークに減少していきます。 極端な例ですが、成長ホルモン分泌不全のとき「体脂肪の増加」や「骨密度の低下」、メタボリック関係での高脂血症、糖尿病、高血圧症などが知られています。

日本人は寿命が長くなる中、成長ホルモン分泌のカーブをそれに合わせようとする意識は一般にはありません。成長ホルモンは様々な代謝に基本的な関わりをしているため、減衰カーブを緩やかにすることができれば、健康障害の改善行為も、より効果的なものになります。

成長ホルモンそのものは血糖値を上げる方向に働きます。
また、加齢とともに成長ホルモンが少なくなるにもかかわらず、 血糖値は一般に上昇する傾向にあり、
空腹時血糖値が140mg/dl未満の軽症糖尿病が増加しているという報告もあります。 これは、糖質の主要な代謝臓器である筋肉および肝臓の、
加齢に伴う萎縮や機能低下によるとことが大きいと考えられています。

血糖が高めにシフトしていくと血液循環や諸器官へのダメージが発生しはじめ、寿命は伸びても、生活習慣病の発症までに余裕ができるわけではありません。
40歳は、成長ホルモンのことを考えてもよい年齢のようです。

<成長ホルモンの働き>
成長ホルモン(GH)は脳下垂体から分泌されているホルモンですが、器官に直接働きかける場合と、肝臓を刺激してIGF-1を分泌させてこれが器官に働く場合があります。

  1. タンパク質合成を促進して、骨や筋肉の成長を促す
  2. 炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進
    食事をすると、GHは筋肉や脂肪でのブドウ糖取り込みを増やし、肝臓や筋肉でのアミノ酸取り込みと蛋白合成を促進し、脂肪組織での脂肪分解を抑制する。
    数時間後、ブドウ糖の取り込みおよび利用が抑制されるようになり,その結果、血糖値が上昇して脂肪分解が進む。
  3. 絶食中にはGH濃度が上昇して血糖値を一定に保つ働きがあり、肝臓ではグリコーゲン分解を促進、血中GHはインスリン作用を抑制することで血糖値を安定させる (エネルギー不足のとき脂肪組織から脂肪を遊離脂肪酸の形で放出させる)
  4. 高濃度の血中GHはインスリン抵抗性をつくり、血糖値を上昇させるという報告がある
  5. 低血糖のときGHは抗インスリンホルモンとして分泌され、血糖値上昇に働く
  6. カルシウム濃度などを一定に保つ働き(恒常性の維持)
成長ホルモンは、睡眠中、特に夜寝ている間に多く分泌されます。 起きている時でも運動したり、タンパク質の多い食物を食べたりするとその分泌量は増えますが、大部分は夜寝ている間に分泌されると考えて良いでしょう。

<自然の成長ホルモンを増やす>
● 成長ホルモンを直接注射する方法
● 成長ホルモンの分泌を促進する成分を摂取する方法
というように、GHを増やす方法は大きく2つありますが、
医療行為でないときは、促進成分を摂取することなります。

ここで注意することは、成長ホルモンはタンパク質であるため、注射でしか効果が示されないということ。経口投与や口腔内投与(スプレータイプなど)によってはほとんど吸収されません。

体内にある成長ホルモンを分泌させるには、アルギニンが王道のようです。


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減塩でも、発酵食品は減らさない

減塩でナトリウムを少なくするには、
少しずつの積み重ねを見逃さないことですが、 塩分が多いからとやみくもに止めるのではなく、
減塩で敬遠されてしまう発酵食品は出来るだけ残すようにして、そうでないものの塩分を減らすようにしましょう。
古来の製法で醸造される味噌や醤油は、ミネラルやビタミンが豊富な醗酵食品です。

減塩でナトリウムを減らすことばかりを考えていると、 イオンバランスが崩れ、活力がなくなって疲れやすくなったりまします。
このようなときには、ひとつまみの粗塩を水に溶いて飲むだけでも効果があるもの、食事ではカリウムも積極的に摂るようにしましょう。

料理に粗塩を利用しているなら、
醗酵食品に粗塩を使うことが多いので、マグネシウムのバランスも注意ですが、基本はやはり減塩から。
ナトリウム削減のときは、
  • 福神漬け、らっきょう、紅しょう、甘酸しょう、漬け物など
    醗酵食品ではなく塩蔵品から外していくべきです。
  • ゆで卵やおにぎりの塩
    完熟ゆで卵を止めて消化も良いポーチドエッグ(温泉卵)に、おむすびは「塩水」で手を濡らしてにぎりましょう。また、海苔を巻くとカリウムを摂ることができます。
  • コンビニ弁当やファーストフード、ラーメン、店屋物など
    美味しく感じさせるための濃い味付けが砂糖と塩を多くしています。
  • トマトケチャップ、ソース、タレ、マスタード、など
    食卓でも使われる調味料です。これらは野菜を煮詰めてつくるソース系のもので醗酵はしていません。また、素材の味を覆い隠す料理方法になるので塩分が多くなります。
  • 「ハム」や「たらこ」などの塩蔵品
    ハムなど加工品にはナトリウムが多く含まれます。キュウリなどの野菜をいっしょに食べることで、カリウムを補いましょう。
  • カツオだしや昆布だし、乾燥シイタケ、唐辛子などを利用しましょう。旨みや辛みを使って減塩しましょう。コーやーチャンプルーではダシの旨みとゴーヤーの苦み、卵が味をまろやかにしています。塩を入れていくと苦みを消すことができますが、苦みが好きな人は基本、使いません。
海藻や芋類、野菜に多いカリウムをいっしょに摂れば排泄効果が期待できますが、結局は、食べています。基本は「塩分」そのものを少なくする味覚にしていきましょう。
インスタントラーメンをやめたりして、塩分を意識しながらの食事を半年ほどつづけると、コンビニの「カルビ弁当」は塩辛くて食べられなくなります。

外食や中食、加工食品で多くなるナトリウムとリンの過剰な摂取は、カルシウムの尿への排泄につながったりします。不足しがちのミネラルは、サプリメントで摂取することが多いのですが、一時的に特定の成分を補完しても、長期的にはマルチタイプでバランスのよい摂取にしましょう。


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インスリンと成長ホルモンは拮抗する

成長ホルモンの分泌を促進する因子は .....
  1. ブドウ糖や脂肪酸などの血中エネルギー基質の低下(血糖が低下)
  2. アミノ酸の循環血中濃度の上昇(たんぱく質の摂取)
  3. 精神あるいは身体的ストレス(痛覚刺激、多量の出血、激しい筋運動)
  4. 血中インスリンの低下
  5. 就寝
などがあります。 成長ホルモン(GH)の働きには .....
  1. アミノ酸の細胞内への輸送を促進し、タンパク質への合成を増加させる。
  2. 体内に広く分布するソマトメジンの働きを介して骨端における軟骨形成を促進する。
  3. 血糖値に対してはインスリンと拮抗的で血糖上昇作用があり、インスリンによるブドウ糖取り込み作用を減弱させる。つまり、成長ホルモンは糖の消費を抑制する。(インスリン抵抗性)
  4. 過剰になると、糖尿病を誘発する。(GHはインスリン抵抗性ホルモンの1つ)
などがあげられます。

|||||||||||||

食事の摂取とGH分泌の関係

食事を摂取するとGHの分泌とインスリンの分泌は相互に関連して変化します。
食事をすると .....
糖に反応してインスリンが分泌され、ブドウ糖やアミノ酸の筋肉細胞への取り込みが促進されます。筋肉細胞内では取り込まれたブドウ糖からグリコーゲンへの合成が亢進します。
食後の時間が経過すると .....
血液中の血糖値が低下することで、その低血糖に反応してGHの分泌が起こる。 GHによるアミノ酸の取り込みとタンパクへの合成が盛んになります。

