インクレチン関連、続々と国内承認へ

国内初のGLP—1受容体作動薬と、国内では2番目のDPP—4阻害薬が、11月27日に製造承認されました。

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は11月27日、インクレチン関連の2型糖尿病治療薬として注目されているノボノルディスクファーマのビ クトーザ皮下注(成分名=リラグルチド)と、ノバルティスファーマのエクア錠(ビルダグリプチン)の承認を了承した。ビクトーザは、膵β細胞上のGLP— 1受容体に作用してインスリン分泌を促進する国内初のGLP—1受容体作動薬。一方、エクアは、2番目のDPP—4阻害薬となる。

インクレチンは、食事摂取に伴い消化管から分泌され、膵β細胞に作用してインスリン分泌を促進する消化管ホルモンの総称で、GLP—1もその一つ。しか し、GLP—1は、細胞表面や血中に存在する酵素(DPP—4)により短時間で分解されてしまうため、治療薬として利用するのは困難とされてきた。ノボノ ルディスクは、GLP—1の構造を一部変更してDPP—4による分解を受けにくくし、1日1回投与(皮下注射)を可能にした。

一方、DPP—4阻害薬もインクレチン関連薬で、DPP—4の作用を阻害して体内にあるGLP—1の血中濃度を維持することにより、膵β細胞からのイン スリン分泌を促進する作用メカニズムを持つ。今年10月に万有製薬と小野薬品工業のジャヌビア錠/グラクティブ錠(シタグリプチン)が承認を取得済み。



■ 血糖値が気になるとき :
  カプセルで苦くない蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ 血糖値を下げるものはどれ? :
  血糖値を下げる、栄養成分・食べ物
■ マニュアル不要? 血糖測定器 :
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■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
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新薬が1300万人の巨大潜在市場を狙う

投薬療法で糖尿病の押さえ込みに成功している国は世界のどこにもない現実を考えたとき、予防医療のメタボ診断を始めたのは良かったのだが、..... 。
大阪府の受診率36%、未だに出口がありません。

近々発売される新薬のDPP−4阻害薬は、高価になるだろうことをを考えると、薬剤メーカーのターゲットが一定水準以上の所得層となり、日本は最も有望視されるマーケットなのだろう。

東洋経済のものすごい提灯記事を引用します。
記事では日本が糖尿病治療では後進国というが、先進国だろうが後進国だろうが、増え続けていることに変わりはなく、結果から見れば、このような評価もおかしなものですが、実にうまく書かれています。

記事のなかで、「早期のインスリン注射の導入」のことがでてきます。 これは、これから大きなポイントになるかもしれません。
根本原因の乱れた生活習慣の修正と、薬剤利用の考え方、その結果のこと、医師からは選択肢を提示してもらえますが、決断はあなたです。自分のステージを理解し、自分で判断できるようにしましょう。

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2009年11月26日のWeb掲載記事より、引用・部分要約

  • 糖尿病治療は生活習慣の改善を大前提、同時に経口薬(飲み薬)の服用、さらにはインスリン注射という治療を症状に応じて行う。
  • 患者数が年々増加している日本だが、新薬が患者に届くまでに時間がかかる。
  • 専門医もまだまだ少なく、症例に合った治療をできないことが多い。

このように、糖尿病に関して日本は後進国といっていいが、
DPP−4阻害薬の登場を一つの契機に、日本の糖尿病治療も変わろうとしている。

糖尿病治療薬の中でインクレチン作用系の1つDPP−4阻害薬は、経口薬で現在シェアトップの「アクトス」以来、10年ぶりとなる新薬。DPP−4阻害薬には、食前食後関係なく1日1回の服用でよい、高血糖時にのみ作用し、重篤な症状をもたらす低血糖や体重増加といった副作用が他の経口薬よりはるかに少ない、などの長所があり、経口薬の主流である「スルホニル尿素薬(SU薬)」が効かない患者にも投与が可能な薬剤。

インスリン治療にも、海外発の変化が押し寄せようとしている。 日本では、「自分で針を刺す」ことへの抵抗感が患者側に非常に強いこともあり、医師にも「経口薬が先でインスリンは最後の手段」という考えが根強い。その結果、患者によっては高血糖が長期間続き、失明や足の壊死・切断、高血圧、腎不全といった深刻な合併症を招いてしまうことも少なくはなかった。

