毎日食べたい血栓予防の食べもの

できてしまった血栓を日常の食事で「溶かす」ことは難しい。
予防や、それ以上進展させないことはできても、
できた血栓を食事で解決することは難しい。
このようなときは、サラサラ血液にしておくこと。


硬くなりがちな赤血球を滞りなく入れ替えできる体調と、
糖質や脂質で血液をドロドロの粘度にしない食事、
そして、
新陳代謝をよくするのに十分な睡眠(深い眠り)と、
血液循環を活発にする軽めの運動が必要です。

血栓とは
血管内にできる血栓(けっせん)とは、血液中に何らかの原因で塊ができてしまったもの。これが血管壁をキズつけたり、血管を詰まらせたりします。
 加齢とともにできやすい血栓が毛細血管にあると、全身の器官や臓器の機能低下を招き、老化の大きな要因の1つになります。

脳では神経障害やアルツハイマーなどの原因にもなります。
脳の動脈で中くらいの太さの血管が詰まったものが脳梗塞です。 血栓ができやすい食事や生活習慣、ストレスが多い生活をつづけた結果の血管ダメージは、取り返しができません。
 血栓をつくる直接的な原因は、
血管内皮細胞の傷害、血流が悪い、血液の性状、の3つです。

若いときから食べてほしい、血栓予防の食べもの ここでは、血栓を造りにくくする食べものを考えましょう。

健康な血管を維持するには、
血中コレステロールを低下させ、
血流をよくする栄養成分を有効に取り入れることです。

血液や血管を健康に保つ代表的な栄養成分は、
不飽和脂肪酸、タウリン、硫化アリル、食物繊維などです。
特に、納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓予防効果が強力で、 日常的に取り入れたい高タンパク食品ですね。
 欧米人は食べることがないため、
彼らの研究では取り上げられないナットウです。

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血栓予防の代表的な食べもの

十分な水分の摂取
一日に1.5リットル程度の水を、特に運動をしていなくても体は必要としています。スポーツや作業をすれば、そのための水分がさらに必要です。食事に含む水分と合わせると一日に最低でも2.5リットルになります。

EPA・DHA
コレステロールや中性脂肪を減らす働きに優れる不飽和脂肪酸は、血液が凝固するのを防いで血栓を予防したり、動脈硬化を予防します。
◆ 白身魚よりも青背の魚に多く、深海魚よりも海の表層を回遊する魚に多い。アジ、サバ、サンマ、イワシ、マグロ、ブリなど

タウリン
血中コレステロール値や血圧を下げる働きを持つタウリンは魚介類に多く含まれる遊離アミノ酸の一種で、動脈硬化を予防し、眼の網膜に働き視力の衰えを予防します。
◆ イカ(特にスルメイカ)、カニ、タコ、カキ、アサリ、ホタテ貝など

ナットウキナーゼ
納豆から発見された酵素(たんぱく質)。血栓を溶かす働きに優れ、人間が生まれながらにして持っている血栓溶解酵素プラズミンよりも強力に働く。納豆菌の繁殖によって粘りの中に作り出されるので、十分に糸を引かせて食べるとよい。
酵素なので加熱に弱く、70℃で効力を失う。

硫化アリル
ねぎやにんにくなどに含まれる刺激臭のある香気成分。血液凝固を遅らせ、血液をサラサラにして血液中の脂質を減らす働きがある。硫化アリルの一種のアリシンには、ビタミンB1の吸収を高める働きがあり、疲労回復にも効果がある。
◆ にんにく、玉ねぎ、しょうが、ねぎ、にら、らっきょうなど

食物繊維
体内で消化されない炭水化物。水溶性と不溶性があり、腸管からコレステロールが吸収されるのを防ぎ、コレステロールを体外に排出する。
◆ きのこ類、海藻類、こんにゃく、野菜類、穀類など

オレイン酸
不飽和脂肪酸のオメガ9系(一価不飽和脂肪酸)の脂質で酸化しにくい。血中のLDL(悪玉コレステロール)を低下させ、一方でHDL(善玉コレステロール)を低下させない働きを持つ。肝臓に働きかけてインスリンの効き目を改善する作用がある。
◆ オリーブ油、ごま油、菜種油など

ビタミンCやE、カロテン
抗酸化の栄養を摂りましょう。血液中にあるコレステロールや遊離脂肪酸、や糖質やタンパク質の酸化を防ぎます。
◆ 緑黄色野菜 木の実(ナッツ)

鉄分やタンパク質
先に挙げた食べものや栄養素は特に強化したいものですが、基本は三大栄養素を不足させないこと、これを利用するためのビタミンやミネラルを十分にすることです。
貧血の改善は「鉄分」の摂取だけではできません。さまざまな栄養素や連鎖的に必要になっていきます。
エネルギーは炭水化物から、
体づくりにはタンパク質と脂質、
この基本を忘れず、季節ごとの旬野菜からのビタミンやミネラルも摂りましょう。


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