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インクレチンと薬用苦瓜

イ ンクレチンとは食後に消化管から分泌され、すい臓のβ細胞に作用してインスリン分泌を促す消化管ホルモンGLP-1やGIPの総称です。
すい臓からのインスリン分泌を2.5倍に増 幅させることや、食事量をあらかじめ予測してインスリンの分泌量を調整し、脳に働きかけて食欲を抑制します。
動物実験ではインスリンを分泌する膵β細胞の増殖促進作用があることも確認されていて、インスリン抵抗性を改善し、弱った膵臓を修復して長持ちさせる効果も期待されています。

インクレチンを活性化する
ジャヌビアと、薬用ニガウリ

経口2型糖尿病治療薬のシタグリプチンリン酸塩水和物のジャヌビアとグラクティブが09年10月16日に国内での製造が承認されましたが、これらは、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)の酵素活性を阻害するDPP4阻害薬の1つで、インクレチンを分解するDPP4の活性を阻害することで血中インクレチン濃度を維持し、すい臓のベータ細胞を刺激し続けて血糖降下作用を発揮させるものです。

一方の薬用ニガウリは、タンパク質のチャランチン(チャランティア)がすい臓のβおよびα細胞に働き、血糖降下・安定作用を発揮させるものです。

どちらも、インスリン分泌に働くものですが、ジャンヌビアは化学合成の医薬薬、薬用苦瓜は伝統医療で使われてきた植物を原料にするもので、国内では食品扱いにななりますが、中国では治療薬としてエキスが利用されています。即効性を求めるならジャンヌビアかと思われますが、果たして。

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まず、ジャヌビアの正体を簡単に

実は、この阻害薬には兄貴分がいて、GLP-1誘導体というのが海外で使われています。GLP-1誘導体(グルカゴン様ペプチド1)は、低血糖を起こしにくく、体重減少効果があり、β細胞の機能を復活させるという革新的な効果がある代わりに、注射薬でありかつ高価であるという欠点を併せ持っていました。

その欠点を補う格好で開発された薬剤が、このDPP-4阻害薬のジャヌビア(とグラクティブ)。価格は不明(兄貴はUS$170)ですが注射薬から経口薬になり、腸管から分泌された血液中のGLP-1を活性化すという、兄貴とは違う働き方をしています。

ジャヌビアでは経口薬となることで、インスリン注射による治療が受け入れられにくい日本では、一般に普及する可能性はGLP-1誘導体より高くなると予想できます。
また、ジャンヌビアでもβ細胞の機能復活効果が予想されることに、大きな期待が寄せられています。

しかし、価格面では、現在使用されているメトホルミンやSU(スルホニル尿素)薬は、非常に安価なもので、HbA1cや血糖の降下作用も優れている。これらに代わって第1選択になるには、エビデンスの蓄積を待たなければならないだろうといわれています。

ジャヌビアの問題は、安全性の確認。

DPP-4は体内でGLP-1以外の他の活性ペプチドも分解している。そのため、DPP-4阻害薬を長期に使用した場合、これら活性ペプチドの血中動態の変化が起こる可能性があり、それによる副作用についてはまだ明らかではないこと。
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また、臨床試験では低血糖(1.4%)や便秘(1.0%)など、さらに、重大な副作用として添付文書には、アナフィラキシー反応、皮膚粘膜眼症候群、剥離性皮膚炎、低血糖症が挙がっている。
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さて、伝統医療の薬用苦瓜のこと

これは食品であるため、薬事法により薬効は示されていない。 薬用ニガウリを丸ごと原料にして、濃縮エキスやパウダーなどの状態で摂取するものです。従来、高品位な薬用苦瓜は高価なものでしたが、濃縮技術が進むことで、効力を維持しながら原料の選択肢が増えるようになってきまており、良質な製品が手頃な価格で供給されるようになりました。

薬用苦瓜にあるタンパク質のチャランチン(チャラティア)は、血糖の低下作用だけでなく、低血糖にしない作用も併せ持っています。また、2001年に東京医科大学の研究グループが薬用苦瓜エキス投与によるβ細胞の増殖作用をマウスで確認しています。

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ジャンヌビアについて

ジャンヌビアは個人輸入することも可能ですが、長期に服用したときの副作用は不明であり、医師の処方に於いてはSU剤など従来からの薬剤と組み合わせることになるようです。インスリン注射に移行する前に、ジャンヌビアを利用してみる、ということかもしれません。
現在使用されるSU剤などの経口薬は、副作用があるため半年程度の利用が目安でした。これも含めてジャンヌビアでどのようになるのか、期待したいものです。

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薬用苦瓜について

薬用苦瓜は漢方薬のような働き方をしますので、西洋薬に比べると速効性は期待できませんが、食品として摂取し続けても問題がなく、これまでにも副作用の報告は無いようです。
疾患の診断を西洋医療でしっかりと行いながら、治療には、これと伝統医療(代替医療)との併用に効果があり、薬用苦瓜はもっとも利用されているものです。

濃縮エキスパウダーをカプセルに詰めた糖素減なら、《現代人の食事では不足してしまう栄養素を、どこででも、摂取できる》 メリットがあります。
糖素減は、事故がなく安全に血糖コントロールをしてくれる食品です。

参考 ・・・・・・・・・・
◆ 糖尿病の病態
糖尿病の病態は、次の2つが重なっています。
   ・すい臓からのインスリン分泌が少なくなる
   ・インスリン抵抗性がある
ジャンヌビアや薬用苦瓜は、インスリン分泌を促すように働きます。
一方、抵抗性の改善には、コロソリン酸、ピコリン酸クロム、グリスリン、アルファリポ酸などがあり、肥満を解消することで改善できます。

◆ 糖尿病の漢方薬
漢方で特にオーソドックスな糖尿病の処方はのものが知られていて、合併症や、患者それぞれ毎に処方は違ってくる。
1白虎加人参湯(初期)びゃっこかにんじんとう
2竹葉石膏湯(初期)ちくようせっこうとう
3八味地黄丸(初期から中期)はちみじおうがん


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日本人のジャヌビアは安全か

すい臓への刺激が早くに消えてしまうインクレチン働きは、結果的にβ細胞の疲弊を防いでいるといわれます。
消化管ホルモンのGIPとGLP-1をあわせてインクレチンといいますが、インスリン分泌の命令には、ブドウ糖インクレチンの2者が大きく関わっています。

糖尿病の新薬ジャンヌビアは、このインクレチンに作用し、国内で利用される薬剤としては、これまでにない方法で血糖値を下げようとする薬剤です。

日本人患者のすい臓はどこまで耐えられる?
糖尿病の特徴は、食後に急激に血糖値が上がりやすいことですが、これは、インスリン分泌が弱くなっているため、急な反応ができないためです。
食べものが十二指腸を通過するときにインクレチンの働きでインスリン分泌の命令が出ているのですが、すい臓からの追加分泌量が少なくなっているのです。

さて、新薬として注目されるDPP-4阻害薬ジャヌビアは、
早く消えてしまうインクレチンのシグナルを延長させることで、インスリン分泌を続けさせようとします。

欧米人に多いタイプーーインスリン分泌には問題が少なく、インスリン抵抗性があるーー糖尿病では問題は少ないのでしょうが、日本人の糖尿病は、発症時点でインスリン分泌とインスリン抵抗性の両方に問題を抱えることが多いといわれます。彼らに比べ分泌能力が低い上、すい臓自身も弱っているのです。

日本人のようにインスリン分泌能力に問題があるとき、DPP-4阻害薬ジャンヌビアの使い方は慎重にすることが必要です。
すい臓が日本人よりも強いといわれる米国でも、膵炎の報告があるようです。

また、DPP-4阻害薬の相手はインクレチンだけでなない、このことにも注意したいものです。

インクレチン以外への影響の中では、免疫力低下は副作用として認識しづらいものです。もともと、糖尿病では免疫低下で感染症への注意が向けられているのですが、これにDPP-4阻害薬の副作用が関わっていても、はっきり切り分けることは難しいように思われます。

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新薬利用には本人の知識が助けになる

ジャンヌビアは国内では承認された段階で、すぐに使われ始めると言うことではないのですが、新薬のDPP-4阻害薬を利用するときは、今まで以上に感染症への注意も必要になるのは確かでしょう。

糖尿病をDPP-4阻害薬で抑えることはできても、このことで他の疾患を発症することは、これまでに言われてきた合併症を含めて避けたいですね。

糖尿病の専門医との相談が大切ですが、本人側の知識が重要になることに間違いはなさそうです。糖尿病に関連することも、自分から尋ねて確認をし、納得した上で利用していきましょう。

ジャンヌビアの国内臨床試験における副作用発現率(万有製薬)
http://januvia.jp/secure/safety/index.html


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糖尿病はカリウム不足、しかし腎炎が心配なら「なべ物」に注意