しかし、インスリン分泌に問題があったりインスリン抵抗性を抱えていると、 血糖が低下しにくくなることで、GHの分泌も危ういものとなり、
タンパク合成に問題が生じ、筋肉が減少、器官では萎縮などがおこり、痩せていきます。

糖尿病前の高血糖値の人は .....
● インスリン分泌の補完も考える
  (食品の植物性インスリンを利用する)
● インスリン抵抗性の改善には、
  内臓肥満ーー肝臓や腸間膜での脂肪蓄積ーーを解消して
  インスリン抵抗性を生んでいるサイトカインの分泌を無くすこと。
  多くの場合、活動量に見合うカロリー摂取と、
  運動をすることで解消できます。(薬剤のGHの補給は考えない)

GHは、内臓脂肪皮下脂肪組織で作用が違う
GHが内臓蓄積脂肪の分解をより特異的に促進し、内臓脂肪蓄積抑制作用がある一方で、 皮下脂肪組織に対しては、脂肪細胞増殖を促進し皮下脂肪蓄積に促進的な作用を持つ。
(東邦大学医学部付属佐倉病院)
体脂肪は、内蔵脂肪が落としやすいのですね。

糖質と脂質を減らし、高タンパクの食事にし、
ビタミンとミネラル、水分の摂取を十分にすること。
(ご飯は、最低でも一日に茶碗一杯、食べること)


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血糖値が気になる人のカリウム

カリウムとナトリウムは体内ではおよそ2対1の比率で含まれているのいですが、 加工食品ではカリウムが少なくなっています。
また、野菜や果物など幅広い食べ物に含まれていますが調理などで失われやすく、不足しやすいミネラルのひとつです。
カリウムはナトリウムと拮抗して、
細胞内外のイオンバランスを調整することで浸透圧を一定にしながら、 下記のような働きを担っている非常に重要なミネラルです。

  • 浸透圧を調整し、体内の水分量調節にも関わる
  • 神経細胞(膜)での刺激伝達物質となっている
  • 筋肉の弛緩を調節する作用
  • 細胞のエネルギー生産に関わる作用
  • 腎臓における老廃物の排泄を促す利尿作用
  • 一定量以上のカリウムは腎臓でナトリウムの排出に働く
ヒトの体内でカリウムは、カルシウムとリンに続いて3番目に多いのですが、 カリウムは、塩分の摂りすぎ、コーヒーやお酒、甘い物などの嗜好品、ストレスなどで失いやすく、
加工食品が多い食生活、メタボリックシンドローム予防、高血圧や糖尿病では 積極的に摂取したい栄養素です。

カリウムが不足すると、高血圧、低血糖、糖尿病、神経障害、精神障害、 不整脈、ストレスの増大、筋力低下、消化不良、食欲不振、肌荒れ、むくみなどの 症状を招きやすくなりますが、一方で、腎臓に障害があったり透析をされている方では、うまくコントロールしなければなりません。

◆カリウムはナトリウムと神経伝達に働く
目や耳からの刺激が神経(神経細胞)を通して脳に伝わることで初めて「見たり聞いたりする」ことになります。このような神経細胞を使う刺激の伝達に、ナトリウムとカリウムの拮抗作用が働いています。

◆カリウムとインスリン
インスリンの働きが悪いと、血中にあるカリウムが細胞内に移動できなくなることで尿として排出されてしまい、カリウム不足になります。これはイオンバランスが壊れた状態であり、ナトリウムが相対的に多くなり「喉の渇き」を感じることが多くなります。

◆カリウムが少なくなる主な原因
  • 熱による調理で失われやすく、特に煮た場合の損失は約30%
  • 水に溶けやすく、水洗い、水にさらす、茹でる、等で失われる(ゆで汁を捨てない料理方法がよい)
  • 水に溶けやすしぃため尿として排出されやすい
  • 食塩の摂取量が多いと、ナトリウムとともに尿として排泄される。マグネシウムがあると排出が減少する
  • ストレス、慢性的な下痢、コーヒー、大酒、甘いもの(砂糖やシロップ)
  • 加工食品や缶詰(塩分が多いので、摂取後に体から排出される)
  • 夏バテのおもな原因は、汗で失われるカリウムです(低カリウム血症)
  • 高血圧で服用する利尿剤
  • 糖尿病
◆カリウムが多い食品
  • 海藻類にカリウムが非常に多い(芋類の5〜6倍で食品中ダントツです)
  • 芋類は種類を問わずカリウムが多い
  • 野菜ではほうれんそうなどの青菜類にカリウムが多い
  • 切干大根や干し柿、干しぶどうなど、干した食べ物にはすべてカリウムが多い
  • 果物ではバナナ、メロン、キウイフルーツに特に多い
  • インスタントコーヒー、玉露に多い
////////////
もっと詳しいページ:カリウム
http://hontonano.jp/nutrition/604_Kalium.html

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植物インスリン含有健康食品とは

血糖値を下げる、または、安定させる働きをもつもので、人間の体内で血糖値を下げるホルモンのインスリンと同じような作用をもつ物質を含む食品のことをいいます。

血糖を下げるだけの一方向に働く薬剤は、効き過ぎて低血糖や肝臓障害になる危険性、すい臓を酷使して疲弊が進むなど、長期間は使えないなどの問題を持っています。
糖尿病で評判の医者は、薬剤投与を極力控えますね。
処方に慎重なのは、このような副作用があったわけです。

糖尿病と診断され、薬剤を利用しながらの治療で血糖値が調整できたならば、
薬剤の利用を止め、食事習慣の改善や運動の継続などで、
血糖値を正常範囲に維持していくことが求められます。

植物インスリン
植物にある有効成分を濃縮したパウダー(植物インスリン)は、
口径摂取が可能で、
血糖値の下がりすぎを防ぐ作用をもちあわせているため、
血糖値に不安があるときの予防や血糖値の改善、改善後の維持に、利用されています。

|||||||||||||| 植物インスリン

コロソリン酸 インスリン抵抗性に効果

バラ科やミソハギ科の植物の葉に特に多く含まれるトリテルペン酸の一種。一般に多くの植物がもっている成分です。
コロソリン酸は、細胞膜上でGLUT4という物質を活性化することでブドウ糖を細胞内に取り込む作用があり、インスリン抵抗性を改善します。
インスリンを必要とせず、血糖値を低下させることは良いのですが、長期に利用したとき、必要とされなくなったすい臓がどうなるのか、ちょっと心配です。
  • コロソリン酸の商品の多くは、EPAやビタミンEなどが添加されていることがあります。
  • 未消化の糖質が腸内で発酵しガスの発生が多くなるため、腹部膨満感が強くなる可能性があります。
※ バナバは日本名で『オオバナサルスベリ』のこと。
バナバ茶は他のお茶類と比較して、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、タンニンなどの含有量が多く、食物繊維も含まれています。ダイエットに効果を持つお茶として親しまれています。

|||||||||||||| 植物インスリン

チャランチン ランゲルハンス島に効果

薬用ニガウリ(ゴーヤー)のチャランチンは、
膵臓のβ細胞を刺激してインスリン分泌を促進し、
血糖が下がるとα細胞からのグルカゴンの分泌を促し血糖値を上げます。
結果、チャランチンだけでは血糖値を安定させることができます。
  • チャランチンは、すい臓の働きを活性化し正常な働きに戻すように作用する脂溶性のタンパク質です。
  • 薬用ニガウリの濃縮エッセンスパウダーは、中国医療で保健指定医薬品として扱われています。
日本人は欧米人に比べると、
インスリン分泌能力が半分以下
といわれています。
インスリン抵抗性を改善するコロソリン酸よりも、日本人には分泌にはたらくチャランチンの方が適しているようです。