2008年、米国と欧州の糖尿病学会が、世界中の医師に強い影響力を持つ2型糖尿病の血糖管理についての診療ガイドラインを変更、「十分に検証された中心的治療法」として、基礎(持効型)インスリンメトホルミンSU薬との併用が有効とした。

たまたま時期を同じくした新薬の登場と診療方法の進展は、長く選択肢の限られたままだった日本の糖尿病治療の現場に揺さぶりをかけることになるだろう。増え続ける患者にとっても“福音”となりそうだ。

http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/9e95a33f6a52a4ae191ea5596f1f78d4/page/1/
・・・・・・・・引用・要約のおわり・・・・・・・



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インクレチンと薬用苦瓜

イ ンクレチンとは食後に消化管から分泌され、すい臓のβ細胞に作用してインスリン分泌を促す消化管ホルモンGLP-1やGIPの総称です。
すい臓からのインスリン分泌を2.5倍に増 幅させることや、食事量をあらかじめ予測してインスリンの分泌量を調整し、脳に働きかけて食欲を抑制します。
動物実験ではインスリンを分泌する膵β細胞の増殖促進作用があることも確認されていて、インスリン抵抗性を改善し、弱った膵臓を修復して長持ちさせる効果も期待されています。

インクレチンを活性化する
ジャヌビアと、薬用ニガウリ

経口2型糖尿病治療薬のシタグリプチンリン酸塩水和物のジャヌビアとグラクティブが09年10月16日に国内での製造が承認されましたが、これらは、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)の酵素活性を阻害するDPP4阻害薬の1つで、インクレチンを分解するDPP4の活性を阻害することで血中インクレチン濃度を維持し、すい臓のベータ細胞を刺激し続けて血糖降下作用を発揮させるものです。

一方の薬用ニガウリは、タンパク質のチャランチン(チャランティア)がすい臓のβおよびα細胞に働き、血糖降下・安定作用を発揮させるものです。

どちらも、インスリン分泌に働くものですが、ジャンヌビアは化学合成の医薬薬、薬用苦瓜は伝統医療で使われてきた植物を原料にするもので、国内では食品扱いにななりますが、中国では治療薬としてエキスが利用されています。即効性を求めるならジャンヌビアかと思われますが、果たして。

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まず、ジャヌビアの正体を簡単に

実は、この阻害薬には兄貴分がいて、GLP-1誘導体というのが海外で使われています。GLP-1誘導体(グルカゴン様ペプチド1)は、低血糖を起こしにくく、体重減少効果があり、β細胞の機能を復活させるという革新的な効果がある代わりに、注射薬でありかつ高価であるという欠点を併せ持っていました。

その欠点を補う格好で開発された薬剤が、このDPP-4阻害薬のジャヌビア(とグラクティブ)。価格は不明(兄貴はUS$170)ですが注射薬から経口薬になり、腸管から分泌された血液中のGLP-1を活性化すという、兄貴とは違う働き方をしています。

ジャヌビアでは経口薬となることで、インスリン注射による治療が受け入れられにくい日本では、一般に普及する可能性はGLP-1誘導体より高くなると予想できます。
また、ジャンヌビアでもβ細胞の機能復活効果が予想されることに、大きな期待が寄せられています。

しかし、価格面では、現在使用されているメトホルミンやSU(スルホニル尿素)薬は、非常に安価なもので、HbA1cや血糖の降下作用も優れている。これらに代わって第1選択になるには、エビデンスの蓄積を待たなければならないだろうといわれています。

ジャヌビアの問題は、安全性の確認。

DPP-4は体内でGLP-1以外の他の活性ペプチドも分解している。そのため、DPP-4阻害薬を長期に使用した場合、これら活性ペプチドの血中動態の変化が起こる可能性があり、それによる副作用についてはまだ明らかではないこと。
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また、臨床試験では低血糖(1.4%)や便秘(1.0%)など、さらに、重大な副作用として添付文書には、アナフィラキシー反応、皮膚粘膜眼症候群、剥離性皮膚炎、低血糖症が挙がっている。
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さて、伝統医療の薬用苦瓜のこと