体内に存在するカリウムのほとんどは細胞内液に溶け込んでいます。生命活動は、このカリウムと細胞の外にあるナトリウムがバランスよく働くことで、正常に維持されています。

腎機能があまり良くない人については、
サプリメントだけでなく、食品からのカリウム摂取も、
過剰にしないように注意すべきです。
高血糖でインシュリンの働きが悪いと、腎機能悪化によるカリウム不足を起こし、糖尿病に進展することがあります。糖尿病や腎炎の予防ならカリウムを積極的に摂りたいものですが、糖尿病や腎炎などになったとき、カリウムは控えます

なべ物に多くなるカリウムと塩分
葉物野菜や根菜を使うなべ物では、カリウムが多くなります。 高血圧や糖尿病にはうれしいなべ物と考えがちですが、腎炎をともなう高血圧であったり、糖尿病のときは糖尿病性の腎炎の疑いがぬぐい切れません。

腎臓に障害が懸念されるときは、カリウムは控えたいものです。また、鍋ものはしょうゆやお味噌を使う食事なので、塩分が特に多くなるもの。
カリウムで打ち消すよりも、まずは、塩分を控えた薄味に挑戦しましょう。 塩分を下げることでカリウムの必要性も低くなっていきます。

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糖尿病とカリウム ... 糖尿病性腎症

糖尿病では腎臓に障害があると考えた方がよく、腎臓で高カリウム血症を起こす危険性があるため、摂りすぎには注意が必要です。腎臓でのカリウムの体外排泄がうまくいかずに血中カリウム濃度が異常上昇することになります。
これを高カリウム血症といいますが、カリウムを摂りすぎたことや高血糖による腎臓機能の低下などが原因になります。
四肢の痺れ、不整脈、頻脈、筋力低下、吐き気などの症状が 現れ、最悪の場合心停止から死亡に至ってしまうと言う点では、高カリウム血症は怖い病気です。

糖尿病予防としてカリウムサプリメントを利用することがありますが、 しかし、糖尿病になってしまった場合には話が別で、糖尿病性腎症を合併していることが多くあり、カリウムの過剰摂取にならないよう注意を払う必要がでてきます。

糖尿病になった場合は、カリウムサプリメントの利用は避けた方がよくなります。 糖尿病は合併症を起こし易い疾患で、中でも糖尿病腎症は糖尿病3大合併症の1つで、腎臓機能を低下させます。腎臓機能が低下して いる時のカリウムの摂り過ぎは危険であるので注意が必要なのです。

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糖尿病の鍋の食べ方

カリウムは水溶性です。鍋で十分に煮込むことで流れ出していきます。根菜は薄く切るなどして、さらに出やすくして頂きましょう。
ただし、オジヤにしてスープを食べてしまわないようにします。

また、大根おろし(汁もいっしょ)に"ポン酢"や"めんつゆ"を入れたもので食べると、大根のイソチオシアネートの働きで血糖値改善の効果が期待できます。
一日に茶碗一杯の大根おろしを半年間続けて、血糖値を下げた人もいます。 このミゾレ風味は使えます。(辛い大根であること!

おすすめの鍋野菜:
サトイモ、レンコン、チンゲンサイ(アクが少ない)、大根、ニンジン、春菊、にら、ネギ、白菜(特に煮込むこと)、小松菜、三つ葉、キノコ類 など。
野菜はカリウムが多いもの、程ほどの量にするか、良く煮込んで鍋のスープは食べない努力をしましょう。

▼ スーパーで買える冬の野菜
   野菜の美味しい時期

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健康体なら .....
特に目立った疾患が無いのであれば、積極的に摂りたいカリウム

糖尿病であっても、尿検査で尿がキレイになるとカリウムも心配なく摂れます。

カリウムが不足すると糖尿病、高血圧、神経障害など、様々な症状が現れてきます。そして、カリウム不足の症状はつぎのようなものです。
【カリウム不足の症状】
 ・いつも持つ荷物が重く感じられる
 ・安静時の脈拍が70/分を大幅に越えている
 ・お通じは早朝に無く食べてから出る、つまり便秘

【沖縄の元気な老人】
 ・カリウムは、一回の食事あたり、1300mg以上必要
   沖縄の元気な老人は、2000mgも取っている
   100gあたり肉や魚で400、豆で700mg
   白米で25なのに、長芋はなんと500mg
   白砂糖は0、黒砂糖には1100mgもある

カリウムは、他にマグネシウムやナトリウム等、沢山のミネラルと、一緒に取り込む必要があり、カリウムだけを摂取することは筋弛緩などの危険があります。
食塩に含まれるナトリウム成分の排出を促進する目的で、カリウムをサプリメントで摂取しながら、塩分を摂ってしまいがちな人は、高血圧の予防にすることができるかもしれませんが、危険な発想です。


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新しい2型糖尿病治療薬の安全性は?

新しい2型糖尿病治療薬が10月16日に承認されました。
経口摂取ができる糖尿病治療薬のジャヌビアとグラクティブです。

3年ほど前から欧米では使われているジャヌビアですが、インスリン分泌に弱い日本人の体質に合わせた処方は、これからなのでしょうか。安全性に不安があるときは、なお一層、周辺情報への注意が必要です。

● ジャヌビアについては、米国では糖尿病治療薬の安全性の懸念が高まっており、日本での対応も注目されていたが、審査管理課によると分科会でも質問などはなかったという。注意して使用することで了承を得たとしている。

短所としては、DPP-4はインクレチンの活性を高めるだけでなく、種々に生体内に存在する生理活性ペプチドの分解にも関与するため、DPP-4の活性を無くすと予想外の副作用が生じる可能性があるこということ。たとえば、DPP-4はリンパ球の細胞膜上にも存在するため、DPP-4を抑制した際には免疫系への影響が生じる可能性があるそうだ。

● 米FDA(食品医薬品局)は現地時間の25日、米メルクが米国で販売している2型糖尿病治療薬のDPP-4阻害剤「ジャヌビア」(一般名=シタグリプチ ン)と、同剤とメトホルミンの配合剤「ジャヌメット」について、急性膵炎の報告症例を処方情報に明記する改訂を行っていると発表した。(日刊薬業 2009年9月28日)

DPP-4阻害薬のジャヌビア
食事をすると、消化管から消化ホルモンのインクレチンが分泌され、これがインスリン分泌を刺激し増加させるのですが、血中にはインクレチンの分解酵素 DPP-4 があるため、短時間でインスリンの働きが低下していきます。
今回承認された糖尿病薬は、このインクレチンの分解酵素 DPP-4 を阻害して、インスリン分泌の刺激が長がく続くようにするもので、今までの薬剤とは全く違う働き方をするものです。

今回承認されたDPP-4阻害薬の1つジャヌビアは、米大手製薬会社「メルク」が開発・販売するもので国内では子会社の万有が扱うものです。低血糖などの副作用が少ないとされ、米国だけで1600万人に処方され、欧州、アジアなど世界87カ国で販売されている。一般名はシタグリプチンリン酸塩水和物。

インクレチンとは:
インクレチンとは栄養素の経口摂取により腸管から分泌され、膵臓からのインスリン分泌を促進させる消化管ホルモンの総称GLP-1とGIPがその代表で、GLP-1は小腸下部のL細胞から分泌され、GIPは小腸上部のK細胞から分泌される。
●インクレチンは食事の摂取とともに小腸から分泌される
●膵臓のβ細胞に作用することでインスリンの分泌を増強する
●低血糖になりにくい(下記参照)
●膵β細胞の増殖を促進、あるいは細胞死を抑制、。また、食欲抑制作用がある
●インクレチンは血中でDPP-4で分解され、半減期は約5分といわれる

低血糖になりにくい理由
血糖もβ細胞に作用してインスリンの分泌を促進しますが、インクレチンによるインスリン分泌には、血糖によりβ細胞内でカルシウムが増加することが必要。
そのためインクレチンは血糖値が低い状態ではインスリン分泌は増加せず、血糖が高くなって初めてインスリン分泌を促進する。


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インスリン抵抗性で減少する脳細胞

何らかの理由で、ブドウ糖が細胞内に入らず、エネルギー源として使われなくなることがあります。
血液中に多くなってしまうブドウ糖は、脂肪に変わり脂肪細胞に蓄えられ、ブドウ糖がエネルギー源として使われなくなっていく。
ブドウ糖が細胞に取り込まれないことを「インスリン抵抗性」という。

インスリン抵抗性が生まれる原因は、
過食することで肥大する脂肪細胞からのアディポサオトカイン。 肥大した脂肪細胞から放出されるアディポサオトカインは、生活習慣病の原因にもなっている。

さらに、インスリン抵抗性を持つことの怖さは .....
インスリンが中枢神経系でホルモンとしても働いていること。 このことを知っておかないと、将来の早くに、脳が壊れることになる