ご注意:このようなインスリン作用をもつものには、
糖尿病で治療中の場合、医薬品の必要量が変化する可能性もあります。医師に申告して、調節するようにしましょう。


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インフルエンザと西洋ノコ

今年の新型(豚)インフルエンザで言われてきたマスク問題です。
これを見ていると、押して切る西洋ノコと、引いて切る日本のノコ、 文化の違いを感じています。

<引用>
「医学的に、マスクをすれば感染しないと裏付ける海外の文献はほとんど聞いたことがありません。WHOのガイドラインにもマスク着用は書いておらず、本当に役立つか何とも言えないということです。欧米では、感染者がほかの人にうつすのを防ぐためにマスクをするので、健康な人はマスクをしないわけです」
<引用おわり>

つまり、海外のマスク着用は感染者であることのサイン。
日本では実際の効果よりも、
「万が一,感染した(させた)ときの批難を逃れる(和らげる)」 ために、使われているとする意見がある。特に、企業ではこの思考が働いているらしい。 外人には理解できない世間様と、コンプライアンスを独自消化した企業文化を知らないと理解できないでしょうね。

|||||||||||||||||
予防ならサージカルマスクが候補
予防として実際に効果があるマスクは、サージカルマスクが候補ですね。 医療用(サージカル)マスクには、30ミクロンの花粉を防止する花粉用マスク、0.1ミクロンのウイルスを防止する風邪予防・インフルエンザ予防用マスクなど、用途に応じて機能を付加して作られる“高付加価値マスク”がある。
そして、マスク面には手を触れずに使い捨てること。

|||||||||||||
感染症予防には手荒いが一番
  • 米国疾病管 理予防センター(CDC)では、最も強く推奨されるインフルエンザ予防法の1つとして手洗いを挙げている。
  • Thomas Weida博士は「病気のうち少なくとも感染症は手を介して伝播する。定期的に手を洗うことで疾患の拡がりを抑えられる」。(米ペン・ステート大学ハーシーHersheyメディカルセンター(ペンシルバニア州)家庭・地域医学教授のThomas Weida博士)
  • 「微生物は日常生活で触れるものすべてに付着している可能性があり、手から目や鼻、口を介して体内に入る。手洗いによってサルモネラ菌 や大腸菌などの細菌感染も予防できる」(米国の非営利団体マルチケアMultiCare(ワ シントン州)のMarcia Patrick氏)

健康を守る「セッケンと水による基本的な手洗い」方法:

  • 最初に湯で手を湿らせてから石鹸を使うことが重要。
  • その後 15~30秒以上かけて手と指の表面を満遍なく強くこすり洗う。
  • その後、石鹸と微生物を流水で十分に洗い落とす。
  • 最後にペーパータオルで手の水分を拭き取る。(キッチンペーパーやトイレットペーパーでもよいから使い捨てる)
食前やトイレの後だけでなく、
  • おむつ交換の後や病人看護の前後
  • 動物に触れた後
  • 動物の排泄物やゴミを処理した後
  • 切り傷や創傷の治療前後
  • 鼻 をかんだ後や咳(せき)やくしゃみの後
微生物の伝播(でんぱ)の確実な予防法としてアルコールを用いた消毒用ジェルの使用を勧めている
抗菌石鹸の使用については意見が分かれるらしいが、これは、特定の菌種を対象にするためらしい。日常生活のなかでの有効性そのものが疑われている。

そして、ウイルスに侵入されたときに戦える「免疫力」をつけることです。


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インスリンが肥満で働かないワケ

◆ レプチンと脂肪細胞
脂肪組織は皮膚の下や内臓の周囲にありますが、ここは脂肪蓄積をしているだけでなく、様々なアディポサイトカイン(内分泌因子)を分泌していることが分かってきている。
このサイトカインの1つレプチンは肥満状態になると、カラダは多量の脂肪分を感知しレプチンを分泌しているにもかかわらず、そのシグナルが脳で感知できない(食欲抑制ができない)ようになります。このことをレプチン抵抗性といいます。

◆ インスリンと脂肪細胞 肥満状態の脂肪細胞からは、インスリン受容体の感受性を低下させる
  • 遊離脂肪酸
  • アディポサイトカインのTNFαとレジスチン
    TNF-α(腫瘍壊死因子)は白血球から分泌される炎症性サイトカイン。
が分泌され、
  • インスリン受容体の感受性を良くするアディポネクチンの分泌低下
をともないます。このほか、
  • 血液凝固を促進するPAI-1
  • 単球やリンパ球の遊走を引き起こすMCP-1
  • angitensin IIの原料となるアンジオテンシノーゲン
などが分泌されます。

◆ 正常な体型では食欲の抑制に働いているレプチンは、肥満体型になると機能しにくくなる上、同時に分泌されるレプチン以外のサイトカインや遊離脂肪酸が、インスリン抵抗性を生んでいるということです。

このようなレプチンとインスリンの関係、Webページではどのように表現されているか、そのいくつか拾ってみると .....
  • レプチンにはインスリンの感受性をよくする働きがあある。
  • レプチン受容体は末梢組織や腫瘍細胞にも存在し、生殖を含めたより広範に影響、  食欲調節以外では生殖機能調節、血管内皮細胞の再構築、骨の成長などが知られている。
  • レプチンは炎症など免疫学的刺激でも産生され、免疫応答にも深く関与している。
  • レプチンは適切な体重になった女性の思春期を開始させる。
  • 過激なダイエットで生理が止まるのもレプチンが少なくなったため。
  • レプチンが増加するとヒスタミンも分泌され、ヒスタミンは食欲を低下させる作用がある。
  • 肥満症の人にはレプチンが多いのが通常だが、「レプチン抵抗性」が生まれる。
  • 脂肪細胞から分泌されるレプチンは食欲と代謝の調節を行います。
◆ 日本人はどうなのよ?
日本人の場合、倹約遺伝子が発達していて食べたものが脂肪として蓄積しやすい体質ですが、欧米人のように、260kgでしたか? 歩けなくなるまで肥ることはできないですね。
TVでは、泣きながら食べている信じられない光景も目にします。
これが「制御不能という状態」でしょうが、
こうはならない日本人は何が違うのでしょうか。

日本人の膵臓β細胞は欧米人と比較して弱く、
インスリン分泌能はおよそ半分とも言われています。
つまり、多くの日本人は欧米人のような肥満体になる前に糖尿病傾向となってしまい、これによる「やせ」へ傾斜していくのかもしれません。


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ドーパミン・うつ病・糖尿病

糖尿病とうつ病にはストレスで見ると相関性があります。
満足感、喜び、達成感が十分ではない生活を長く続けることは、長期に渡るストレスとなり、抗ストレスホルモンの過剰分泌を招いています。

このことが、大脳辺縁系の機能を低下させるようになり、脳内では抗ストレスホルモンのセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質の合成を低下させ、うつ病の発症へとつながっています。
糖分の摂取は、このような流れを緩和するものですが、高血糖や糖尿病を発症していると慎重にならざるを得ないものです。

ストレスを緩和するために過食する生活を続けたことで糖尿病に、
過食はしなかったので、うつ病に ..... 、
..... ちょっと極端な見方をしていますが。

うつ病や高血糖や糖尿病でも、満足感・喜び感に関係するドーパミンやその拮抗ホルモンの合成は低下しています。
満足感、喜び、達成感などの感情を生むドーパミンのことを知っていると、 見直しが必要な食習慣を納得いくものにすることができます。

