グリセミック指数の提唱者ジェンキンス博士らのグループは、アーモンドを食事に取り入れることで、食後血糖値の上昇を抑え、血清インスリン濃度を下げ、体の酸化ダメージを軽減することができるという報告をしています。
・よく噛んで食べることで満腹感が増加
・安静時のエネルギー消費が増加する
・粒として残るものもあり、これはそのまま排出される
という内容(一部)です。
一日の総摂取カロリーを合計でみたとき、食べたアーモンド分は「差し引きゼロになる」と試算する方もいるようです。
小腹が空いたときの間食には豆類を考えるものですが、
無塩タイプの、でできれば「生」のアーモンドが一番のようです。
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アーモンドのおもな健康効果
マグネシウム、ビタミンE、ミネラル、食物繊維が豊富で、生活習慣予防なら見逃せない栄養素がいっぱいのアーモンド、同じ重さの肉と同等のタンパク質を含むようですが、カロリーは高いです。アーモンドは悪玉コレステロールを抑制
アーモンドは脂質を55%含みその約70%は、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸で特に善玉コレステロールを維持したまま悪玉コレステロールだけを制御する働きがあります。しかも悪玉コレステロールを酸化させにくくする働きもあります。
アーモンドは肝機能や粘膜を保護
アーモンドはビタミンB2が多く、B1、B12(葉酸)も含んでいます。 ビタミンB群は、糖質や脂質の代謝にかかせないビタミンで、、肝機能を高め、粘膜や皮膚を保護すします。
アーモンドはビタミンEが豊富
ビタミンEは活性酸素による体細胞や血管の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、老化の予防に役立つ。悪玉コレステロールの酸化を抑制し、過酸化脂質の生成を防ぎ、心臓病や糖尿病の予防に役立つ。
アーモンドはビタミンEとポリフェノールで相乗効果
アーモンドを食べるとポリフェノールとビタミンEを一緒に摂取することになりますが、相乗効果でLDLコレステロールの抗酸化作用が強化されることが米国の研究で確認されています。
<アーモンドの皮に含まれる主なポリフェノール>
代表はカテキン エピカテキン イソラムチネン ケンフェロール ケルセチンなどですが、この他も含めてアーモンドの皮には約20種類の抗酸化物質があると言われます。お茶やブロッコリー、イチョウやタマネギなどでも注目の抗酸化物です。
アーモンドのミネラルはバランスがよい
カルシウム、鉄、リン、カリウム、マグネシウム,亜鉛等のミネラルを豊富にバランス良く含んでいます。
一般食品の中でもナッツはミネラル分が豊富だといわれていますが、特にアーモンドは不足しがちなカルシウム、鉄、マグネシウム等の補給源として最適な食品です。
不溶性食物繊維が多い
およそ12%と豊富な不溶性食物繊維を含み、腸の働きを活発にして整腸を促します。有害物質やコレステロールを吸収し抑制するように働きます。
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