インスリン抵抗性は大雑把にいうと、糖代謝のことを含め次の3つの問題を抱えている。
● 糖代謝が低下していき、生命活動が沈滞化していく(老化)
中枢や末梢神経系が壊れていく(末梢神経疾患)
● 脳内ホルモンとしての働きを失う(痴呆症などの疾患)
   → 記憶・学習、摂食・ニューロン新生などへの障害

インスリンは脳関門を通り脳に流入しているが、ここ数年の研究で、脳内にもインスリンレセプターがあることや脳でも少量だが作られていることがわかってきた。

痴呆症の1つアルツハイマーの研究からは、インスリン抵抗性をおこすタンパク質アミロイドベータが発見されたり、線虫をモデルにした実験などからは記憶や学習などにもインスリンが働いていることが示されている。 また、脳内で多すぎるインスリンが癌疾患にも関係しているという。

肝臓の機能低下はインスリン作用の低下?
肝臓でつくられる「インスリン様成長因子 IGF-1 」は、 成長ホルモンが肝臓で変化したもので、インスリンと配列が高度に類似していて、近年、IGFがインスリン受容体、IGF-1受容体、IGF-2受容体、インスリン関連受容体およびおそらくは他の受容体に結合する事が分かってきた。

IGF-1が失われて脳細胞を支援できなくなるのがアルツハイマー病の原因ではないか」との仮説をもつ研究者もおり、詳細まですべてわかっているわけではないが,インスリンとIGF-1が神経変性疾患に深く関係していることを疑う研究者はほとんどいない。

インスリン抵抗性を抑えて認知症を予防する
インスリン抵抗性の改善は、食事、睡眠、運動が基本です。 運動をして過食をしないことが、加齢とともに上昇していく血糖値を抑え、生活習慣病の先にあるアルツハイマーなどの脳神経疾患をくい止めることになります。


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認知症阻止のロードマップ

50歳以上の糖尿病患者では、半数以上でアルツハイマー病の初期状態が見られたというのは広島大・鬼頭昭三博士。

50歳代後半から増えてくる認知機能低下は可逆的といわれ、何も対策を講じないと、次第に不可逆的な変化が進行して、最終的にアルツハイマー型の老年期認知症に移行することになるものと見られています。
健康に暮らすことは大きな願いですが、
加齢とともに認知力は落ちていくもの、生活に支障がではじめると認知症とされます。

血糖値は、全身ですすむ組織の老化と共に上昇してしまうもの。徐々に上がっていく血糖値は正常な加齢現象の1つとされている中、認知症の1つアルツハイマー病では、海馬の損傷が顕著にみられることが知られ、インスリンによって発症や進行を遅らせることができる可能性が報告されています。
認知力の低下は、血糖値の上昇が、学習および記憶に不可欠な「海馬」に影響を及ぼしていることが大きな原因になっています。

血糖値の管理を向上させるあらゆる手段が、
加齢による記憶力低下を改善する方法となる可能性が高いといわれています。誰にも、やがて訪れる加齢による認知症対策は、

インスリン感受性を高めておくと、

海馬のニューロンの損傷を避けられる、
加齢による記憶力低下を改善できる。

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◆海馬のニューロン損傷阻止はインスリン感受性を改善

..... 加齢では当然とされる血糖値の上昇を、抑制すること。

アミロイドβ由来拡散性リガンド(ADDL)の損傷からの保護に、インスリン抵抗性の改善が有効とする報告があり、アルツハイマー病を糖尿病の一種とする考え方へのエビデンスが数多くあります。

ここでは、インスリン感受性を高める血糖値管理の方法を整理、ポイントを挙げておきましょう。

1)インスリン感受性を高める

  • インスリン抵抗性の原因は脂肪細胞のアディポサイトカイン
    • 高脂肪の食事をしない
    • 運動をする
  • 薬剤を利用する方法 ..... インスリン抵抗性改善薬
  • 血流をよくすること
    • ストレスや疾患でなどによる血流悪化や気分の沈滞を避ける
    • 血液粘度を上げない、改善する(脂質を避け、抗酸化の食べもの)
  • 運動で身体の筋肉量を減らさない努力をする
    • 内蔵脂肪を減らし、筋肉をつけることは感受性を高める
    • 血液循環を良くしストレス解消にもよい

2)加齢で低下するすい臓の機能維持でインスリンを減らさない

加齢で自然減少するインスリン量を維持していくことも大切
  • すい臓・肝臓・腎臓・消化管の機能維持は特に大事
  • 心肺機能を維持して、酸素の取り込みと血液循環をよくすること
  • 偏食を避けタンパク質、ビタミン、ミネラルを十分にし、食事量を適切にする
  • 睡眠を十分にする
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◆抗老化:染色体損傷を守る

血糖値対策は、糖代謝のアンチエイジング(抗老化)と考えてもよいです。若いころからの対策が必要です。

健康体では、すい臓のβ細胞は10〜60歳代では数は一定で、70歳を過ぎると徐々にアポトーシス(細胞の自殺)が多くなるといわれます。糖尿病では年齢によらずアポトーシスでβ細胞が減少しているという見方があります。

脳でのアポトーシスが多くなると老年期認知症といわれる不可逆的な認知症で回復は望めません。全身の細胞にある染色体は守りたいですね。

  • 活性酸素を減らす
    ビタミンC,E,カロテン、SOD様食品や抗酸化の食べもの
  • 十分な栄養摂取で合成材料を不足させない
    脳に良いたべもの、特にEPA, DHAは抗酸化にも有利>
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参考:

海馬のニューロンの損傷とインスリン

海馬のニューロンをアミロイドβの損傷から保護するインスリンの働きについては、インスリンおよびロシグリタゾンが、脳の重要な記憶中枢である海馬から採取したニューロンを、アミロイドβ由来拡散性リガンド(ADDL)から保護することを明らかにする報告が米コロンビア大学メディカルセンター(ニューヨーク)にある。

ADDL:アミロイドβ由来拡散性リガンド

ADDLはアルツハイマー病に関与して いるタンパク質。
記憶を形成するシナプスを攻撃、阻害し、記憶低下を引き起こすことで知られる。
ロシグリタゾン:日本国内では未承認の2型糖尿病治療に用いられる抵抗性改善薬で、実験用いられた。


■ メタボリック・ドミノ対策に100%ゴーヤー成分だけの無添加食品 :
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■ 糖尿病の基本用語集 :
  血糖値マメ辞典
■ 血糖値を下げるものはどれ? :
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ビタミンD、最近の研究報告(2)

ビタミンDは主に魚介・キノコ類に多く含まれ、カルシウム代謝に重要な働きをもつ。皮膚には生理活性のないプロビタミンDが存在し、紫外線を浴びることに よって活性型ビタミンDに変換される。ビタミンDは「サンシャイン・ビタミン」と呼ばれている。
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ビタミンDレベルを増大させる最も有効な方法は皮膚の日光への曝露である
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◆ ビタミンDとオメガ-3脂肪酸で1型糖尿病発症リスク低減

オメガ-3脂肪酸は、魚類やナッツ、またキャノーラやオリーブといった植物油に含まれる不飽和脂肪酸の1種。抗炎症作用を持ち、心血管イベントのリスクを減らすと考えられている。
→ ノルウェーで行われた研究で、オメガ-3脂肪酸とビタミンDが豊富なタラの肝油を日常的に摂取していた児では、1型糖尿病の発症リスクが少ないこ とが報告されている。
→ オメガ-3脂肪酸とビタミンDのどちらがリスク低減に関連しているのかについては「オメガ-3脂肪酸には、単に1型糖尿病発症を遅らせるだけでなく、膵β細胞の機能をより長く、良好に保たせる働きがあるのかもしれない」
また、糖尿病予防のためにより多量のオメガ-3脂肪酸摂取の推奨は時期尚早としている。

◆ 膵ベータ(β)細胞に活性型ビタミンDの受容体

膵ベータ(β)細胞と免疫細胞が活性型ビタミンDの受容体を保持しているという事実は、ビタミンDと1型糖尿病の関連を示す証拠といわれている。
○ 北欧フィンランドの小児では南米ベネズエラの子どもに比べ、1型糖尿病の発症率は400倍高いことの指摘がある。
→ 追加的にビタミンDサプリメントを摂取していた幼児では、そうでない幼児に比べ、1型糖尿病の発症率が30%低いことが確認された。(英国のメタ解析研究)

◆ 1型糖尿病の小児と青年の約75%はビタミンD不足

ビタミンDの欠乏は、特に1型糖尿病患者では将来的に骨障害をもたらす。
1型糖尿病の小児および青年(adolescent)の約75%はビタミンD不足の状態にある、という報告を米ジョスリン糖尿病センター(ボストン)がしている。


◆ ビタミンD3とクルクミンがアルツハイマーに効く?