これは食品であるため、薬事法により薬効は示されていない。 薬用ニガウリを丸ごと原料にして、濃縮エキスやパウダーなどの状態で摂取するものです。従来、高品位な薬用苦瓜は高価なものでしたが、濃縮技術が進むことで、効力を維持しながら原料の選択肢が増えるようになってきまており、良質な製品が手頃な価格で供給されるようになりました。

薬用苦瓜にあるタンパク質のチャランチン(チャラティア)は、血糖の低下作用だけでなく、低血糖にしない作用も併せ持っています。また、2001年に東京医科大学の研究グループが薬用苦瓜エキス投与によるβ細胞の増殖作用をマウスで確認しています。

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ジャンヌビアについて

ジャンヌビアは個人輸入することも可能ですが、長期に服用したときの副作用は不明であり、医師の処方に於いてはSU剤など従来からの薬剤と組み合わせることになるようです。インスリン注射に移行する前に、ジャンヌビアを利用してみる、ということかもしれません。
現在使用されるSU剤などの経口薬は、副作用があるため半年程度の利用が目安でした。これも含めてジャンヌビアでどのようになるのか、期待したいものです。

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薬用苦瓜について

薬用苦瓜は漢方薬のような働き方をしますので、西洋薬に比べると速効性は期待できませんが、食品として摂取し続けても問題がなく、これまでにも副作用の報告は無いようです。
疾患の診断を西洋医療でしっかりと行いながら、治療には、これと伝統医療(代替医療)との併用に効果があり、薬用苦瓜はもっとも利用されているものです。

濃縮エキスパウダーをカプセルに詰めた糖素減なら、《現代人の食事では不足してしまう栄養素を、どこででも、摂取できる》 メリットがあります。
糖素減は、事故がなく安全に血糖コントロールをしてくれる食品です。

参考 ・・・・・・・・・・
◆ 糖尿病の病態
糖尿病の病態は、次の2つが重なっています。
   ・すい臓からのインスリン分泌が少なくなる
   ・インスリン抵抗性がある
ジャンヌビアや薬用苦瓜は、インスリン分泌を促すように働きます。
一方、抵抗性の改善には、コロソリン酸、ピコリン酸クロム、グリスリン、アルファリポ酸などがあり、肥満を解消することで改善できます。

◆ 糖尿病の漢方薬
漢方で特にオーソドックスな糖尿病の処方はのものが知られていて、合併症や、患者それぞれ毎に処方は違ってくる。
1白虎加人参湯(初期)びゃっこかにんじんとう
2竹葉石膏湯(初期)ちくようせっこうとう
3八味地黄丸(初期から中期)はちみじおうがん


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ナトリウムの摂り方

味噌はナトリウム含有量が多いですが、大豆ペプチドによる吸収率の低下やナトリウム以外のミネラルも豊富で、味噌から摂取するナトリウムは通常に摂取するナトリウムよりも吸収が少なくなるとされています。

ナトリウムなどミネラルがもつそれぞれの働きを知っていることは健康管理に役立つものですが、その働きが解明されているものは少なく、微量ながらも量が多く、解明されたものが必須ミネラルとされているわけで、働きが不明のミネラルの方が多いのです。なので、様々にミネラルを含む食べ物からミネラルを摂ることが基本になっています。

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◆ 低ナトリウム食品のこと

特別用途食品には病者用、高齢者用、その他の食品があります。このうち病者用食品で許可基準型単一食品として低ナトリウム食品その他があり、実態はナトリウムの半分をカリウムに置き換えたものです。 カリウムには筋弛緩など、過剰になると危険な生理作用がある上、そもそも、このようなものを利用することは、味覚が「濃い味」のままの生活を続けてしまうことになります。

原因を取り払わずに薬剤で抑えているようなもので、水分やミネラル不足に陥るなど、様々に連鎖していきますので、長期に使い続けることは避けましょう

★ 糖尿病の食事療法は単に食べ物の量を減らせば良いということではないのです。血糖値を下げれば良いというのではない。糖尿病の状態にあった食事量、栄養のバランス、朝昼晩3食きちんと食べることが大切になっているのです。

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◆ 減塩生活が基本

塩分の摂取量を減らすために、食材選びや調理方法を工夫したり、うす味の料理に慣れることが必要ですが、好みを変えていくことは年月が必要かもしれません。
疾病対策での緊急時に、短期で代替え食品を利用することはよいのです。 しかし、これは薬剤と同じ事をしていると考えましょう。体がおこなった代謝活動をねじ曲げているのです。

