30才でも糖尿、低年齢化と網膜症の重症化

 どうも目の調子がよくない、視力が落ちている気がする
血糖値が高めの人に、
そんな感じをもつ人が多くなってきたようです。
もしかすると、それは糖尿病の合併症のひとつ、網膜症かもしれません。

手足に、冷えやしびれを感じる、タコや魚の目ができやすい、キズが治りにくいなどは、糖尿病による神経障害の初期症状です。
このような症状とともに、目に不調を感じるようであれば、即刻、検診を受けましょう。

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糖尿病の低年齢化と合併症の重症化

合併症は、糖尿病と診断された後に徐々に進行するもので、
かなりの年月を経てから発症するとされ、網膜症や腎症の場合には10〜15年はかかるというのが従来の見方でした。
しかし、最近になってわかったことは、若い人ほど網膜症の発症も早いこと。

日本ではいま30歳代40歳代の若さで、糖尿病性網膜症になる人が増えているのですが、発見されたとき、網膜症はすでに進んでいてすぐに「手術」となることもあるようです。

糖尿病の若年化が進んでいます
子どものころからの慢性的なカロリー過多や運動不足により、
10歳代、20歳代で血糖値が高い状態になり、
それに気づかないまま過ごしているようです。

若い世代の網膜症は重症化しています
糖尿病を発症した年齢を「40歳未満」と「65歳以上」で比較すると
 40歳未満 → 網膜症・少ない → 重症の増殖型網膜症・多い
   VS
 65歳以上 → 網膜症・多い  → 重症の増殖型網膜症・少ない
   ▼▼
若い年代で発症するほど、早く網膜症を発症する確率が高く、
かつ重症化しているケースも多いということ。
(日本眼科医会 2005年9月)
  and
糖尿病になり、8年間で約 28% の人が網膜症を発症している
(厚生労働省研究班)
糖尿病との診断後、15年で約40%の人が網膜症を発症している報告もある

糖尿病性網膜症
糖尿病性網膜症は、かんたんに言うと網膜の細い血管に起こる動脈硬化によるもの。その網膜の血管に障害が起こり、視力の低下などから、網膜はく離などに至ります。(失明は年間およそ3000人)
詳しくは、糖尿病性網膜症

このほかにも、白内障や緑内障など、 糖尿病に関係する目の病気が幾つかあります。知っておきましょう。
詳しくは、目の病気

眼底は、毛細血管を直接見るとができる唯一の部位です。自覚症状がない段階からの状態を知ることができます。
30才になったら、毎年、眼底検査をするとよいです。


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