ビタミンD3をクルクミンと呼ばれるスパイスに含まれる物質と併用することにより、脳のアミロイドβを除去する免疫システムが促進される可能性があるという報告を、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校がしている。


◆ ビタミンDと高血圧

血中のビタミンD濃度が低い若齢女性は、15年後に高血圧になるリスクが3倍であるとする報告を、米ミシガン大学(アナーバー)公衆衛生学部がしている。
研究は。1993年に22〜44歳、平均年齢38歳の559人の女性を対象にビタミンD欠乏を調べたもの。
..... さて、カルシウムとの関係は? どうでしょう?
ビタミンDは腸でカルシウム吸収を助けています。カルシウム不足による「カルシウムパラドックス」のこともありますね。
いずれにせよ心血管疾患とっては、ビタミンD不足も関係するということ。


■ 血糖値の不安 :
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■ 糖尿病の基本用語集 :
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インスリンとは【要約】

Contents
  • インスリンの合成と分泌
  • インスリン分泌を刺激するもの
  • インスリン分泌を抑制するもの
  • 基礎分泌と追加分泌
  • インスリンの主な働き
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インスリンの合成と分泌

1)すい臓にある膵臓B細胞の粗面小胞体で、シグナルペプチド、A鎖、B鎖及びCペプチドから成るプレプロインスリンが合成される

2)プレプロインスリンは折りたたまれ、A鎖とB鎖が二箇所ジスルフィド結合で結ばれる。これをコントロールしていたシグナルペプチドは不要となるため酵素により切断されプロインスリンができ、B顆粒内に貯蔵される

3)血中ブドウ糖濃度の上昇などの分泌刺激があると、酵素でプロインスリンはCペプチドとインスリンに分割され、両方とも血中に放出される。

※ Cペプチドはプロインスリンから切断された後血中に放出されるため、このCペプチドの血中濃度を測定すれば、膵臓からインスリンが分泌されているかどうかの指標になる。
※ Cペプチドには糖尿病性神経炎を防ぐ役割もある可能性が示唆されている。

インスリン分泌を刺激するもの

分泌は主としてグルコースにより促進されるが、
その他の分泌促進因子としては、
● ブドウ糖、マンノース等の単糖類、
● アルギニン、ロイシン、ヒスチジン等のアミノ酸、
● グルカゴン、インクレチン(GLP-1,GIP)等のペプチドホルモン
● 迷走神経刺激剤、交感神経系のβまたはα受容体刺激剤、スルホニル尿素剤 などがある。

インスリン分泌を抑制するもの

アドレナリンやノルアドレナリンのα作用,ソマトスタチン
※ ソマトスタチンは視床下部とすい臓のD細胞から分泌されるホルモン

基礎分泌と追加分泌

①健康体では、空腹時でもβ細胞からインスリンが常に分泌されており、血糖値が正常範囲に保たれている。これを基礎分泌という。

②食事等の影響で血糖値が上昇すると、β細胞は多量のインスリンを追加で分泌する。これによって血糖値の上昇が抑制される。これを追加分泌という。

糖尿病の病状は、基礎分泌も殆ど行われていず常に血糖値が高い状態(1型糖尿病)、或いはある程度の基礎分泌は行われているが追加分泌が不十分だったり遅れたりすることで食後血糖値が上昇する状態(2型糖尿病)など、患者によって様々である。

インスリンの主な働き

筋肉では、ブドウ糖、アミノ酸、カリウムの取り込みの促進、グリコーゲン合成、タンパク質合成の促進、
脂肪組織では、ブドウ糖の取り込み及び利用促進、脂肪の合成促進及び分解抑制、
肝臓では、糖新生の抑制、グリコーゲンの合成促進及び分解抑制、タンパク質の合成促進、
腎臓の尿細管では、ナトリウム再吸収促進に働いている。


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
  カプセルで苦くない蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ 糖尿病の基本用語集 :
  血糖値マメ辞典
■ 丸ごとチキンスープのエッセンス :
  アンセリンとカルシノンのアミノ酸ドリンク
■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
  ホントナノ

インクレチン糖尿病治療薬「DPP4阻害薬」

すい臓 糖尿病の治療薬「DPP-4阻害薬」とは、
インスリン分泌を促す消化管ホルモンを継続的に働かせるようにして、すい臓からのインスリン分泌を継続させようとする薬剤です。
海外ではDPP- 4阻害剤が既に発売されていて、
日本でも、2009年内には発売とみられている中、
予想外の副作用を懸念する声もある。

消化管ホルモンのインクレチンとは

インクレチンとは、消化管内のグルコースや脂肪によって腸管から分泌され、膵臓からインスリン分泌を促進させる消化管ホルモンの総称です。
現在このタイプの消化管ホルモンには、GIPとGLP-1とが知られ、体内では分泌されてからの消失が早く、半減期はおよそ5分といわれます。

◆ GIP
GIPはグルコースや脂肪が刺激になって十二指腸のK細胞から分泌される消化ホルモンで、胃液分泌と胃運動を抑制し、膵臓のインスリン分泌を高める作用があります。
GIP受容体は膵β細胞以外に、脂肪細胞や骨芽細胞にも発現しています。 (GIP:グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド )

◆ GLP-1
GLP-1は小腸下部のL細胞から分泌される消化ホルモン。
以下の作用をもっています。
 ・ブドウ糖濃度依存性インスリン分泌促進
 ・ランゲルハンス島β細胞増殖作用
 ・グルカゴン分泌抑制
 ・胃排泄能抑制
 ・中枢性食欲抑制作用
(GLP-1:グルカゴン様ペプチド-1 glucagon-like peptide-1)

◆ インクレチンを分解してしまう酵素DPP-4
DPP- 4(ジペプチジルペプチダーゼ4) は
インクレチンを分解するペプチド分解酵素といわれるもので、これが働くとインクレチンのシグナルが無くなり(半減期が約5分)、インスリン分泌や細胞でのブドウ糖の細胞取り込みが悪くなります

|||||||||||||||||||||||||

インクレチン関連薬として、現在次の2つがある

注射薬のGLP-1受容体作動薬
経口薬のDPP- 4 阻害薬
 (GLP-1の血中半減期を延ばし作用を高めるもの)

GLP-1受容体作動薬
注射で投与します。
注射薬のGLP-1受容体作動薬は、米国では動物の唾液から精製されていて、今のところ、副作用は報告されていないようです。

DPP- 4阻害薬
口径投与できます。
DPP- 4の働きを止めさせるのが「DPP- 4 阻害薬」です。
これまでのSU剤とは異なり、DPP- 4 阻害薬は、インクレチンの活性を継続させるという機序でインスリン分泌を促進します。

DPP-4 阻害剤のメリット
 ・DPP-4阻害薬は経口投与可能な2型糖尿病治療薬
 ・HbA1cを約 1% 程度低下させる
 ・体重に大きな影響がない
 ・経口投与ができる
DPP-4阻害薬のディメリット
もともと体内にあるインクレチンの活性を高めるこの方法には、ディメリットもあるようです。それは、
.....
インクレチンの活性を高めるだけでなく、種々に生体内に存在する生理活性ペプチドの分解にも関与するため、予想外の副作用が生じる可能性がある .....
..... たとえば、DPP-4はリンパ球の細胞膜上にも存在するため、DPP-4を抑制した際には免疫系への影響が生じる可能性がある
.....
という指摘です。


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  血流循環をよくする抗酸化31成分 一覧
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インスリン抵抗性では、T細胞がすくない

だから、糖尿病は感染症にも弱いのかもしれません。
  • 血糖値が上がったままの状態を長く続けなければ糖尿病にはならないのです。
  • 糖尿病といわれても、血糖値をうまく管理してさえ行けば普通の生活ができます。
  • 糖尿病は自身で長く続けられる食事法や運動による血糖管理が大切です。
血液中の糖の濃度、つまり血糖値が高い状態、あるいは過去に高い状態が続いていたことがある場合を糖尿病と言ますが、それ自体では特別緊急を要する 問題ではありません。
しかし、血糖値が高い状態が続くことによって起るその他の症状が極めて危険な状況を生むため、糖尿病は怖い病気と言われています。

糖尿病はことに、血管に関わるいろいろな障害が、取り返しのつかない、修復できない状況にしていきます
例えば、目の毛細血管が弱り、破けてしまうことにより、目が見えなくなる。 足の血管がつまり、ちょっとした怪我や細菌感染で壊疽を起し、切断を余儀無くされる。
心臓の血管に異常が生じれば、心筋梗塞。脳の血管であれば、脳硬塞。 といったぐわいで、このような症状は自覚症状のないまま進行し、ある日突然発症します。

糖尿病予防では「肥満」しないこと、治療でも肥満を解消すること、が必要とされていますが、日本人はやせ型でも糖尿病になっています。

欧米人の糖尿病発症は、はじめにインスリン抵抗性があり、次にインスリン分泌低下と進みますが、日本人では、もともとインスリン分泌能力が低いため、発症時点で同時に2つのことが現れています。
それだけに、日本人の糖尿病は予防が大事となります。
なぜなら、インスリン抵抗性は「肥満状態」をダイエットすることでも解決できる可能性がありますが、疲弊したすい臓が原因のインスリン分泌低下は、簡単には解決できないのです。

