サイトカインストームに予防法は無い

免疫細胞が暴走するサイトカインストームに、予防法は無い
やっぱり怖い鳥インフルエンザH5N1型

オススメの対策


● ストレスに注意し、睡眠・運動・バランスの良い食事で、抵抗力(免疫)を高めておきましょう。そもそも、ウイルスを体内で増速させない抵抗力が必要です。

● うがいや手洗いの遂行、マスクの着用を準備しておきましょう。

● インフルエンザウィルスが流行することが冬に多いのは、ウイルスにとって温度20度前後、湿度20%前後という環境が最適だからです。 室内では加湿器などを使ったりして適度な湿度(50〜60%)を保ちましょう。

● 新型インフルエンザが発生した場合、最低でも2週間は家にこもることが良いとされています。

H5N1ウイルス 鳥インフルエンザ
強毒性H5N1ウイルスが恐れられているのは、
H5N1型ウイルスが全身に感染する強い毒性と、サイトカインストームを起こす性質をもち、2つのことが高い死亡率につながっていることです。

09年6月時点で、サイトカインストームに対する予防法も治療法も分かっていません。 スタチン(脂質異常症治療薬)の効果が報告されているようでうがまだ調査段階です。

抗インフルエンザ薬
早期の段階にタミフルやリレンザを利用することで、H5N1型ウイルスの増殖を抑えることができますが、通常、ウイルスは感染後2〜3日で最大数になってしまうので、その前に使わないと効果が期待できなくなります。
くれぐれも、抗インフルエンザ薬はウイルスの増殖を抑えるものであり、殺すわけではありません。そして、増殖するウイルスの量に応じて、サイトカインストームの脅威にさらされていることに、変わりはありません。

ワクチンの接種
突然変異を繰り返しているウイルス、用意してワクチンが効かないこともありるわけで、発生してからでないとそれに見合うワクチンは作れません。
また、プレパンデミックワクチンの利用(接種)には、優先順位があります。 政府案にを簡単に言えば、摂取対象者をカテゴリー1と2に分類して、 医療機関関係を中心に国会や地方自治体の議員や警察官、運輸など、社会生活において必要不可欠な職種を対象にしています。

しかし、サイトカインストームが多い10代〜30代というカテゴリが無いことや、用意できる数量など、対策は万全ではないようです。

解熱剤の服用は注意
鎮痛解熱剤の使用は注意しましょう。
アスピリンやサリチルアミドなどのサリチル酸系の薬は、
インフルエンザの場合、
15歳以下の子供は原則飲んではいけないとなっています。 服用した場合、インフルエンザ脳症を引き起こす危険性があると言われています。
アスピリンはバッファリン等、サリチルアミドはPL顆粒、PA錠等です。

抗生物質は効果ありません
抗生物質は、細菌に効果のある薬で、インフルエンザウイルスには効きません。
かぜ薬も、通常の症状である熱、咳、鼻水などの症状を抑える薬で、インフルエンザに効く薬ではありません。

ステロイド(ホルモン剤)は使わない
通常、免疫の過剰反応を抑える薬であるステロイドですが、鳥インフルエンザの患者にステロイドを使った場合、ウィルスが増えたという結果があります。

インフルエンザQ&A 国立感染症研究所 感染症情報センター
インフルエンザ脳症: 感染症情報センター
新型インフルエンザの報告数やその地域


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