硬いのでナッツと言われますが、「豆」です。
562kcal/100g、ひとにぎりのピーナッツはご飯2杯分に相当します。
ゆでたピーナッツは吸収率が良く、糖尿病には柔らかく茹でたピーナッツがよいといわれます。ピーナッツは、ひじょうにゆるやかに血糖値を上げ、しかも上がった血糖値が安定しているという特徴があります。 ですから、血糖値が不安定な人は、カロリーを考えながらじょうずにピーナッツなどを食べるとよいようです。(20〜30粒程度まで)
また、母乳が薄い人、冷え症、低血圧の人は、ピーナッツの皮と芯をとり豚足といっしょに炒め煮して食べると良いとされます。
【ピーナッツの特徴】
■ピーナッツの脂質がコレステロールを減らす (オレイン酸やリノール酸)
■生活習慣病(ガン・動脈硬化・糖尿病等)を予防 (VE、脂質、オリゴ糖、食物繊維)
■貧血予防と血管年齢の若返り (ゆでに多い葉酸)
■記憶力アップ・痴呆症の予防に効果あり (レシチン)
■能細胞の正常化に働く (セリン)
■お酒のおつまみ (ナイアシンがアルコールの代謝を助ける)
■ポリフェノールが豊富 (渋皮にあるレスベラトロール)
■美容 (アミノ酸のアルギンやビタミンEなど)
■子供の成長の欠かせない栄養がたっぷり
■シックハウス症候群 (瓢箪型の殻)
【オレイン酸を多く含むハイオレイック落花生】
脂質の酸化や生活習慣病予防の観点から、従来のリノール酸を多く含んだものよりも、オレイン酸を多く含んだものが人気です。 ハイオレイック落花生は、落花生の中でもオレイン酸の含有量が脂肪酸組成中約80%と、オレイン酸を非常に多く含む品種だとか。ハイオレイック種はアメリカ産が多い中、最近ではオーストラリア産も見かけるようになりました。
【レスベラトロール】(茶色い薄皮にある)
ピーナッツの成分の中で、一番心臓病の予防改善に効果があると思われるのは、ポリフェノールの一種 "レスベラトロール"という成分で、ピーナッツの薄皮にはこのレスベラトロールが沢山含まれ、その抗酸化力はアントシアニンをしのぐと言われています。
レスベラトロールを摂取すると、ガンのみならず、強い抗酸化力が血液中の悪玉コレステロールを退治。血液をサラサラにして、心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果を発揮してるといわれています。
【レシチン】
ピーナッツの脂の中にはリン脂質が多く含まれており、その中に含まれているレシチンが記憶力のアップや痴呆症の予防に効果があると考えられます。 (日本大学生物資源化学科教授 櫻井英敏先生)
そもそもレシチンは脳の機能を高めてくれる神経伝達物質、アセチルアコリンの原料となる物質。レシチンを摂取することによって、神経伝達物質アセチルアコリンを作り出し、脳の活動を活発にし、記憶力の向上などにすみやかに働く。ボケ防止、記憶力をアップする物質としてご紹介されています。
【セリン】
セリンは、グリシンなどから作り出せるため非必須のアミノ酸で、リン酸・グリセロール・脂肪酸が結合した物質ホスファチジルセリンとなって、脳の神経細胞膜に多く含まれているものです。
ホスファチジルセリンは、脳細胞への栄養素の取り込みや老廃物の排出などに関与し、脳細胞が正常に働くのに重要な働きをします。さらに、老化に伴って起こる脳の神経伝達障害による記憶力や集中力、判断力、平衡感覚などの低下に対して、ホスファチジルセリンはそれを抑え、修復する効果があると言われています。
※ ピーナッツは、カビ毒や農薬汚染、土壌汚染に注意しましょう
(輸入もので安心なのなオーストラリア産のようです)
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