血糖ダメージ、カラダを修復する方法

血糖値の乱高下が収まっても、
ダメージを受けたカラダの機能は修復されていません。
薬剤を少なくしていく日常の努力が、
カラダを元気にしていきます。

植物インスリンを考えてみましょう。
ゴーヤー(薬用ニガウリ)に含まれるチャランチンは、
1966年に血糖値を下げる作用が報告されたものですが、
チャランチンのことを
Pインスリンや植物インスリンと呼んでいます。

薬剤を使いながら血糖値を下げる治療では、
 ーーたとえば、スルフォニル尿素剤を使うときのように
その作用が効きすぎ、
「低血糖」を起こすこともあります。

しかし、植物インスリンでは、
有効成分チャランチンが血糖の上下、両側で働いてくれます

血糖値が上がると .....
チャランチンは、膵臓のβ細胞に働きかけることでインスリンの分泌を促し、血糖を下げるように作用します。

血糖値が下がりすぎると .....
チャランチンは、血糖値が下がった場合、α 細胞からグルカゴンを分泌し血糖値を上昇させ、血糖値を安定させます。

このように、
チャランチンは、血糖値を下げるインスリンと、上げるグルカゴン、 両方のホルモンに働きます。
チャランチンは低血糖にすることがありません
これが、「チャランチンは植物インスリン」といわれる由縁です。

※ チャランチンは薬用苦瓜(薬用ニガウリ)に多く含まれる成分で、 すい臓の働きを活性化し正常な働きに戻すように作用する
脂溶性のタンパク質です。

健康なときの血糖値は、
空腹時、約70〜110mg/dLの範囲内に維持されています。
血糖が高めのとき、以下のようにシフトすると、
糖尿病との関係が報告されていて、糖尿病のリスクが高まります。
第52回日本糖尿病学会年次学術集会では、
次のように報告されています。
高血糖と糖尿病リスク
・90〜99mg/dLでは2.20
・100〜109mg/dLでは6.42
・110〜125mg/dLでは14.78

一方、低血糖側ではどうでしょうか。
糖尿病の血糖コントロールの失敗、機能性低血糖症、ウツ病、などで起きやすい低血糖は、 身体的な発作と精神症状があらわれます。
疾患そのものが低血糖を引きおこす場合と、薬剤による一方的な低血糖化がありますが、
いずれも、その原因には、
血糖値を下げる働きのインスリンが機能しなくなっていることや、 これにともなうホルモン分泌の乱れ(自律神経の乱れ)があります。
詳しくはこちら: 機能性低血糖症にある高血糖と低血糖

緊急のときは、もちろん薬剤を使いますが、
1つの薬剤で、血糖値の上下を管理できるほど進んだ状況にはありません。 このため、「効き過ぎ」を起こしてしまうことがあるわけです。

緊急時は、片方向に傾斜させる薬剤を利用し、
日常は血糖値安定に働く植物インスリンで「補完」する、 このような組み合わせで、カラダへの負担を軽減しながら、 ダメージを受けた身体の修復を進めることができます。

また、薬用苦瓜を丸ごと利用する栄養補助食品では、
チャランチン以外の成分も含まれます。
注目は、血中コレステロール値を下げるサポニンのモモルディシンです。 このような薬用種を濃縮して作られる食品の利用は、
メタボリックの予防としても期待できます。


■ 植物インスリンが血糖値に働く薬用種中国産苦瓜 :
  1カプセルにおよそ1本分、蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ 3kgから先は運動しないと ... :
  脂肪を燃焼させる食べ方
■ 免疫力増強・血糖値や血圧対策にアミノ酸ドリンク :
  アンセリンとカルシノンのチキンエッセンス
■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
  ホントナノ