ドーパミン(英:Dopamine)は中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わっています。
ドーパミンは脳を覚醒させ、集中力を高めたり、ストレスの解消や楽しさ心地よさといった感情を生み出す働きをもっています。また人間が物事を行う時の動機付けの役割や恋をしているときにあらわれる身体に表れる症状(顔が赤くなるなど)もドーパミン が関係しています。

ドーパミンは食事をして満腹すると出てくる
これを下垂体が受け取ると、満腹中枢から、「食べるの止め」とのシグナルが出る。(ドーパミンだけではなく他にもシグナルはあります)
健康体では、食べもののために、このときの血糖値は130位になっている。

ドーパミンはストレスがあると多く分泌される
空腹でもないのに、ストレスでドーパミンが増えると食欲が増し(ストレス食い)、ストレスに対抗するためにセロトニンをたくさん作ろうとすると、合成原料に糖分が必要なため、結果的にストレス食いでは太ってしまう。 ストレスが強いと、ドーパミンによる下垂体からの「食べるの止め」シグナルが出にくくなることもある。
ストレス解消を食べもので満たしていると、ドーパミンから脳内麻薬といわれるβ-エンドルフィンに切り変わっているのですね。

ドーパ人間は、イケイケタイプ
とにかく新しくて楽しいことが大好きなイケイケタイプ。「鳴かぬなら鳴かせてみせよう、ホトトギス」前向きで何でも楽しもうとする豊臣秀吉タイプ。

ドーパ人間は小太り?
ドーパミンが多いっていうのは、常にハイテンションなイメージ。
ドーパミンはストレスによって多く分泌され、ドーパミンが増えると食欲が増す。よって、小太りが多くなるのかな?

ドーパミン受容体が不足している肥満
欧米ではBMI25以上の肥満の方に糖尿病が多い。その原因が大脳基底核のドーパミン受容体が不足することによるものという報告がある。(University of Texas at Austin Eric Stice 博士)

ドーパミンは加齢で少なくなる
年齢とともに少なくなることで、食べものからの快感が得にくくなり、 強い甘さを求めるようなことになったり、甘い物がおおくなったりするのでしょうか? 少なくとも、少ないドーパミンシグナルが過食につながっているということですね。

ドーパミンが過食を防いでいる
食事を摂ると、脳はドーパミンを放出して快感をおぼえます。
米国立薬物乱用研究所所長のNora Volkow博士によると、 「ドーパミン経路を活性化する身体活動も『食べ過ぎ』という強迫行動を抑えるメカニズムと思われる」だそうだ。

ドーパミンとパーキンソン病の関係は有名
糖尿病はインシュリンを適切に使えなくするかインシュリンの分泌機能を劣らせる。インシュリンはグルコースをエネルギーに変えるために必要な物質で、不足すれば脳や神経の細胞がエネルギーを得られず、ドーパミンの分泌が妨げられるとされている。
パーキンソン病は、ふるえ、動作緩慢、小刻み歩行を主な症状とする病気で、脳細胞か神経細胞が死滅または損傷することで起こるが、これらの細胞はドーパミンと呼ばれる運動機能を制御する物質を分泌するもの。(http://oisha.livedoor.biz/archives/50946733.html)


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レプチン、増やせばイイってもんじゃない

レプチンが働かないと、肥満から2型糖尿病を発病
レプチンと肥満や感染症との関係はご存じですね。
弘前大学医学部の報告を掲載しておきます。
<引用>
レプチン遺伝子あるいはレプチンレセプター遺伝子が変異を起こしているob/obマウスやdb/dbマウスは,レプチンによる摂食抑制が起こらず肥満から2型糖尿病を発病する。また、これらのマウスは肺炎桿菌やリステリアといった細菌感染に対する抵抗性が減弱しており,その原因としてマクロファージの機能やケモカイン産生性の低下が示唆された。
<引用のおわり>

正常な脂肪細胞はレプチン、アディポネクチンというものを出し、これがインスリンと一緒に働くと、インスリンの作用が非常に強くなると言われています。
ところが、肥満になって脂肪細胞が大きくなると、この細胞が作るレプチン、アディポネクチンが少なくなるので、インスリンの作用が弱くなってくるわけです。これも糖尿病や高コレステロール血症になりやすい一因となっています。

肥満していると血中のレプチン量は増えているのですが、「レプチン抵抗性」といわれる状態になっており、食欲を抑制する働きが低下しています。
レプチン抵抗性が生まれる原因について、果物に多い「果糖」についての報告があります。

<要約して引用>

レプチン抵抗性は、果糖が脳でシグナル遮断している

レプチン抵抗性は肥満と関連性があるとされ、
多くの研究で、果糖の過度な消費は米国での肥満の蔓延において重要な因子となっていることが示されてきた。
米フロリダ大学のマウスを使った研究で、
  • カロリーを増やすことなく食餌の果糖量を増やしてもレプチン抵抗性が生じる
  • 高脂肪食の摂取により、肥満を悪化させる
というものです。
この研究で、高果糖の食餌を6カ月与えられたラットは、レプチン抵抗性を持つようになることが発見された。
マウスでは、果糖は主にレプチンが脳内に入るのを阻害することで、レプチンの活性を遮断してしまうという。これが、ヒトにもあてはまれば、高果糖の食事は良くない結果を招くことになる。(フロリダ大学医学部薬理学 治療学教授のPhilipJ.Scarpace氏)
<引用おわり>

レプチン抵抗性はミネラル不足

微量ミネラル(亜鉛Zn・マグネシウムMg・クロムCr・セレンSeなど)が不足した状態が長く続いたためにレセプターの感受性が低下して起こると考えられています。
このミネラル不足は従来から言われてきたことです。果物の果糖の摂りすぎよりも、ミネラル不足の方が現代日本人には深刻ですね。長寿やアンチエイジング、生活習慣病を考えるときには必ず引き合いに出される微量ミネラルです。

ご注意:
特定のミネラル不足が気になりサプリメントなどで摂取したときに、2〜3ヶ月を経過しても効果を体感できないときは、中止しましょう。
また、効果がある場合でも特定のミネラル成分だけを継続的に摂取することは危険です。改善後は、マルチタイプなどに切り替え、バランスを取るようにしましょう


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
  カプセルで苦くない蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ イミダペプチドのアミノ酸とはこれのこと :
  アンセリンとカルシノンのアミノ酸ドリンク
■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
  ホントナノ



インスリンの働き

膵臓には、食物を消化するための消化酵素(リパーゼ、アミラーゼ、トリプシンなど)を十二指腸に膵液とともに放出する外分泌作用と、インスリンやグルカゴンなどいくつかのホルモンを作り血液中に放出する内分泌作用を併せ持っています。
インスリンは、この膵臓のランゲルハンス島B(ベータ)細胞で生成され血液中に分泌されます。分泌されたインスリンは、肝臓に向かう門脈を通り肝臓に達し、肝静脈を経て全身の組織に送り込まれます。
この過程でインスリンは、インスリンに感受性のある肝臓、筋肉や脂肪組織の細胞に存在するインスリン受容体と結合し、ブドウ糖の細胞内への取り込み、細胞のエネルギー源としての利用、グリコーゲンや脂肪としての貯蔵促進などに働くのです。

インスリンの主な働き
  • 骨格筋では .....
    ぶどう糖、アミノ酸、カリウムの取り込み促進と
    タンパク質合成の促進
  • 肝臓では .....
    糖新生の抑制グリコーゲンの合成促進分解抑制
  • 脂肪組織 .....
    糖の取り込みと利用促進脂肪の合成促進・分解抑制
  • 腎臓の尿細管では .....
    ナトリウム再吸収促進作用
などなど、
インスリンはおよそ60兆個といわれる全身の細胞に働いています。食べ過ぎや肥満、加齢などでインスリンの働きが悪くなると、細胞へのエネルギー源や栄養の受け渡しがスムースにできにくくなります。
最近では、脳内でのインスリンの働きについて、次のような報告があります。

