提言の最後には、「復囲が80cmを超えたら医療機関に相談しよう」 とあり、日本肥満学会認定の「認定肥満症専門医リスト」を紹介している。
自助努力をサポートする「すぐに役立つ」紹介情報が少なすぎで、
この誘導は、おかしくないですか?
・・・高校生の生活習慣病の検診とアンケートから ・・・
千葉、富山、鹿児島の3県の高校生男女1500人を対象に06〜08年度、身長や体重、血圧、血液、生活習慣などを調べ、うち、1257人から中性脂肪や空腹時血糖、空腹時インスリン、尿酸、善玉コレステロールなどのデータを得た。
結果は、つぎのようになった。
- 高校生の4割超が、高血圧や高中性脂肪、高血糖など何らかの基準値を超え、生活習慣病予備軍になっている。
- テレビの視聴時間が長かったり、朝食を抜いたりする生徒は、値がより悪かった。
そこで、研究班では、成人の値を参考に基準を作り、各項目で値の悪い方から1割を高血圧症、高中性脂肪などの「生活習慣病」と定義。30代以降に重い生活習慣病になるのを防ぐため、成人の値より厳しめになっているという。
調査は厚生労働省研究班(班長、吉永正夫・国立病院機構鹿児島医療センター小児科部長)によるもの。
調査内容の傾向として、次の3点が挙げられています。
- テレビの視聴時間が長いほど血圧や血糖の値が悪かったこと。
- 男子では朝食を食べない生徒ほど内臓肥満になりやすかったこと。
- 母親の体格指数(BMI)が高い生徒の内臓肥満度も高かったこと。
- 可能なら運動系部活に参加しよう
- 運動系部活に参加していない場合は、休日に60分以上の運動をしよう
- テレビやゲームの時間は平日50分以内、休日100分以内にしよう
- 朝食を毎日とろう。食物繊維を積極的に摂取しよう
- 腹囲が80センチを超えたら、医師に相談
一方、やせすぎないことも生活習慣病予防に必要です。18歳から25歳の日本人女性の25%が、BMI 18.5 以下の"やせすぎ"です。
やせすぎると、将来の不妊症や骨そしょう症になりやすいばかりか、やせた女性から生まれるときに体重が少なく、そして整腸後にはかえって生活習慣病や動脈硬化になりやすいことがわかってきました、注意していただきたいと思います。
・・・・・おわり・・・・・・・・・
どうですか?
若いときからの生活習慣なので、成人でも難しいことが多いものですが、 少子化や過疎化で地域統合が進み、通学バスを使わざるを得ない地方では、 さらに深刻な状況を様々に抱えています。
「高校生本人、保護者、学校関係へのご指導にお使いいただければ ... 」 とする提言は、現場で現実的ではありません。
このような締めくくりになってしまう今の医療機関で、 生活習慣病の予防や改善は、解決されるのでしょうか?
使いにくい調査データ?
研究代表者は鹿児島にある国立病院小児科の先生です。 生活習慣病に関連する調査なら、青森や秋田、長野、..... 沖縄、なども加えた定点観測が欲しいのですが、体系的にデータを積み上げるつもりは無いようです。
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