カリウムで減塩の「塩」(低ナトリウム食塩)
ナトリウム分を減らし、代わりに野菜や果実などに含まれるカリウムを加えた食塩です。カリウムには独特の苦味があり「塩分控えめの塩はおいしくない」と言われることが多いといわれます。そこで最近は、商品名:リソルトといわれる昆布エキスなどを加えて旨味を加えたものも出まわっています。

疾患がもとで塩分制限があるときは便利です。
しかし、長期に使い続けるとどうでしょうか。
そもそも、このようなものを利用することは、味覚が「濃い味」のままの生活を続けてしまうことになります。
原因を取り払わずに薬剤で抑えているようなもので、水分やミネラル不足に陥るなど、様々に連鎖していきますので、長期に使い続けることは避けましょう。

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◆ 塩分は活力の元

減塩生活をしていて、だるかったり、熱っぽい時など、風邪かな? と思ったら、まず、水分を補給してみましょう。

効果を感じないときは、減塩生活でも次には、腎炎や糖尿病、高血圧などのときでも、少しだけ塩分を多くしてみましょう。
カゼのときに食べる「おかゆ」は、糖質、タンパク質、塩分ですが、この程度の塩分補給を考えましょう。塩分の塩素は食欲を増す作用があり、ナトリウムは細胞への物質の出し入れを円滑化し、代謝が良くなります。

★高血圧、心臓病、腎不全や糖尿病性腎炎、ネフローゼ症候群、妊娠中毒症などの人は、自身にとっての適正量を医師と相談しておきましょう。

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◆ 減塩のための調理の工夫

● 食品の表面に味付けする
食品の表面にかけ醤油などで味をつける

● 素材は新鮮な物を選ぶ
旬の新鮮な素材そのものの旨味でたべることができる

● 食品に香りをつける
しそ、木の芽、ねぎ、生姜、みょうが、 パセリ、三つ葉、にんにくなど、素材のニオイ消しにもなる。風味がます

● 酸味を利用する
レモン、ゆず、かぼす、オレンジ、リンゴ酢、穀物酢、ワインビネガーなど

● 香ばしく調理する
  焼くことで香ばしさが生まれる

● だしの風味を活かす
  旨味の昆布やかつお節、煮干、干しえびなどから取っただしなど

● 香辛料を用いる
辛子、さんしょう、こしょう、カレー粉、唐辛子、マスタード、わさび、ごま、ハーブなど。使いすぎは注意、消化酵素もすい臓が合成している

● 味付けは濃淡をつける、おかずは2〜3種類作る
1食のうち1品だけに普通の味付けすると、メリハリがついて満足できる

● 汁物料理は具を多くする
具を多くすると汁が少なくなり、塩分は半分に減らせる

● 加工食品を控える
佃煮、練り物、漬物、たらこ、かまぼこ、ハム、ソーセージ、干物など

● 外食は味が濃い(塩分が多い)
うな重(塩分2.6g)、牛丼(3.8g)、なべやきうどん(7.3g)、ラーメン(5.7g)、みそラーメン(8.0g)、 ざるそば(3.0g)、チャーハン(4.5g)、ちらし寿司(5.0g)


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高血糖の"冷え"は糖素減で解決する

夏なら夏バテ対策にゴーヤーが食べたくなります。ゴーヤーは、疲れているときの疲労回復や、冷えの改善、むくみや美肌にも効果を持ちます。
ゴーヤーは夏が旬の野菜なので夏にたべますが、スーパーにゴーヤーがあれば冬でも食べたいとは考えるも、寒いときのあの"苦み"は辛いかもしれない。

薬用苦瓜を原料にする糖素減をご存じの方もいらっしゃるでしょうが、ゴーヤーチャンプルにあって、糖素減に無いもの?、なんでしょうか。
 苦み (糖素減はカプセル封入)、
 卵、
 豆腐、
 少々の塩と塩、
 昆布ダシ、
基本、このくらいかと。あとは、豚肉を入れようが唐辛子をふろうが自由ですね。