脳では、ありすぎても困る脳内インスリン
脳内では老化の促進という“悪役”を演じているという、米ハーバード大の実験報告があり、脳内でインスリンを働きにくくしたマウスが通常のマウスより18%も長生きしたというものです。

一方で、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患にインスリンとIGF-1が関係しているといわれ、注射や経鼻スプレーでインスリンを投与された人はすぐに、物語の回想や記憶テストの成績が上がるという。


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  カプセルで苦くない蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ 3kgから先は運動しないと ... :
  脂肪を燃焼させる食べ方
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使い切れないインスリンでガンになる

高レベルの細胞増殖を促進する強力な成長因子である IGF-1 は、閉経前の乳ガン、前立腺ガン、大腸ガンのリスクの増加に関係するいう報告があります。

肉と乳製品を食事で多く摂る高タンパク質の食事は、細胞の成長を促進するインスリン様成長因子-1 (IGF-1) の血液中のレベルを高めるとのこと。(イギリスのオックスフォード大学 Andrew W. Roddam 氏 )
 ● IGF-1 は主に肝臓で成長ホルモンの刺激で分泌されます
 ● IGF-1 は人の初乳や牛乳、乳製品に含まれています
 ● 飼料に含まれる成長促進剤から IGF-1 の可能性

|||||||||||||||||||||

◆ IGF-1は、ガン細胞の発現と成長促進

高インスリン血症やインスリン抵抗性により、発がん促進に重要な役割を果たしていることで知られるインスリン様成長因子IGF-1が増加し(IGF結合タンパクは減少)、ガンを発症しやすくしている原因の1つと言われています。

|||||||||||||||||||||

◆ これを解決するのは、運動の継続です

厚生労働省研究班の「多目的コホート研究」の報告は次のように、
ガンの原因の1つに IGF-1 インスリン様成長因子が挙げられています。

<以下、報告内容より>・・・・・・・
ガン発症と運動の関係について、
運動習慣のある人ではがん発症が減る」と指摘。
運動(身体活動量)で、ガンを予防できる理由に、
 ・肥満の改善
 ・性ホルモンやインスリン・インスリン様成長因子(IGF-1)の調節
 ・免疫調節能の改善、
 ・フリーラジカル産生の抑制
などが挙げられています。
研究者らの推察:
1)身体活動を増やすことがインスリン感受性を高める。
2)空腹がインスリン量を低下させ、インスリン抵抗性が改善する。
3)身体活動による免疫調節能の改善効果も、がん予防に寄与している。
<報告内容のおわり>・・・・・・・

メタボリックシンドロームは、インスリンが上手く機能していないことがベースにあり、さまざまな症状が現れる前には、血管でインスリン量が多くなる高インスリン血症やインスリン抵抗性が現れています。
いわゆる、血糖値が高めの状態が進展していくとこのようなインスリン問題を抱えることになります。

ガン予防でも若いときからの継続する運動が、最も効果があるようですね。


■ 植物インスリンが血糖値を安定させる :
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■ 血圧を下げ、免疫力をつけるアミノ酸 :
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IGFインスリン様成長因子

成長ホルモンの分泌に応じて産生されるIGF-1、別名ソマトメジンC。 IGF-1や成長ホルモンの減少は、老化で見られる様々な変化に関係していると言われ、老化の指標とされています。

IGF-1 は、主に肝臓で、骨格筋などでも、成長ホルモンの刺激を受けて分泌されるインスリンと配列が高度に類似したポリペプチドホルモンです。

成長ホルモンの作用はこのIGF-1を介したものであるため、人体のほとんどの細胞、特に筋肉、骨、肝臓、腎臓、神経、皮膚及び肺の細胞は、IGF-1の影響を受けています。

IGF-1の働き
 ・インスリン様効果
 ・細胞の成長と発達
 ・細胞DNA合成を調節

IGF-1の様々な機能
 • 細胞内伝達に関係
 • グルコース代謝に対するインシュリン様効果
 • 細胞成長の促進(細胞分裂誘発/アポトーシス防止)
 • タンパク合成・筋肉合成の促進
 • 老人の筋萎縮改善
 • 脂肪分解の促進
 • 骨密度増加
 • インシュリン感度改善
 • 腸組織の改善

IGF-1と成長ホルモン
成長ホルモンの代謝に関する作用には以下のことがあり、
成長ホルモンが直接作用する場合IGF-1を介す場合の両方がある。
  • 代謝促進 -- 炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進する。
  • 血糖値上昇 -- 肝臓でのグリコーゲン分解を促し、また抗インスリン作用を持つため、血糖値を一定に保つ。
  • 恒常性の維持 -- カルシウム濃度などを一定に保ち、体内の恒常性を維持する。
  • 体脂肪動員の促進 -- エネルギー不足の状態の時、脂肪組織から遊離脂肪酸の形で放出させる。


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インスリンと脳内 IGF-1

インスリンは脳にも不可欠だと考えられ、アルツハイマー病やパーキンソン病、ハンチントン病などの神経変性疾患にインスリンの異常が関連している。

1980年代半ば、複数の研究グループが脳にもインスリンとその受容体が存在することを突き止めた。インスリンは血液脳関門を通り抜けるだけでなく、少量だが脳でも作られているようだ。

インスリンが学習と記憶に重要な役割を果たしていることがわかり、注射や経鼻スプレーでインスリンを投与された人はすぐに、物語の回想や記憶テストの成績が上がるという。
最近のいくつかの研究では、インスリン及びIGF-1が神経変性疾患に関連しているとされ、 インスリンとIGF-1が、神経変性疾患に深く関係していることを疑う研究者ははほとんどいないともいわれる。

インスリン様成長因子1(IGF-1)は主に肝臓で成長ホルモン(GH)による刺激の結果分泌される。人体の殆どの細胞、特に筋肉、骨、肝臓、腎臓、神経、皮膚及び肺の細胞はIGF-1の影響を受ける。インスリン様効果に加え、IGF-1は細胞成長(特に神経細胞)と発達そして同様に細胞DNA合成を調節する。(Wikipedia より)

インスリン様成長因子1(IGF-1)は、牛乳に多い
ウシIGF-1とヒトIGF-1は完全に相同
 ・ウシ初乳  100-500ng/ml
 ・牛乳     2-50ng/ml
 ・ヒト初乳   10-50ng/ml
 ・ヒト母乳   1-10ng/ml

IGF-1の様々な機能
 • 細胞内伝達に関係
 • グルコース代謝に対するインシュリン様効果
 • 細胞成長の促進(細胞分裂誘発/アポトーシス防止)
 • タンパク合成・筋肉合成の促進
 • 老人の筋萎縮改善
 • 脂肪分解の促進
 • 骨密度増加
 • インシュリン感度改善
 • 腸組織の改善

脳内では ...
脳内のIGF-1の低下が、アルツハイマー病やパーキンソン病、ハンチントン病などの神経変性疾患の原因とする説が最近注目され始めている。 IGF-1はインスリンに、IGF-1受容体はインスリン受容体によく似た構造のタンパク質なので、 ときどきインスリンはIGF-1受容体に結合したりする。

その他 ...