インスリン分泌については、幹細胞移植という方法もあるようですが、 一般には、過食しないことや、血糖値の急上昇を避けることで不足することを避け、最終的にはインスリン注射による補完が用いられます。

インスリン抵抗性については、肥大した脂肪組織の炎症で分泌されるサイトカインがインスリン抵抗性を生じさせていると見られてきましたが、そのメカニズムは明らかになっていませんでした。 このことについて、最近、、免疫細胞の「T細胞」が関わっている新しい報告が米テキサスA&M 健康科学センターからあります。

同センターの報告では、
「肥満マウスは免疫系のT細胞が不足しており、この減少は免疫系をインスリン抵抗性となるように仕向けている。T細胞を正常値近くに回復させると、高脂肪食を続けていてもマウスの体重が減少し、インスリン抵抗性が改善される」としています。
また、T細胞はアレルギーに関係しているのですが、普通のマウスにマスト細胞(暇万細胞)を「安定化」する作用をもつアレルギー薬を与えたところ、これも効果があり、この薬剤のヒト糖尿病用バージョンを開発する動きがある、という報告もあります。

T細胞:
免疫系で自己と非自己を区別する役割をもち、免疫応答の制御や感染した細胞を死滅させたり、免疫の中心的役割を果たしてます。もしT細胞が無くなると免疫機能全体が弱まり、結果、死を迎えることになります。

肥満細胞:
肥満細胞(ひまんさいぼう)は哺乳類の粘膜下組織や結合組織などに存在する造血幹細胞由来の細胞。マスト細胞 ( mast cell ) ともいう。すい臓のランゲルハンス細胞とともに炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持っています。
肥満細胞は通常アレルギーに関係しており、IgE(免疫グロブリンE)を介したI型アレルギー反応の主体となるものです。

ちょっと、ひとこと。
血管へのダメージは、知らないうちに少しずつ進行する高血糖への傾斜からなじまります。若いときから、過食に注意し、日常の活動量(運動)を維持する暮らしが基本ですが、このことを医療では教育していません。
国として医療費を抑制するのなら、このことを子供のときから意識付けることが本当の予防対策ではないでしょうか。トクホ商品を売ることに手を貸す前に、しっかりした食育を実施してほしいものです。


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インスリンと成長ホルモンは拮抗する

成長ホルモンの分泌を促進する因子は .....
  1. ブドウ糖や脂肪酸などの血中エネルギー基質の低下(血糖が低下)
  2. アミノ酸の循環血中濃度の上昇(たんぱく質の摂取)
  3. 精神あるいは身体的ストレス(痛覚刺激、多量の出血、激しい筋運動)
  4. 血中インスリンの低下
  5. 就寝
などがあります。 成長ホルモン(GH)の働きには .....
  1. アミノ酸の細胞内への輸送を促進し、タンパク質への合成を増加させる。
  2. 体内に広く分布するソマトメジンの働きを介して骨端における軟骨形成を促進する。
  3. 血糖値に対してはインスリンと拮抗的で血糖上昇作用があり、インスリンによるブドウ糖取り込み作用を減弱させる。つまり、成長ホルモンは糖の消費を抑制する。(インスリン抵抗性)
  4. 過剰になると、糖尿病を誘発する。(GHはインスリン抵抗性ホルモンの1つ)
などがあげられます。

|||||||||||||

食事の摂取とGH分泌の関係

食事を摂取するとGHの分泌とインスリンの分泌は相互に関連して変化します。
食事をすると .....
糖に反応してインスリンが分泌され、ブドウ糖やアミノ酸の筋肉細胞への取り込みが促進されます。筋肉細胞内では取り込まれたブドウ糖からグリコーゲンへの合成が亢進します。
食後の時間が経過すると .....
血液中の血糖値が低下することで、その低血糖に反応してGHの分泌が起こる。 GHによるアミノ酸の取り込みとタンパクへの合成が盛んになります。

しかし、インスリン分泌に問題があったりインスリン抵抗性を抱えていると、 血糖が低下しにくくなることで、GHの分泌も危ういものとなり、
タンパク合成に問題が生じ、筋肉が減少、器官では萎縮などがおこり、痩せていきます。

糖尿病前の高血糖値の人は .....
● インスリン分泌の補完も考える
  (食品の植物性インスリンを利用する)
● インスリン抵抗性の改善には、
  内臓肥満ーー肝臓や腸間膜での脂肪蓄積ーーを解消して
  インスリン抵抗性を生んでいるサイトカインの分泌を無くすこと。
  多くの場合、活動量に見合うカロリー摂取と、
  運動をすることで解消できます。(薬剤のGHの補給は考えない)

GHは、内臓脂肪皮下脂肪組織で作用が違う
GHが内臓蓄積脂肪の分解をより特異的に促進し、内臓脂肪蓄積抑制作用がある一方で、 皮下脂肪組織に対しては、脂肪細胞増殖を促進し皮下脂肪蓄積に促進的な作用を持つ。
(東邦大学医学部付属佐倉病院)
体脂肪は、内蔵脂肪が落としやすいのですね。

糖質と脂質を減らし、高タンパクの食事にし、
ビタミンとミネラル、水分の摂取を十分にすること。
(ご飯は、最低でも一日に茶碗一杯、食べること)


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植物インスリン含有健康食品とは

血糖値を下げる、または、安定させる働きをもつもので、人間の体内で血糖値を下げるホルモンのインスリンと同じような作用をもつ物質を含む食品のことをいいます。

血糖を下げるだけの一方向に働く薬剤は、効き過ぎて低血糖や肝臓障害になる危険性、すい臓を酷使して疲弊が進むなど、長期間は使えないなどの問題を持っています。
糖尿病で評判の医者は、薬剤投与を極力控えますね。
処方に慎重なのは、このような副作用があったわけです。

糖尿病と診断され、薬剤を利用しながらの治療で血糖値が調整できたならば、
薬剤の利用を止め、食事習慣の改善や運動の継続などで、
血糖値を正常範囲に維持していくことが求められます。

植物インスリン
植物にある有効成分を濃縮したパウダー(植物インスリン)は、
口径摂取が可能で、
血糖値の下がりすぎを防ぐ作用をもちあわせているため、
血糖値に不安があるときの予防や血糖値の改善、改善後の維持に、利用されています。

|||||||||||||| 植物インスリン

コロソリン酸 インスリン抵抗性に効果

バラ科やミソハギ科の植物の葉に特に多く含まれるトリテルペン酸の一種。一般に多くの植物がもっている成分です。
コロソリン酸は、細胞膜上でGLUT4という物質を活性化することでブドウ糖を細胞内に取り込む作用があり、インスリン抵抗性を改善します。
インスリンを必要とせず、血糖値を低下させることは良いのですが、長期に利用したとき、必要とされなくなったすい臓がどうなるのか、ちょっと心配です。
  • コロソリン酸の商品の多くは、EPAやビタミンEなどが添加されていることがあります。
  • 未消化の糖質が腸内で発酵しガスの発生が多くなるため、腹部膨満感が強くなる可能性があります。
※ バナバは日本名で『オオバナサルスベリ』のこと。
バナバ茶は他のお茶類と比較して、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、タンニンなどの含有量が多く、食物繊維も含まれています。ダイエットに効果を持つお茶として親しまれています。

|||||||||||||| 植物インスリン

チャランチン ランゲルハンス島に効果

薬用ニガウリ(ゴーヤー)のチャランチンは、
膵臓のβ細胞を刺激してインスリン分泌を促進し、
血糖が下がるとα細胞からのグルカゴンの分泌を促し血糖値を上げます。
結果、チャランチンだけでは血糖値を安定させることができます。
  • チャランチンは、すい臓の働きを活性化し正常な働きに戻すように作用する脂溶性のタンパク質です。
  • 薬用ニガウリの濃縮エッセンスパウダーは、中国医療で保健指定医薬品として扱われています。
日本人は欧米人に比べると、
インスリン分泌能力が半分以下
といわれています。
インスリン抵抗性を改善するコロソリン酸よりも、日本人には分泌にはたらくチャランチンの方が適しているようです。

ご注意:このようなインスリン作用をもつものには、
糖尿病で治療中の場合、医薬品の必要量が変化する可能性もあります。医師に申告して、調節するようにしましょう。


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インスリンが肥満で働かないワケ

◆ レプチンと脂肪細胞
脂肪組織は皮膚の下や内臓の周囲にありますが、ここは脂肪蓄積をしているだけでなく、様々なアディポサイトカイン(内分泌因子)を分泌していることが分かってきている。
このサイトカインの1つレプチンは肥満状態になると、カラダは多量の脂肪分を感知しレプチンを分泌しているにもかかわらず、そのシグナルが脳で感知できない(食欲抑制ができない)ようになります。このことをレプチン抵抗性といいます。