血糖値が高め糖尿病が発覚している、さまざまな不調を冷えは関係しています。寒い季節は、指先やつま先の冷えが気になり、痛く感じることもあります。

冷えがあるときは、手足をを暖めて冷やさない生活をしますが、 運動をしながら体調を整え、血行を良くしていくことが大切です。
手足が冷えているのは、肝臓でつくられた熱が行き渡らないためで、実は、内臓を含めて全身でも血行が悪くなっていてるのです。手足の血行不良は"冷え"として判るのですが、内臓の冷えは感じ取ることができません。放置すると、様々な疾患につながっていきます。

血行不良の原因には色々なことが重なっていますが、根本原因の1つがインスリンの働きが悪くなっていることです。
健康診断で「ちょっと血糖が高いですョ」と指摘されることがありますが、このとき、ブドウ糖の代謝に関係するインスリンの働きが悪くなりつつあるのです。

糖素減は、植物性のインスリンを補給し、血糖値安定のためにつくられた健康食品なのですが、このインスリン効果が全身の代謝を助け、血糖値や血行改善などに働きます。

さて、冷えを体質から改善する食べ方です。
ゴーヤーチャンプルをみると、ゴーヤーと卵や豆腐のタンパク質でできることが分かります。少々の油や塩分も体温を上げる効果を持ちますが、できるだけ控えるようしましょう。糖素減を利用すると、
卵料理と糖素減もよいですし、湯豆腐でもよいです。
あるいは、卵を落としたオジヤと糖素減もよいです。
糖遡源のさまざまなミネラルとビタミン・タンパク質が、食品の栄養を補完しながら血行を改善していきます。

このように、糖素減のような健康食品やサプリメントは、何かを食べながら いっしょに摂るとが大切で、だ胃液にある消化酵素や胃液、小腸の消化、すべてがいつもの食事と同じように働いて、吸収されていきます。

糖素減を利用するときは、このためにコップ一杯のお湯を忘れずに飲みましょう。 濃縮エキスパウダーですので、これを消化・吸収・利用するために水分が必要です。 また、冷たい水ではなくお湯にすると、体も冷えず糖素減の効果も高くなります。 漢方薬は「煎じて」、熱めのときに飲むことを思い出しましょう。

糖素減を毎日摂っていると、糖素減にある栄養を上手く再利用することができます。卵をたべれば、ゴーヤーチャンプル効果で疲労回復や冷え対策、納豆や刺身と組み合わせれば、痴呆の予防にもなります。

このように、薬用ニガウリが原料の糖素減を毎日の食事に加えると、 インスリン効果がもっている肥満予防から冷えや生活習慣病や痴呆予防など、さまざまなの効果を利用することができます。

苦瓜(ゴーヤー)は長寿食品
◆ 長寿食品として有名で、これは、野菜としてはビタミンCの含有量が飛びぬけて高いことや、チャランチン・モモルディシン・共役リノール酸などを含み、インスリン様作用(植物インスリン)やコレステロール排出作用があり、血糖値の改善と安定、高血圧、血行改善、美肌、便秘解消、むくみ改善、疲労回復などに働くとされています。

◆ 生のゴーヤーは水分が多くおよそ95%を占めていますが、ビタミンCの他にもβカロテン、ビタミンB群、ビタミンK、葉酸、カリウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、マンガン、リン、食物繊維などが含まれています。
ゴーヤーのビタミンやミネラルは、スタミナ不足や食欲のない時に効果があり、スタミナ不足を解消します。

※ 糖素減は薬用苦瓜を濃縮したものです。豊富に含むチャランチン・モモルデシン・共役リノール酸などの働きで、血糖値の改善、高血圧、肥満解消、血糖改善、など、生食やお茶では得にくい作用を持っています。


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日本人のジャヌビアは安全か

すい臓への刺激が早くに消えてしまうインクレチン働きは、結果的にβ細胞の疲弊を防いでいるといわれます。
消化管ホルモンのGIPとGLP-1をあわせてインクレチンといいますが、インスリン分泌の命令には、ブドウ糖インクレチンの2者が大きく関わっています。

糖尿病の新薬ジャンヌビアは、このインクレチンに作用し、国内で利用される薬剤としては、これまでにない方法で血糖値を下げようとする薬剤です。

日本人患者のすい臓はどこまで耐えられる?
糖尿病の特徴は、食後に急激に血糖値が上がりやすいことですが、これは、インスリン分泌が弱くなっているため、急な反応ができないためです。
食べものが十二指腸を通過するときにインクレチンの働きでインスリン分泌の命令が出ているのですが、すい臓からの追加分泌量が少なくなっているのです。