★ IGF-1のレベルの高い人は、低い人と比べて4倍も前立腺がんになりやすく、前立腺がんのみならず、一般的にがんを誘発しやすいというデータもあります。
若い人ほどガンの進行が早いのは、これにも関係しているだろう。

★ 女性では、年齢が高くなるとIGF-1が低下している。数値の絶対値で判断するのではなく、変化をみることが重要といわれる。

★ 《IGF-1はリコピンやセレンと一緒に》などういう記事もあるが、
ガンだけを気にしているひとは少ないだろう。
色々な不調や懸念があるもので、それぞれに関連するモノをたぐり寄せると、結局は、栄養をバランス良く食べているのか、に尽きる。

このバランスは人それぞれだし、そのとき体調で変わってくるから難しい。 日頃から自分の体調変化を知ること、
自分で考えて、納得することを取り入れることです。


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自己注射のマナー

会食の席上で、自己値注射をするのは「医療倫理学」を専門にする方らしいが、 私はこの記事を読んで、気分が悪い。

<引用>
..... 会食のとき、かわいいポーチに入れたインスリン注射キットをテーブルの上に広げながら、相手の迷惑も顧みず、糖尿病予防啓発活動をする。日本人の6人に1人が糖尿病か、その予備軍といわれる時代だ。患者がインスリン注射キットを見せびらかしながら行うキャンペーンは説得力があるらしく、みんな神妙に聞いてくれる。 ......
<引用のおわり>

「みんなが神妙に聞いてくれる」と言っているが、
なぜ、神妙になるか、理解しているのだろうか?
電車で化粧をする女の子以上に、気分が悪い。

なぜかって?
楽しいはずの会食を「神妙」にしてしまっている。
本人にとって、インスリン注射も食事の一部だから、
それを、席上でやることに反感はないが、
しかし、楽しいはずの会席を「神妙」してしまってはマズイだろう。

本人は、この行為は予防啓発になる考えているようだが、
TPOを考えてほしい。

少なくととも、相手が神妙になるまで引きずり込んではいけないでしょう。
もんなで、これから食べようとしているわけだから、
サラッとやって、話しを変えてほしい。
本人が話題を変えないかぎり、相手は制止しない。オトナだから。

糖尿病で自己注射の段階になると、そのステップ自体に戸惑い、
本人の心の負担は大きい。
歳が若ければ尚更かもしれない。
「見せる」ことで、 こうなってしまった不満を、辺り構わずバラまいているのではないか?
これから、若い人にも多くなっていく自己注射だろう。
あらためて、
この行為にマナーができていないことに気付かされました。
会席に、糖尿病予防啓発活動はいらない。

あァ、そんなことするんだ? 
糖尿病は、そうよ! 
で、話題は変えよう。


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便秘解消で、秋田美人 ?

食べたものは胃で殺菌、消化酵素を混ぜて細かくされ、
腸ではさらに消化が進み、栄養が吸収され、そして排泄されます。 いくらバランスの良い食事をしたり、
いろいろな種類のサプリをとったりしても、
胃や腸がしっかりと働かないと意味が無いことはご存じ。

さらに、腸では便の排泄によってデトックスの75%が行われているので、 便秘をして毒素を溜めたら、美人にも健康にもなりにくい。
だからこそ、健胃と整腸が大切になるのですね。

秋田美人は腸美人?

秋田県人に小野小町がいる秋田県ですよ。
もしかして日本一と言われる「秋田美人」は、
日本一の「腸美人」かもしれない、なんて考えてしまします。
秋田県は消化器系のガンは多いのか、少ないのか?

美人薄命?!

実は、秋田県は「大腸がん」死亡率ワースト1だそうです。
なので、秋田県は、2008年2月、
内視鏡による大腸がんの集団検診を全国に先駆けて実施することを決めています。死亡率は、高齢化問題や医療体制との兼ね合いがあり、条件がよければ救うことができ、死亡率を下げることができます。

大腸ガンの定説

  • 欧米型の脂肪の多い食事は、大腸癌の類を増加させる
  • 漬物など塩分の多い食事は、胃ガンの温床
いずれの食生活であっても、女性が大腸がんの一部の「結腸がん」にかかる危険性を高めることでは大差が無く、大腸全体を見た場合には、性別や食事の内容と大腸癌の間に明確(強い)な因果関係が無いという。(厚労省研究班)
  • 食事より、飲酒や喫煙の影響が大きかった可能性もある
  • 「野菜や果物を多く食べても大腸がんの予防には役立たない」という研究結果もある
  • 食事の欧米化、これは、ハワイに移住した日本人に大腸がんが多かったことなどが根底にあるらしく、根拠が曖昧なようだ
こうなると、 「大腸癌の原因には便秘もあり?」とも考えられ、 便秘にともなう腐敗便というか発酵した便が出す毒素のようなものが大腸癌の類を誘発しているのではないか。ということにもなってくる。先の調査で行われた追跡調査では便秘説は否定的なようですが。(食べていた食品も不明瞭)
また、野菜に多い抗酸化物の摂取量にも関係していますね。日本の調査は、なんだか分かりにくい ..... 。


秋田美人も便秘していた

秋田美人の特徴は「肌の白さときめ細かさ」ですが、
色白は、秋田県が日本一 紫外線量が少ないからだという説がある。
日照量が少ない地域にガンが多いと言う報告がある。
ということは、ビタミンD不足や、力不足の緑黄色野菜になっているのかもしれない。

きめの細かさは、美味しい米と水、それに肥満経験がないから?
白系ロシア人説で終わりたくないですね。

秋田美人、便秘はしていそうだけど、
便秘解消だけでは、ちょっと遠い? 秋田美人。


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夏に始めるインフルエンザ対策

今年の冬にくるインフルエンザは、予測できないものがありますね。 感染症は自分の免疫力(抵抗力)で戦うしかありませんが、
免疫力UPには時間がかかりますので、そろそろ、始めて下さい。

免疫力は、栄養状態、精神状態、ストレスの程度などで大きく変化しますが、 まずは、しっかり食べて、消化・吸収してくれる体調の維持・管理です。
食欲が落ちやすい夏場の食事は、栄養のバランスや、
消化吸収のよい料理法などにも心がけましょう。

胃の消化力を高めること

よく噛みながら、だ液を混ぜるつもりになってを食べること。
一回分食事が、料理や飲み物を全部混ぜたときに、温かい温度になっているようにします。

 → 内臓を温めて、胃液の分泌をよくし消化運動を助けます。

消化力は健康のために非常に重要です。
胃の消化力を高めることで免疫力を高めることができ、疲労回復にも繋がります。 胃の消化力が低下すると、どんなに身体に良いものを食べても栄養を吸収できず免疫力が低下します。
ストレスや睡眠不足も注意しましょう。

腸の消化・吸収力を高めること

便秘を解消し・便秘をしないこと。
睡眠薬や整腸剤の抗生物質など、薬物を極力控えましょう。
ウォーキングやランニングなど足を使う運動をしましょう。

 → 運動は腸に刺激を与えて蠕動運動が活発になります。

免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることがもっとも大切です。 腸での消化吸収が高まると、免疫力アップの他に、骨粗しょう症予防、コレステロールの正常化、肌の代謝アップ、アレルギー改善など、さまざまな効果も得られます。

免疫力を高める食材

以下に、よく言われる食材の幾つかが挙げられています。
しかし、要は、「ウンコしてますか」です。
運動せず、筋肉がないことで真っ先に現れる症状が「便秘」。
肩凝り、頭痛、から癌まで、便秘はまさに万病のもと。