◆ インスリンと脂肪細胞 肥満状態の脂肪細胞からは、インスリン受容体の感受性を低下させる
  • 遊離脂肪酸
  • アディポサイトカインのTNFαとレジスチン
    TNF-α(腫瘍壊死因子)は白血球から分泌される炎症性サイトカイン。
が分泌され、
  • インスリン受容体の感受性を良くするアディポネクチンの分泌低下
をともないます。このほか、
  • 血液凝固を促進するPAI-1
  • 単球やリンパ球の遊走を引き起こすMCP-1
  • angitensin IIの原料となるアンジオテンシノーゲン
などが分泌されます。

◆ 正常な体型では食欲の抑制に働いているレプチンは、肥満体型になると機能しにくくなる上、同時に分泌されるレプチン以外のサイトカインや遊離脂肪酸が、インスリン抵抗性を生んでいるということです。

このようなレプチンとインスリンの関係、Webページではどのように表現されているか、そのいくつか拾ってみると .....
  • レプチンにはインスリンの感受性をよくする働きがあある。
  • レプチン受容体は末梢組織や腫瘍細胞にも存在し、生殖を含めたより広範に影響、  食欲調節以外では生殖機能調節、血管内皮細胞の再構築、骨の成長などが知られている。
  • レプチンは炎症など免疫学的刺激でも産生され、免疫応答にも深く関与している。
  • レプチンは適切な体重になった女性の思春期を開始させる。
  • 過激なダイエットで生理が止まるのもレプチンが少なくなったため。
  • レプチンが増加するとヒスタミンも分泌され、ヒスタミンは食欲を低下させる作用がある。
  • 肥満症の人にはレプチンが多いのが通常だが、「レプチン抵抗性」が生まれる。
  • 脂肪細胞から分泌されるレプチンは食欲と代謝の調節を行います。
◆ 日本人はどうなのよ?
日本人の場合、倹約遺伝子が発達していて食べたものが脂肪として蓄積しやすい体質ですが、欧米人のように、260kgでしたか? 歩けなくなるまで肥ることはできないですね。
TVでは、泣きながら食べている信じられない光景も目にします。
これが「制御不能という状態」でしょうが、
こうはならない日本人は何が違うのでしょうか。

日本人の膵臓β細胞は欧米人と比較して弱く、
インスリン分泌能はおよそ半分とも言われています。
つまり、多くの日本人は欧米人のような肥満体になる前に糖尿病傾向となってしまい、これによる「やせ」へ傾斜していくのかもしれません。


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インスリンの働き

膵臓には、食物を消化するための消化酵素(リパーゼ、アミラーゼ、トリプシンなど)を十二指腸に膵液とともに放出する外分泌作用と、インスリンやグルカゴンなどいくつかのホルモンを作り血液中に放出する内分泌作用を併せ持っています。
インスリンは、この膵臓のランゲルハンス島B(ベータ)細胞で生成され血液中に分泌されます。分泌されたインスリンは、肝臓に向かう門脈を通り肝臓に達し、肝静脈を経て全身の組織に送り込まれます。
この過程でインスリンは、インスリンに感受性のある肝臓、筋肉や脂肪組織の細胞に存在するインスリン受容体と結合し、ブドウ糖の細胞内への取り込み、細胞のエネルギー源としての利用、グリコーゲンや脂肪としての貯蔵促進などに働くのです。

インスリンの主な働き
  • 骨格筋では .....
    ぶどう糖、アミノ酸、カリウムの取り込み促進と
    タンパク質合成の促進
  • 肝臓では .....
    糖新生の抑制グリコーゲンの合成促進分解抑制
  • 脂肪組織 .....
    糖の取り込みと利用促進脂肪の合成促進・分解抑制
  • 腎臓の尿細管では .....
    ナトリウム再吸収促進作用
などなど、
インスリンはおよそ60兆個といわれる全身の細胞に働いています。食べ過ぎや肥満、加齢などでインスリンの働きが悪くなると、細胞へのエネルギー源や栄養の受け渡しがスムースにできにくくなります。
最近では、脳内でのインスリンの働きについて、次のような報告があります。

脳では、ありすぎても困る脳内インスリン
脳内では老化の促進という“悪役”を演じているという、米ハーバード大の実験報告があり、脳内でインスリンを働きにくくしたマウスが通常のマウスより18%も長生きしたというものです。

一方で、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患にインスリンとIGF-1が関係しているといわれ、注射や経鼻スプレーでインスリンを投与された人はすぐに、物語の回想や記憶テストの成績が上がるという。


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「老け顔」のサイン

若いときの肌のターンオーバーはおよそ1ヶ月。
ターンオーバーとは新陳代謝で生まれ変わるサイクルのことですね。
肌のいちばん外側の角質はおよそ1ヶ月で新しくなります。
そして、
健康な人でも、40代になるとプラス10日の40日になるといわれ、
この「10日」は、体が老化したことでの「遅れ」です。

老化は仕方のないことだとしても、そのスピードは人それぞれ。
そして、
「私はどんなにいいものを使っても一向に改善しない」
「なにもしなくても肌が綺麗な友達もいる」

この根本対策は、血糖値を上げないこと。ご存じですか?
年齢と血糖値は比例して上がっていくものとされていて、
「高齢者は血糖値が高い」が常識になっています。
この常識のままに暮らし続けると、あたりまえですが老化してしまいます。
この「常識」を止めればよいのです。

血糖値は、血液中のブドウ糖の量を示す値ですが、
ブドウ糖は体のエネルギー源として使われるもので、
食べたると血糖値が上がり、運動すると下がります。

しかし、食べ過ぎや運動不足、睡眠リズムが狂った生活を長く続けていると、 細胞で使い切れずに余ってしまうブドウ糖が、いつも血液中にいっぱいある状態になります。この状態が、血糖値、高めです。

さらに、このままの生活をすると、
ブドウ糖で毛祭血管が目詰まりをおこし、
血液で運んできた酸素や栄養を渡しにくくなり、老廃物の回収にも支障がではじめます。 疲れやすく感じたり、肩がこったり、冷えを感じたりすることが多くなります。
これは老化が加速されていいる状態です。

肌のしわ・たるみ・しみ・くすみ .....
体の中でも同じような事がはじまっているわけですが、

長い年月をかけて、がん、心疾患、脳血管疾患などになることにも、 血糖値はかかわっています。

将来のベット生活はイヤです。
なので、自然に高くなっていく血糖値を、放置しないことです。
酸素や栄養、美容のために食べた有効成分、これらが、
体の隅々まで届くように、血糖値を高くしないようにしましょう。

しわ・たるみに良いこと .....
肌のアンチエイジングの最重要ポイントは保湿と紫外線防御とばかりに、 加齢とともに少なくなるコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン量などがきになりますね。さらに、カロテンやビタミンC やE ..... 。

スキンケアは大切なことですが、細胞での受け渡しが滞っていると、 真皮でおきているシワやタルミは解決できません
これが、人によって効果が変わってしまう原因の1つです。

「私はどんなにいいものを使っても一向に ..... 」 こんなときは、健康診断で受け取った「血糖値」をチェックしましょう。 10年、20年後の病気も予測してくれる血糖値は、
若い頃からの管理が大切です。

 血糖に関係するカンタン用語集:血糖値マメ辞典


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用ニガウリ :
  カプセルで苦くない天然ニガウリ100% 糖素減
■ 血圧や血糖値を下げる :
  アンセリンとカルシノンのアミノ酸ドリンク
■ 生活習慣からの体の不調、その基礎知識と対策 :
  ホントナノ

インクレチン関連薬に免疫力問題 ?