さて、新薬として注目されるDPP-4阻害薬ジャヌビアは、
早く消えてしまうインクレチンのシグナルを延長させることで、インスリン分泌を続けさせようとします。

欧米人に多いタイプーーインスリン分泌には問題が少なく、インスリン抵抗性があるーー糖尿病では問題は少ないのでしょうが、日本人の糖尿病は、発症時点でインスリン分泌とインスリン抵抗性の両方に問題を抱えることが多いといわれます。彼らに比べ分泌能力が低い上、すい臓自身も弱っているのです。

日本人のようにインスリン分泌能力に問題があるとき、DPP-4阻害薬ジャンヌビアの使い方は慎重にすることが必要です。
すい臓が日本人よりも強いといわれる米国でも、膵炎の報告があるようです。

また、DPP-4阻害薬の相手はインクレチンだけでなない、このことにも注意したいものです。

インクレチン以外への影響の中では、免疫力低下は副作用として認識しづらいものです。もともと、糖尿病では免疫低下で感染症への注意が向けられているのですが、これにDPP-4阻害薬の副作用が関わっていても、はっきり切り分けることは難しいように思われます。

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新薬利用には本人の知識が助けになる

ジャンヌビアは国内では承認された段階で、すぐに使われ始めると言うことではないのですが、新薬のDPP-4阻害薬を利用するときは、今まで以上に感染症への注意も必要になるのは確かでしょう。

糖尿病をDPP-4阻害薬で抑えることはできても、このことで他の疾患を発症することは、これまでに言われてきた合併症を含めて避けたいですね。

糖尿病の専門医との相談が大切ですが、本人側の知識が重要になることに間違いはなさそうです。糖尿病に関連することも、自分から尋ねて確認をし、納得した上で利用していきましょう。

ジャンヌビアの国内臨床試験における副作用発現率(万有製薬)
http://januvia.jp/secure/safety/index.html


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糖尿病はカリウム不足、しかし腎炎が心配なら「なべ物」に注意

体内に存在するカリウムのほとんどは細胞内液に溶け込んでいます。生命活動は、このカリウムと細胞の外にあるナトリウムがバランスよく働くことで、正常に維持されています。

腎機能があまり良くない人については、
サプリメントだけでなく、食品からのカリウム摂取も、
過剰にしないように注意すべきです。
高血糖でインシュリンの働きが悪いと、腎機能悪化によるカリウム不足を起こし、糖尿病に進展することがあります。糖尿病や腎炎の予防ならカリウムを積極的に摂りたいものですが、糖尿病や腎炎などになったとき、カリウムは控えます

なべ物に多くなるカリウムと塩分
葉物野菜や根菜を使うなべ物では、カリウムが多くなります。 高血圧や糖尿病にはうれしいなべ物と考えがちですが、腎炎をともなう高血圧であったり、糖尿病のときは糖尿病性の腎炎の疑いがぬぐい切れません。

腎臓に障害が懸念されるときは、カリウムは控えたいものです。また、鍋ものはしょうゆやお味噌を使う食事なので、塩分が特に多くなるもの。
カリウムで打ち消すよりも、まずは、塩分を控えた薄味に挑戦しましょう。 塩分を下げることでカリウムの必要性も低くなっていきます。

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糖尿病とカリウム ... 糖尿病性腎症

糖尿病では腎臓に障害があると考えた方がよく、腎臓で高カリウム血症を起こす危険性があるため、摂りすぎには注意が必要です。腎臓でのカリウムの体外排泄がうまくいかずに血中カリウム濃度が異常上昇することになります。
これを高カリウム血症といいますが、カリウムを摂りすぎたことや高血糖による腎臓機能の低下などが原因になります。
四肢の痺れ、不整脈、頻脈、筋力低下、吐き気などの症状が 現れ、最悪の場合心停止から死亡に至ってしまうと言う点では、高カリウム血症は怖い病気です。

糖尿病予防としてカリウムサプリメントを利用することがありますが、 しかし、糖尿病になってしまった場合には話が別で、糖尿病性腎症を合併していることが多くあり、カリウムの過剰摂取にならないよう注意を払う必要がでてきます。

