ゴーヤーは保存食にすると捨てるものがない


ゴーヤーの
果実は健胃・疲労回復に、
葉は皮膚病や火傷、
葉の汁は駆虫、
花は喘息によい
とされています。

国内で栽培されるニガウリの品種は、食用として品種改良されてきたもの。血糖値の調節に関しては、薬用品種ほどの効果は持ちません。

しかし、食用品種のニガウリ(ゴーヤー)は、 毎日、継続して食べたり、お茶で飲んだりすることで、 沖縄では、滋養と健康に利用されてきました。

良いことを長く続けることが、健康な体づくりには大切ですね。
グリーンカーテンに利用されることが多いゴーヤー、
無農薬を活かして、上手に利用しましょう。

● 保存食として
未熟な果実を、スライスして冷凍する、または、天日干しする。

● お茶として
未熟な果実やヘタ、葉、茎、すべてを刻んで天日干し、お茶にする。

● 来年の種を残す
幾つかの果実はオレンジ色になるまで残し、種子を取りましょう。
(完熟すると自然に実が割れます)
また、完熟果実は甘いので食べても美味しい、これは江戸時代の食べ方です。

中国では、生活の中でハーブ茶としても苦瓜は愛飲されています。
ニガウリを薄くスライスしたあと天日干し、いつでも利用できるようにしています。 苦瓜のビタミンCは加熱に強い特徴があり、お茶して飲んでも、 ビタミンCは壊れにくく、その抗酸化作用が美容や老化防止に役立ちます。

葉や茎、種、ワタ、捨てるにはもったいない
● ビタミンC含量は高い順に、種衣 > 胎座部(綿) > 果肉となります。
● 外皮近くの果肉やワタにあるモモルディシンは、肝機能を高め、胃腸を刺激して食欲を増進させます。
● 外皮近くの果肉にあるチャランチンは、植物性インスリンといわれるものです。
● ザクロでもおなじみの種子に多い共役リノレン酸が、脂肪分解
● 特にヘタの回りに多いククルビタシンが、夏バテなどの疲労回復にはたらきます。

モッタイナイので、お茶は全てを使いましょう
お茶用にはすべてを使うようにしましょう。
苦瓜の旬は未熟の果実を食べる7〜8月あたりですが、
茎や葉、そしてヘタや果実、
青葉の時期に一切合切、収穫して天日干しにするのも手です。


■ 植物インスリンが血糖値に働く中国産苦瓜 :
1カプセルにおよそ1本分 蘭山ニガウリ100% 糖素減

■ 免疫力増強・血糖値や血圧対策にアミノ酸ドリンク :
アンセリンとカルシノンのチキンエッセンス

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  ホントナノ