図解 睡眠のステップ

睡眠はノンレム睡眠からはじまります。
ノンレム睡眠には深さに応じて4つの段階があり、深睡眠まで到達すると序々にレム睡眠に入っていきます。


一般には、これを一晩で4〜5回繰り返して目覚めます。

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入眠時のノンレム睡眠のはじまり

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1)段階 1 (5分ほど)
睡眠はごく浅く少しの物音や気配で目が覚めてしまいますが、
意識は閉じているので名前を呼ばれても反応できません。
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2)段階 2 (10~15分)
特徴的な2つの脳波がでています。
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3)段階 3 に入っていきます (5~10分)
脳波から規則正しい脳波へ、脈拍・呼吸・血圧と共に落ち着いてきます。
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4)段階 4 に入りました (30~40分)
この段階が最も深い睡眠状態で、脳が完全に休息しています。
段階3と4をまとめて深睡眠(徐波睡眠)といいます。
大人では、この第4段階の深い眠りが全体の1/3、少なくとも2時間はないと疲労が回復したという実感は得られません。
   ・脳で発生した熱を冷却しているとする仮説があります。
   ・この段階に入ると成長ホルモンが活発に分泌されます。
   ・やがて覚醒に向かって戻っていきます。
   ・脈拍・呼吸・血圧は安定しています。
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▲▲ここまでをノンレム睡眠といいます。
ノンレム催眠は脳が高度に発達した動物だけに見られるものです。
この睡眠の原型は2億年ほど前の鳥類やほ乳類の誕生とともに登場したと考えられています。
一方、レム睡眠は、動物が両生類からは虫類へ進化したときに原始睡眠から分化したものと言われています。睡眠中でも警戒が必要な時代の眠り方なのですね。

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ノンレム睡眠の後に、レム睡眠が訪れます

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  ▼レム睡眠に移ります。
急速眼球運動を伴う睡眠で、およそ20分〜30分の浅い眠りです。
   ・情報を再編成して記憶を整理する役割をする
   ・レム睡眠中の脳活動は覚醒時と似ている
   ・覚醒状態とノンレム睡眠とを結ぶ橋渡しの役割をする
   ・夢を見ていることが多い
   ・この期間に覚醒した場合、夢の内容を覚えていることが多い
   ・エネルギー消費率は覚醒時とほぼ同等
   ・レム催眠時の脈拍・呼吸・血圧は不規則に変化する
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睡眠に入ってからここまでがおよそ90分から120分、
このサイクルが一晩に4〜5回繰り返されます。


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