糖尿病になった場合は、カリウムサプリメントの利用は避けた方がよくなります。 糖尿病は合併症を起こし易い疾患で、中でも糖尿病腎症は糖尿病3大合併症の1つで、腎臓機能を低下させます。腎臓機能が低下して いる時のカリウムの摂り過ぎは危険であるので注意が必要なのです。

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糖尿病の鍋の食べ方

カリウムは水溶性です。鍋で十分に煮込むことで流れ出していきます。根菜は薄く切るなどして、さらに出やすくして頂きましょう。
ただし、オジヤにしてスープを食べてしまわないようにします。

また、大根おろし(汁もいっしょ)に"ポン酢"や"めんつゆ"を入れたもので食べると、大根のイソチオシアネートの働きで血糖値改善の効果が期待できます。
一日に茶碗一杯の大根おろしを半年間続けて、血糖値を下げた人もいます。 このミゾレ風味は使えます。(辛い大根であること!

おすすめの鍋野菜:
サトイモ、レンコン、チンゲンサイ(アクが少ない)、大根、ニンジン、春菊、にら、ネギ、白菜(特に煮込むこと)、小松菜、三つ葉、キノコ類 など。
野菜はカリウムが多いもの、程ほどの量にするか、良く煮込んで鍋のスープは食べない努力をしましょう。

▼ スーパーで買える冬の野菜
   野菜の美味しい時期

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健康体なら .....
特に目立った疾患が無いのであれば、積極的に摂りたいカリウム

糖尿病であっても、尿検査で尿がキレイになるとカリウムも心配なく摂れます。

カリウムが不足すると糖尿病、高血圧、神経障害など、様々な症状が現れてきます。そして、カリウム不足の症状はつぎのようなものです。
【カリウム不足の症状】
 ・いつも持つ荷物が重く感じられる
 ・安静時の脈拍が70/分を大幅に越えている
 ・お通じは早朝に無く食べてから出る、つまり便秘

【沖縄の元気な老人】
 ・カリウムは、一回の食事あたり、1300mg以上必要
   沖縄の元気な老人は、2000mgも取っている
   100gあたり肉や魚で400、豆で700mg
   白米で25なのに、長芋はなんと500mg
   白砂糖は0、黒砂糖には1100mgもある

カリウムは、他にマグネシウムやナトリウム等、沢山のミネラルと、一緒に取り込む必要があり、カリウムだけを摂取することは筋弛緩などの危険があります。
食塩に含まれるナトリウム成分の排出を促進する目的で、カリウムをサプリメントで摂取しながら、塩分を摂ってしまいがちな人は、高血圧の予防にすることができるかもしれませんが、危険な発想です。


■ 100%ゴーヤー成分だけの無添加食品で血糖コントロール :
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新しい2型糖尿病治療薬の安全性は?

新しい2型糖尿病治療薬が10月16日に承認されました。
経口摂取ができる糖尿病治療薬のジャヌビアとグラクティブです。

3年ほど前から欧米では使われているジャヌビアですが、インスリン分泌に弱い日本人の体質に合わせた処方は、これからなのでしょうか。安全性に不安があるときは、なお一層、周辺情報への注意が必要です。

● ジャヌビアについては、米国では糖尿病治療薬の安全性の懸念が高まっており、日本での対応も注目されていたが、審査管理課によると分科会でも質問などはなかったという。注意して使用することで了承を得たとしている。

短所としては、DPP-4はインクレチンの活性を高めるだけでなく、種々に生体内に存在する生理活性ペプチドの分解にも関与するため、DPP-4の活性を無くすと予想外の副作用が生じる可能性があるこということ。たとえば、DPP-4はリンパ球の細胞膜上にも存在するため、DPP-4を抑制した際には免疫系への影響が生じる可能性があるそうだ。

● 米FDA(食品医薬品局)は現地時間の25日、米メルクが米国で販売している2型糖尿病治療薬のDPP-4阻害剤「ジャヌビア」(一般名=シタグリプチ ン)と、同剤とメトホルミンの配合剤「ジャヌメット」について、急性膵炎の報告症例を処方情報に明記する改訂を行っていると発表した。(日刊薬業 2009年9月28日)