「腸の汚れは血液の汚れ、免疫が低下するのは当然」
頭では理解していても、美人願望には勝てないようなので、 せめて、「ウンコがちゃんとできる」美人を目指してください。
消化のよいタンパク質を摂りましょう
卵、豚肉、鶏肉、魚、豆腐、納豆 ...
夏場には特に不足しやすいミネラルです
牛乳、わかめ、ひじき、昆布、海苔 ...
野菜やビタミン、食物繊維を摂りましょう
トマト、茄子、さやいんげん、かぼちゃ、オクラ、にがうり ... 緑黄色野菜やキノコの食物繊維
にんにく、タマネギ、ブロッコリーなど硫化化合物
果物は体内のビタミン・ミネラルを消費、食べ過ぎないこと
ビタミンDがタンパク質吸収に必須、乾燥シイタケやキノコ
水分代謝をよくしてむくみを改善。老廃物の排出を良くしましょう
キュウリ、とうがん、海藻、じゃがいも、スイカ..... カリウムの利尿作用を利用する
ビタミンB群やEが不足しないようにすることも効果
食欲を刺激しましょう
香辛料では、しょうが、わさび、こしょう、唐辛子 ...
香味野菜のしそ、三つ葉、ねぎ、みょうが ...
医療では、術後の経過をよくするために、
免疫を活発にする栄養剤が利用されています。
 関連ページ:免疫栄養法とは? 栄養と免疫の密接な関係
 


■ 血糖値と血圧の安定に 薬用ニガウリ :
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昆布ダシが血圧を下げる

植物性タンパクに最も多く含まれるアミノ酸の1つであるグルタミン酸によって血圧が降下することが、米ノースウェスタン大学Jeremiah Stamler博士らにより、明らかにされた。
グルタミン酸は、野菜タンパクの23%、赤身肉のタンパクの18%を占めるという。

今回の米国の報告はグルタミン酸、日本人的には「コンブだし」や調味料を連想しますね。そこで気になる「カツオだし」ですが、これには過去、味の素からの脳内の血流を良くするという報告がありました。
カツオだしの「血流改善効果」、その正体はアミノ酸のアルギニンとされています。 うまみ成分として知られている核酸の一種イノシン酸には触れられていません。

グルタミン酸の報告を引用します>・・・・・・・・・・・・・
日本、中国、米国、英国での4,680人を対象とした食事に関する研究データを分析した結果、食事による蛋白質の総摂取量に占めるグルタミン酸摂取が4.72%高いと、平均収縮期血圧(最大血圧)が1.5〜3ポイント、平均拡張期血圧(最小血圧)が 1〜1.6ポイント低いことが示された。

同氏は、「降圧度はそれほど大きくないと思われるかもしれないが、高血圧は心疾患や脳卒中、その他の心血管障害の主要なリスクファクター(危険因子)であり、この降下によって脳卒中による死亡率が6%、心疾患による死亡率が4%低下する。」という。
また、グルタミン酸ほどではないが、プロリン、フェニルアラニン、セリンなど、野菜蛋白に多いほかのアミノ酸による降圧効果もみられ、研究者らは「血圧改善の解決は1つの栄養素のみによるものではなく、すべてが作用することで大きな効果が得られる」としている。

HealthDay News 7月8日
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=628747
<引用のおわり>・・・・・・・・・・・・・

|||||||

グルタミン酸

グルタミン酸は、アミノ酸のひとつで、小麦グルテンの加水分解物から初めて発見されたことからこの名がついた。非必須アミノ酸で、動物の体内では神経伝達物質としても機能しており、グルタミン酸受容体を介して神経伝達が行われる、興奮性の神経伝達物質である。
ちなみに、乾燥昆布の表皮にある白い粉はグルタミン酸、そして、たくさんつながったものが納豆の粘性物質であるポリグルタミン酸。

グルタミン酸のおもな効能
これまでは、効能に次のようなことが言われてきた。
 ・疲労回復
 ・知能の向上
 ・肥満の予防
 ・アルコール依存症の改善
 ・潰瘍の治癒を早める
 ・男性の性的力を高める
 ・利尿効果 など

コンブ以外では .....
コンブ、チーズ、緑茶などに大量に含まれるほか、シイタケ、トマト、魚介類などにも比較的多く含まれていることが知られていいます。

うま味調味料
グルタミン酸そのものは酸味を持つため、そのナトリウム塩であるグルタミン酸ソーダが調味料(化学調味料あるいはうま味調味料)として利用されている。

グルタミン酸の製造
現在では微生物のアミノ酸発酵により、主に糖蜜またはコメ、コーンスターチなどと塩化アンモニウムを原料として、生産されている。

グルタミン酸過剰症
脳でグルタミン酸が過剰に放出されると、神経が高ぶることによる睡眠障害、神経症、幻覚を見るなどの症状が出ます。


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疾病研究者の報告に出てくるコーヒー

「healthday.com の HealthDay News 」で、過去3年分程度のNewsを対象に、 疾病の研究者たちが「コーヒー」や「カフェイン」に言及しているテーマを拾ってみました。

海外では心血管疾患による死亡率が高いのですが、
日本では癌が多い。この違いが研究内容にも反映していたり、
新発見があるとその分野の研究が多くなるなどのトレンドもあります。 また、healthdayの性格もあります。
ここでの研究や報告は、「コーヒーに関係する一部のこと」程度に考えましょうね。

しかし、不思議なことに、
コーヒーと癌を研究する報告が一件もなかった。
「今さら .... 」ということも研究には付きもの、
日本ほど気にしていないだろうし ..... 。

コーヒーについての研究者の指摘事項を、大雑把に言えば、
  • 消化器系には良くない
  • カフェインはパーキンソンやアルツハイマーの脳神経や脳血管系に効果
  • 嗜好品のコーヒーはカフェイン抜きが安心
  • 日本人としては、胃の調子が悪い、潰瘍が気になるとき、は注意です

コーヒーは No Good という記事

  • 胃の調子が悪いとき、コーラやコーヒーなど、濃い色の、胃に負担のかかる飲料を避け、クリアな水分をたっぷり、一度に少量ずつ、時間をかけて飲む摂取する。
  • 潰瘍のときは悪化させる可能性のある食品は摂らない。たとえば、チョコレート、コーヒー、特定のハーブや香辛料、辛い強い食品など。
  • 二日酔いに、コーヒー、脂肪性の食物、冷たいシャワーには、アルコール代謝を早める働きはない。
  • カフェインを含有する薬剤と併せてカフェインの多い食事を摂ると、過量摂取の原因となる。過量摂取による副作用には、頭痛、不安感、吐き気、嘔吐、頻脈、興奮、振戦、高血糖などがある。さらに腹腔内出血や下痢を起こす場合もある。(カフェインの摂り過ぎに要注意)
  • 腎結石は、炭酸飲料に含まれるカフェインなど成分が有害である可能性も考えられる。
  • 鉄分が体に吸収されにくくなるため、食事と一緒にコーヒーや茶を飲まない。
  • 栄養ドリンクが血圧上昇や心拍数増大を引き起こし、高血圧や心疾患のある人の健康にリスクが生じる可能性。「ほとんどの炭酸飲料には高濃度のカフェインと、タウリンというアミノ酸が含まれており、どちらも心機能や血圧に影響を及ぼすことがわかっている」
  • 血圧測定前の少なくとも30分は、喫煙、カフェインの摂取および運動を避ける。
  • 血圧が高すぎる場合、アルコールやカフェインの摂取を軽減する。
  • 片頭痛の原因に、いつも飲んでいる赤ワインの摂取またはカフェイン摂取量の変化がある。
  • カフェインが糖尿病リスク低減に関わっていることは認められない。コーヒーはカフェイン抜きの方がよい
  • 錠剤カフェイン摂取が血糖値を上昇させる

コーヒーは Good という記事

  • コーヒーは、アルコール性肝硬変発症率を下げる(ウイルス性には寄与しない)
  • コーヒーに含まれるクロロゲン酸とトリゴネリンが血糖値を低下させる。
  • コーヒーを1日4杯以上飲むと痛風の予防になる。
  • カフェインには卵巣癌を予防する効果がある可能性。ただし、関連性は、避妊薬やホルモンの使用経験のない月経閉止後女性で最も強かった。
  • カフェインによる皮膚癌の防御効果。だからといって、皮膚癌予防のためにコーヒーや紅茶の量を増やす必要はない。
  • 虚血性脳卒中(脳梗塞)患者に血栓溶解薬とともにカフェインとアルコールの混合物を投与すると、安全で回復もよいことが示された。
  • コーヒーやお茶好きの人にとっては朗報。どちらを飲んでも脳卒中リスクが軽減する。
  • 喫煙やコーヒーを飲むことでパーキンソン病が予防される。
  • カフェインがすでに発症したアルツハイマー病に対する実行可能な “治療法”。健常マウスの記憶は改善されない。


■ 血糖値/高血圧/美肌づくり/夏バテ防止に 薬用ニガウリ :
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レプチン減少は、食欲どころではない!