インクレチンは2つのペプチドホルモン GIP と GLP-1 の総称で、
ずれも消化管の内分泌細胞で合成され、
栄養素の摂取に伴って血中に放出されることで、
膵β細胞に働きかけ、インスリン分泌を促進する因子です。

現在、インクレチン関連薬として、次の2つがあります。
・注射薬のGLP-1受容体作動薬
・経口薬のDPP- 4 阻害薬

◆ GLP-1はグルカゴン様ペプチドといわれるもので、
米国では動物の唾液から精製されていて、
今のところ、副作用は報告されていないようです。

◆ 一方の「DPP- 4 阻害薬」ですが、
DPP- 4 はインクレチンを分解する性質のもので、これが働くと
インクレチンのシグナルが無くなり、
インスリン分泌や細胞でのブドウ糖の細胞取り込みが悪くなります。 このような「DPP- 4」の働きを止めさせるのが「DPP- 4 阻害薬」です。

「DPP- 4」はジペプチジルペプチダーゼ4と言うのですが、
「DPP- 4 阻害薬」がインクレチンの活性を継続させるという、 これまでのSU剤とは異なる機序でインスリン分泌を促進しています。

DPP- 4阻害剤は、海外では既に発売されていて、
日本でも、もう発売間近の状況です。

DPP-4 阻害剤のメリット
  • DPP-4阻害薬は経口投与可能な2型糖尿病治療薬
  • HbA1cを約1%程度低下させる
  • 体重に大きな影響がない
  • 経口投与ができる
DPP-4 阻害剤のディメリット
もともと体内にあるインクレチンの活性を高めるこの方法には、 ディメリットもあるようです。
それは、
..... インクレチンの活性を高めるだけでなく、種々に生体内に存在する生理活性ペプチドの分解にも関与するため、予想外の副作用が生じる可能性がある .....
..... たとえば、DPP-4はリンパ球の細胞膜上にも存在するため、DPP-4を抑制した際には免疫系への影響が生じる可能性がある .....
という指摘です。

「現状ではそうしたことは問題にならない」
というのが現時点での専門家の意見のようですが、
この言葉を「それは、次に考える問題だ」と解釈するのは、私だけだろうか。


■ 植物インスリンが血糖値に働く 薬用種 苦瓜 :
  1カプセルにおよそ1本分、蘭山ニガウリ100%の 糖素減
■ イミダペプチドのアミノ酸とはこれのこと :
  アンセリンとカルシノンのアミノ酸ドリンク

苦瓜・ニガウリ、大人の知識

品種改良で苦みが少なくなってきたといわれるゴーヤーですが、
それでも苦い野菜の代表です。
ゴーヤーのような苦い野菜を食べると、
不思議と甘いものを食べたいと思わなくなりますね。
逆に、しょっぱい味付けは、甘いものが欲しくなったり。

野菜としての苦瓜(ニガウリ)の特徴をまとめました。

苦瓜(ニガウリ)
  • 苦瓜はウリ科の一年草(熱帯では多年草)で、熱帯から亜熱帯のアジアが原産地。
  • 苦瓜には食用栽培種と薬用野生種があり、国内で出回るものは食用に品種改良された栽培種。
  • 日本では多識篇1612年に記載があり慶長(1596〜1615年)以前には存在していたらしい。
  • 現在は鹿児島、宮崎、長崎、佐賀、熊本、沖縄地方でハウス栽培され全国に出荷されている。
  • 中国で苦瓜は健康保険適用の医薬品となっている。
アジア
  • 中国人が好んで栽培したことでマレーシア、インドネシア、タイランド、ヴェトナムなどを中心に熱帯圏の各地に広がっている。
  • 薬用野生種と食用栽培種があるが、食用や薬用に使用できる品種は限られる。
  • 台湾以南で栽培されている苦瓜は、コブ状の突起が少ない中太の系統となる。
  • アジア、アフリカ、カリブ諸国では、未熟果を糖尿病の血糖値降下に用いるという。
  • 種子油を、中国では避妊薬、西インド地方では創傷の治癒の促進に用るという。
アジアの伝統的な用途
  • アジアの亜熱帯圏で栽培される苦瓜は、その万能さ故に古くから次のように用いられてきました。
    抗糖尿剤、血糖減少剤、抗発熱剤、抗マラリア剤、抗腫瘍(種子)、下剤、駆虫剤 など
中国では糖尿病の医薬品
中国では高血糖、糖尿病の医薬品として、健康保険の対象となっている。 中国では研究データや臨床治験データが非常に多く、裏付けのある、信頼すべき品種は中国産といわれていますが、植物は産地に応じて「亜種」となりやすく、まったく同じというわけではないことに注意です。
  • 中国での臨床治験によれば、 苦瓜成分 2-3 グラムを、食前一時間くらいに5−7日間摂取すると血糖値が大幅に改善する作用が報告されていて、血糖値に対するにがうりの活性はかなり強いようです。
漢方での薬効
漢方で使われるニガウリは栽培しやすいように品種改良された栽培種ではなく、 東南アジアなどの原生種に近いものが用いられます。

夏は火の季節で心臓を悪くする時期、
また、暑いために水を多量に飲むと湿で動悸の原因となります。
 ▼
  • 苦瓜は苦味が体を冷やして、口の渇きを止め、利尿作用で水分を対外に排出して動悸を取り除きます。
  • 動悸、息切れ、心臓痛等心臓の持病のある方には心臓の熱や余分な湿をして取り除きます。
  • 解熱、解毒、下痢などには、乾燥果実を1回量6〜10グラム、水0.3リットルで3分の1量まで煎じて、上部のかすを除いて食間に服用する。
  • 夏には最適な食べ物です。
国内の食用種の特徴
  • 果実はおよそ200〜350gの大小があり、白緑色から黄緑色、濃緑色など様々な色、形状は滑らかで太いもの、多数のコブ状の突起があるものとなっている。
苦瓜の食べ方
  • 若い未熟な果実を食用とします。
  • 果実が熟して橙黄色になったものは甘いのですが食用にはしません。
  • 小ぶりのものの方が味が良いようです。
  • 苦みは、塩もみ・油調理・湯がく・辛みの味付け・薄くスライス、などで和らげることができます。
沖縄特産のゴーヤー
  • 苦瓜やツルレイシの呼称が一般ですが沖縄ではゴーヤー(ゴーヤは石垣島)と呼ばれています。
  • NHK「ちゅらさん」により沖縄のゴーヤーの呼び名が広まりました。
  • 沖縄では一年を通してハウス栽培されています。
  • 沖縄産の特徴は一般に、九州産に比べ太めのものが多いことです。
苦瓜(ゴーヤー)は長寿食品
  • 長寿食品として有名で、これは、野菜としてはビタミンCの含有量が飛びぬけて高いことや、チャランチン・モモルディシン・共役リノール酸などを含み、インスリン様作用(植物インスリン)、コレステロール排出、脂肪燃焼などに働くとされ、更に、ククルビタシンは、夏バテによる食欲低下や前立腺肥大からの頻尿を改善させる働きがあとされます。
  • このような成分は「苦み」の元になっています。
    「苦み」が少ない品種や「苦み」を抜く調理をすると、これらの成分は少なくなります。
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◆◆苦瓜(ゴーヤー)の栄養や有効成分◆◆

◆ 苦瓜は水分が多くおよそ95%を占めていますが、ビタミンCが特に多く、キャベツの約2倍、きゅうりの10倍ほどと。その他にもカロテン、ビタミンB1、カリウム、マグネシウム、鉄分、リン、食物繊維などが含まれています。
カロリーは、100gあたり17Kcalと、とても低カロリー。

◆ ビタミンC
ビタミンC含量は高い順に、
種衣胎座部(ワタ)果肉(可食部)となり、
種子を包む皮とワタとの部分に全体のおよそ80%が含まれている。 ゴーヤーの断面
  • ビタミンCは、果実の肥大とともに濃度は減少し、オレンジ色になった過熟果ではほとんど消失します。
     
  • ビタミンCは水溶性です、苦みを抜くために「水にさらす」と流出することになります。こんなときは、塩もみや油やお酢などで、苦みをマスクするようにします。
     
  • ゴーヤー(苦瓜)のビタミンCは炒め物などの油料理に強く、分解は少ないといわれています。 種衣と胎座部のワタは、調理法しだいでは高ビタミンC食材になりますが、 料理では捨てることが多いく、最も少ない部分の果肉を食べているようです。
    ゴーヤー 76mg
    ピーマン 76mg
    モロヘイヤ 65mg
    キャベツ 41mg
    ホウレンソウ 35mg
実は、ビタミンCなら「胎座部(ワタ)」も食べた方がよいゴーヤーですね。 果肉だけだと20%ですか !

◆ チャランチン(薬用種)
チャランチンは植物インスリンともいわれ、膵臓の働きを活性化することや、インスリン様の働きをします。
苦瓜1本中のチャランチン含有量は、薬用苦瓜の種類によっても異なり、含有量が低い苦瓜で1本中に約1%、高級苦瓜では1本中に6%程含まれていますが、 ゴーヤーなどは食用ですのでこの数値よりも少ない値になります。

◆ モモルディシン
苦み成分の1つモモルデシンは、肝機能を高め、胃腸を刺激して食欲を増進させる作用があるといわれています。抗酸化に働くサポニン成分で、コレステロールや老廃物の排出などにはたらきます。
モモルディシンは、ワタに近い果肉の内側に多く、 苦瓜の総成分中0.6%しか採れないといわれます。

◆ 共役リノール酸
苦瓜の種子に多く含まれる共役リノレン酸は、体内で共役リノール酸に変わります。 脂肪を分解する酵素・リパーゼの働きを活性化することで、肥満や高脂血症の改善に効果がありダイエットに良いとされます。

◆ ククルビタシン
苦み成分の1つククルビタシンは、夏バテによる食欲低下や前立腺肥大からの頻尿を改善させる働きがあります。

→ ※ ククルビタシン (cucurbitacin) はウリ科植物に特有のステロイドの一種である。キュウリ、メロン、スイカなどのへたに近い部分に含まれる苦味成分である。特にゴーヤに多く含まれ、モモルデシチンとともに強烈な苦味の元になっている。AからRまでの種類があり、Cは特に苦いが抗癌作用があることが知られている。 (ククルビタシンはヘタの周辺に多い?)