DPP-4阻害薬のジャヌビア
食事をすると、消化管から消化ホルモンのインクレチンが分泌され、これがインスリン分泌を刺激し増加させるのですが、血中にはインクレチンの分解酵素 DPP-4 があるため、短時間でインスリンの働きが低下していきます。
今回承認された糖尿病薬は、このインクレチンの分解酵素 DPP-4 を阻害して、インスリン分泌の刺激が長がく続くようにするもので、今までの薬剤とは全く違う働き方をするものです。

今回承認されたDPP-4阻害薬の1つジャヌビアは、米大手製薬会社「メルク」が開発・販売するもので国内では子会社の万有が扱うものです。低血糖などの副作用が少ないとされ、米国だけで1600万人に処方され、欧州、アジアなど世界87カ国で販売されている。一般名はシタグリプチンリン酸塩水和物。

インクレチンとは:
インクレチンとは栄養素の経口摂取により腸管から分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促進させる消化管ホルモンの総称GLP-1とGIPがその代表で、GLP-1は小腸下部のL細胞から分泌され、GIPは小腸上部のK細胞から分泌される。
●インクレチンは食事の摂取とともに小腸から分泌される
●膵臓のβ細胞に作用することでインスリンの分泌を増強する
●低血糖になりにくい(下記参照)
●膵β細胞の増殖を促進、あるいは細胞死を抑制、。また、食欲抑制作用がある
●インクレチンは血中でDPP-4で分解され、半減期は約5分といわれる

低血糖になりにくい理由
血糖もβ細胞に作用してインスリンの分泌を促進しますが、インクレチンによるインスリン分泌には、血糖によりβ細胞内でカルシウムが増加することが必要。
そのためインクレチンは血糖値が低い状態ではインスリン分泌は増加せず、血糖が高くなって初めてインスリン分泌を促進する。


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インスリン抵抗性で減少する脳細胞

何らかの理由で、ブドウ糖が細胞内に入らず、エネルギー源として使われなくなることがあります。
血液中に多くなってしまうブドウ糖は、脂肪に変わり脂肪細胞に蓄えられ、ブドウ糖がエネルギー源として使われなくなっていく。
ブドウ糖が細胞に取り込まれないことを「インスリン抵抗性」という。

インスリン抵抗性が生まれる原因は、
過食することで肥大する脂肪細胞からのアディポサオトカイン。 肥大した脂肪細胞から放出されるアディポサオトカインは、生活習慣病の原因にもなっている。

さらに、インスリン抵抗性を持つことの怖さは .....
インスリンが中枢神経系でホルモンとしても働いていること。 このことを知っておかないと、将来の早くに、脳が壊れることになる

インスリン抵抗性は大雑把にいうと、糖代謝のことを含め次の3つの問題を抱えている。
● 糖代謝が低下していき、生命活動が沈滞化していく(老化)
中枢や末梢神経系が壊れていく(末梢神経疾患)
● 脳内ホルモンとしての働きを失う(痴呆症などの疾患)
   → 記憶・学習、摂食・ニューロン新生などへの障害

インスリンは脳関門を通り脳に流入しているが、ここ数年の研究で、脳内にもインスリンレセプターがあることや脳でも少量だが作られていることがわかってきた。

痴呆症の1つアルツハイマーの研究からは、インスリン抵抗性をおこすタンパク質アミロイドベータが発見されたり、線虫をモデルにした実験などからは記憶や学習などにもインスリンが働いていることが示されている。 また、脳内で多すぎるインスリンが癌疾患にも関係しているという。

肝臓の機能低下はインスリン作用の低下?
肝臓でつくられる「インスリン様成長因子 IGF-1 」は、 成長ホルモンが肝臓で変化したもので、インスリンと配列が高度に類似していて、近年、IGFがインスリン受容体、IGF-1受容体、IGF-2受容体、インスリン関連受容体およびおそらくは他の受容体に結合する事が分かってきた。

IGF-1が失われて脳細胞を支援できなくなるのがアルツハイマー病の原因ではないか」との仮説をもつ研究者もおり、詳細まですべてわかっているわけではないが,インスリンとIGF-1が神経変性疾患に深く関係していることを疑う研究者はほとんどいない。

インスリン抵抗性を抑えて認知症を予防する
インスリン抵抗性の改善は、食事、睡眠、運動が基本です。 運動をして過食をしないことが、加齢とともに上昇していく血糖値を抑え、生活習慣病の先にあるアルツハイマーなどの脳神経疾患をくい止めることになります。


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