免疫栄養法とは? 栄養と免疫の密接な関係

外科手術で、患者の免疫を強化して感染症や合併症を予防する「免疫栄養法」の記事です。
米国では、手術後の感染症が有意に減少するとのエビデンス(根拠)がほぼ確立しているとのことですが、
使われる「免疫増強栄養剤」には、
  • オメガ3系脂肪酸のα-リノレン酸、DHA、EPA
  • アルギニン
  • 核酸
などが使われているそうです。
私たちが健康を考えるときに出てくる栄養成分ですね。
気になったので、要約して引用します。

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以下は、がんサポート情報センターの記事を要約です。
http://www.gsic.jp/immunity/mk_07/01/index.html

免疫栄養法は、感染症や合併症が懸念される手術、たとえば食道がんや胃がん、膵臓がん、大腸がん、肝臓がんなどに良いとされる栄養法だそうです。
海外では、この栄養法によって術後の感染症が約50パーセント減少する、縫合不全が減少するというデータもあり、この療法に使われるのが免疫増強栄養剤です。

免疫増強栄養剤
免疫増強栄養剤は、免疫に関係する複数の栄養素を配合・強化したもの。
  • 免疫機能を高めるとされるオメガ3系多価不飽和脂肪酸
  • 成長下やストレス下では補給が必要なアミノ酸のアルギニン
  • DNAの構成成分で、免疫機能全般にかかわる白血球の働きを増強するといわれ核酸
などが配合されている。
日本でも複数社から栄養剤があり、各社、日本人好みの味やポリフェノールとビタミンCやEなどの抗酸化成分を配合したものなどの工夫がある。

腸を使って栄養を補給
腸管は消化吸収という役目を果たしているだけでなく、ヒトでは体中のリンパ球など免疫細胞の約半数が集まる最大級の免疫臓器といわれています。

輸液で、腸管を使わずにいると免疫機能も落ちてしまいます。腸を活性化させると粘膜のバリア機能が保たれ、サイトカイン産生や好中球の活性化などにも有利に働き、免疫機能が高まります。


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