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インクレチンが糖尿の根本にアタックする

careからcureへ。転換期を迎えた2型糖尿病治療
インクレチンの作用を高めるDPP-4阻害薬(シダグリプチンなど)は、
従来の治療薬とは異なり、
体重が増えることなく血糖値を下げることが可能になる。
米国などですでに広く使用され、
日本でも万有製薬など数社が関連薬の承認申請中、 インクレチン関連薬は早ければ今年秋ごろから認可される見通しだという。

エール大学のシルビオ・インズッチ氏の報告:
・米国ではこの10年ほどで、治療法が格段に進歩した
・2型については、11種類の治療法が存在する
・そのうちのひとつとして、「インクレチン」に着目した治療法に注目が集まっている
2009年5月23日 第52会日本糖尿病学会年次学術集会

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インクレチン (incretin) は、消化管ホルモンの一種。
インクレチンは2つのペプチドホルモン GIP GLP-1 の総称で、 ずれも消化管の内分泌細胞で合成され,栄養素の摂取に伴って血中に放出される、 膵β細胞に作用しインスリン分泌を促進する因子です。
今、最も注目されている糖尿病治療薬。

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GLP-1 ((glucagon-like peptide-1)
(グルカゴン様ペプチド-1)

GLP-1 には、以下の作用が知られています。
 ・インスリン分泌刺激作用(血糖低下作用)
 ・胃排泄・胃酸分泌抑制、
 ・満腹作用、
 ・抗肥満作用、
 ・膵β細胞増殖・分化・保護作用など

GLP-1 作用増強治療は、
2型糖尿病の病態の根本であるインスリン抵抗性,膵 β細胞機能低下を解消するもの。

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GIP (glucose-dependent insulinotropic polypeptide)
(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)

GIP は糖尿病で血糖降下作用は消失していますが、
脂肪蓄積、骨カルシウム蓄積などの側面を持ち、
そのシグナル遮断が抗肥満治療につながる可能性があります。

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インクレチン関連薬としては、現在のところ次の2つがある。
 ・GLP-1受容体作動薬(注射薬)
 ・DPP- 4 阻害薬(dipeptidyl peptidase Ⅳ)(経口薬)
GLP-1 と GPI は DPP-4 で分解され不活性化するため、DPP-4 阻害薬を投与することで、GLP-1とGPIのシグナルは増強されることになる。


■ 植物インスリンが血糖値に働く薬用種中国産苦瓜 :
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インクレチン、糖尿病治療に新時代

2型糖尿病治療に新時代をもたらすインクレチンは、
国内でも年内には認可されるかもしれません。

これまの糖尿病治療は合併症を押さえ込むケア治療が中心でした。
そうなんです。
今、インスリン自体を回復させるキュア治療が注目を集めていて、 2型糖尿病治療の新時代が訪れようとしています。

インクレチンの記事に、分かりやすく解説するページがありましたので、 要約して引用します。

以下は、「くまびょうニュース」 の記事を要約したものです。
(http://www.hosp.go.jp/~knh/03iryokankei/kumabyo/0121/07.html)


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インクレチンはインスリン分泌を増強する

・小腸からの抽出物インクレチンに
  血糖降下作用があることは以前から知られていた。

・食事の摂取とともに小腸から分泌されるペプチドホルモン。
  膵臓のβ細胞に作用することでインスリンの分泌を増強する。

・低血糖を来しにくい。
  ● 血糖もβ細胞に作用してインスリンの分泌を促進するが、
  インクレチンによるインスリン分泌には、
  血糖によりβ細胞内でカルシウムが増加することが必要。
  そのため、インクレチンは
  血糖値が低い状態ではインスリン分泌は増加せず、
  血糖が高くなって初めてインスリン分泌を促進する。
  つまり、「低血糖を来しにくい」ということが特徴。

インクレチンには膵β細胞保護作用がある

・膵β細胞の増殖を促進する、あるいは
  細胞死を抑制するという長所がある。
  膵β細胞再生過程において、
  再生・分化に重要な役割を果たす遺伝子の発現が増強する。

・食欲抑制作用がある。

インクレチンは高血糖を改善する

このようなインクレチンの優れた糖代謝改善作用を治療に応用しようとした場合の最大の問題点は、血液中の分解酵素の影響で非常に早く活性を失ってしまうこと、半減期が約15分ともいわれる。
このため、その活性が失われないように、
 1)インクレチン誘導体(注射薬)の開発
 2)分解酵素の働きを阻害する薬剤(経口薬)の開発
が行われました。

現在、これらの臨床試験が日本でも行われていいて、
米国ではHbA1cの低下・空腹時血糖値の低下・体重減少を起こすことが明らかとなり、2005年に承認され使用されている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インクレチンについて:
体内では、インスリンとグルカゴンによって血糖値が調節されています。小腸でのグルコース吸収や肝臓からのグルコース放出により血糖値が上昇すると膵臓でのインスリン分泌が増加し、筋肉や脂肪組織などでのグルコース取り込みが促進され血糖値が低下します。
一方、低血糖時にはインスリン分泌が減少するとともに、グルカゴンあるいはアドレナリン、成長ホルモン、糖質コルチコイドなどが増加して血糖値が上昇します。
このような血糖調節のしくみにインクレチンというホルモンが深く関与していることがわかってきました。(出典:万有製薬)


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血糖ダメージ、カラダを修復する方法

血糖値の乱高下が収まっても、
ダメージを受けたカラダの機能は修復されていません。
薬剤を少なくしていく日常の努力が、
カラダを元気にしていきます。

植物インスリンを考えてみましょう。
ゴーヤー(薬用ニガウリ)に含まれるチャランチンは、
1966年に血糖値を下げる作用が報告されたものですが、
チャランチンのことを
Pインスリンや植物インスリンと呼んでいます。

薬剤を使いながら血糖値を下げる治療では、
 ーーたとえば、スルフォニル尿素剤を使うときのように
その作用が効きすぎ、
「低血糖」を起こすこともあります。

しかし、植物インスリンでは、
有効成分チャランチンが血糖の上下、両側で働いてくれます

血糖値が上がると .....
チャランチンは、膵臓のβ細胞に働きかけることでインスリンの分泌を促し、血糖を下げるように作用します。

血糖値が下がりすぎると .....
チャランチンは、血糖値が下がった場合、α 細胞からグルカゴンを分泌し血糖値を上昇させ、血糖値を安定させます。

このように、
チャランチンは、血糖値を下げるインスリンと、上げるグルカゴン、 両方のホルモンに働きます。
チャランチンは低血糖にすることがありません
これが、「チャランチンは植物インスリン」といわれる由縁です。

※ チャランチンは薬用苦瓜(薬用ニガウリ)に多く含まれる成分で、 すい臓の働きを活性化し正常な働きに戻すように作用する
脂溶性のタンパク質です。

健康なときの血糖値は、
空腹時、約70〜110mg/dLの範囲内に維持されています。
血糖が高めのとき、以下のようにシフトすると、
糖尿病との関係が報告されていて、糖尿病のリスクが高まります。
第52回日本糖尿病学会年次学術集会では、
次のように報告されています。
高血糖と糖尿病リスク
・90〜99mg/dLでは2.20
・100〜109mg/dLでは6.42
・110〜125mg/dLでは14.78

一方、低血糖側ではどうでしょうか。
糖尿病の血糖コントロールの失敗、機能性低血糖症、ウツ病、などで起きやすい低血糖は、 身体的な発作と精神症状があらわれます。
疾患そのものが低血糖を引きおこす場合と、薬剤による一方的な低血糖化がありますが、
いずれも、その原因には、
血糖値を下げる働きのインスリンが機能しなくなっていることや、 これにともなうホルモン分泌の乱れ(自律神経の乱れ)があります。
詳しくはこちら: 機能性低血糖症にある高血糖と低血糖

緊急のときは、もちろん薬剤を使いますが、
1つの薬剤で、血糖値の上下を管理できるほど進んだ状況にはありません。 このため、「効き過ぎ」を起こしてしまうことがあるわけです。

緊急時は、片方向に傾斜させる薬剤を利用し、
日常は血糖値安定に働く植物インスリンで「補完」する、 このような組み合わせで、カラダへの負担を軽減しながら、 ダメージを受けた身体の修復を進めることができます。

また、薬用苦瓜を丸ごと利用する栄養補助食品では、
チャランチン以外の成分も含まれます。
注目は、血中コレステロール値を下げるサポニンのモモルディシンです。 このような薬用種を濃縮して作られる食品の利用は、
メタボリックの予防としても期待できます。


■ 植物インスリンが血糖値に働く薬用種中国産苦瓜 :
  1カプセルにおよそ1本分、蘭山ニガウリ100%の 糖素減
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