ダイエットだけではないレプチンの働き、そのいくつか拾ってみると .....
  • 脂肪細胞から分泌されるレプチンは食欲と代謝の調節を行います。
  • レプチンにはインスリンの感受性をよくする働きがああります。
  • レプチンが増加するとヒスタミンも分泌され、ヒスタミンは食欲を低下させる作用がある。
  • 通常、肥満症の人にはレプチンが多いが、「レプチン抵抗性」が生まれます。
  • レプチン受容体は末梢組織や腫瘍細胞にも存在し、生殖を含めたより広範に影響、  食欲調節以外では生殖機能調節、血管内皮細胞の再構築、骨の成長などが知られています。
  • レプチンは適切な体重になった女性の思春期を開始させる役目を果たします。
  • 過激なダイエットで生理が止まるのもレプチンが少なくなったためです。
  • レプチンは炎症など免疫学的刺激でも産生され、免疫応答にも深く関与しています。

正常な脂肪細胞はレプチンやアディポネクチンを分泌し、
これがインスリンと一緒に働くと、インスリンの作用が非常に強くなると言われています。

ところが、肥満になって脂肪細胞が大きくなると、この細胞が作るレプチン、アディポネクチンが少なくなるので、インスリンの作用が弱くなってくるわけです。
このことは糖尿病や高コレステロール血症になりやすい一因となっています。

レプチンは、1994年に発表された脂肪細胞でつられ分泌されるホルモンですが、 肥満した人では「レプチン抵抗性」が生まれ、レプチンが分泌されていても食欲や代謝の制御ができにくくなるとされています。
また、肥満した人のごく一部では、遺伝子の変異でレプチンの分泌が少なくなるそうです。

レプチン抵抗性

フルーツに多い果糖を使った興味ある実験がありました。
米フロリダ大学のマウスを使った研究で、
  • カロリーを増やすことなく食餌の果糖量を増やしてもレプチン抵抗性が生じる
  • 高脂肪食の摂取により、肥満を悪化させる
というものです。この研究で、
高果糖の食餌を6カ月与えられたラットは、
レプチン抵抗性を持つようになることが発見されまた。

マウスでは、果糖は主にレプチンが脳内に入るのを阻害することで、レプチンの活性を遮断してしまう。これが、人にも当てはまれば、高果糖の食事は良くない結果を招くことになる。とのことです。(フロリダ大学医学部薬理学 治療学教授のPhilipJ.Scarpace氏)

また、レプチンについては次のような報告もあります。
  • 食事制限も運動もなしで肥満マウスの減量に成功
    ハーバード大学(ボストン)医学部准教授のChristian Bjorbaek 氏の研究では、 マウスの視床下部にあるプロオピオメラノコルチン・ニューロンにレプチン受容体を加えたところ、血糖値が正常にまで低下した、という。
    この研究は、レプチンが関与するニューロンや経路をターゲットとした「運動への欲求や自発的意思を誘発する薬剤の探索につながる」という。
    (医学誌「Cell Metabolism(細胞代謝)」2009年6月号の報告)
  • レプチンが働かないと肥満や糖尿病では、感染症に罹りやすい
    レプチン遺伝子あるいはレプチンレセプター遺伝子が変異を起こしているob/obマウスやdb/dbマウスは,レプチンによる摂食抑制が起こらず肥満から2型糖尿病を発病する。
    これらのマウスは肺炎桿菌やリステリアといった細菌感染に対する抵抗性が減弱しており,その原因としてマクロファージの機能やケモカイン産生性の低下が示唆された。
    (弘前大学医学部)

アディポネクチン

脂肪細胞(アディポサイト)から分泌されるアディポネクチンの分泌は、脂肪細胞の大きさに関係しており、脂肪細胞が肥大すると、アディポネクチンの分泌量が低下します。
アディポネクチンはインスリン感受性の向上、血管内皮細胞の修復作用、脂肪燃焼作用もあることから、アディポネクチンが減少すると、血糖やコレステロールの上昇、動脈硬化のリスクも高まります。


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
  カプセルで苦くない蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ 3kgから先は運動しないと ... :
  脂肪を燃焼させる食べ方
■ イミダペプチドのアミノ酸とはこれのこと :
  アンセリンとカルシノンのアミノ酸ドリンク
■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
  ホントナノ

エッ、食後はだれでも男性ホルモンが 25%低下。

食後の血糖値上昇によって、
糖尿病の有無に関わらず男性の血中テストステロン値が約4分の1
低下することが、新しい研究によって示され示されています。
(Ireland, St. Vincent's大学病院 ( Dublin ), June 13, 2009)

テストステロン:
テストステロン は男性ホルモンの一種で、精巣・副腎で合成・分泌されていて、 通常、男性は女性の10~20倍のテストステロンレベルを持ちます。
テストステロンは、更年期前の健康な男性の血液1ミリリットルあたり16ピコグラム以上含まれますが、更年期になると15ピコグラム以下に下がってしまいます。

テストステロンは30歳ごろから減少するとされ、年に1%〜2%の割合で減少します。

25%ほど低下したという研究は、ブドウ糖を飲んだ実験です。
やはり、精製された「甘さ」は危険ですね。
「糖尿病に限らず誰でも」ということを覚えておきましょう。

子供の頃は男女に関係なく男の子も「甘いお菓子」を食べているが、 大人になると、食べてもその量は少ないように思いますね。
年齢を重ねながら複雑な味を知っていくこともあるでしょうが、
何か、直感するものがあるのでしょうか?

甘いものは好きなんだけど、理由もなく「恥ずかしい」と思わせる世間ですね。
ご飯のときは、炭水化物の食べ過ぎに注意しましょう。

また、女性の「ぽっこりお腹」は男性ホルモンのシワザ、
男性ホルモンが高めの女性は、腹部に脂肪がたまりやすい傾向」にあるという クリニックの院長さんもいらっしゃいます。

男性ホルモンが高めの女性と、低めの男性、
大雑把にはどちらも同じくらいのホルモン量ともいわれています。

実験の概要

◆ 男性74例を対象に実験している
  ・42例は血糖値正常
  ・23例は血糖値異常(糖尿病前症)
  ・9例は新たに2型糖尿病と診断された人

◆ 各被験者には無水ブドウ糖75gを水で溶かしたものを飲ませた。
  ▼
● 糖尿病の有無にかかわらず、ブドウ糖液摂取後の血中テストステロン値は25%ほど低下した。
● ブドウ糖摂取後2時間以上持続した。

アイルランド、セント・ビンセント大学病院(ダブリン)のFrances Hayes博士らによる今回の研究でした。
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=628055


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